ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第71話】あらすじ
食後のお茶を頂きながら、シャルティアナと皇太子は救貧についてのはなしをしています。
シャルティアナは救貧を行ったとしても、西部地域の食糧難を解決するのは難しいと考えているのです。
荒廃してしまった土地ではしばらくの間作物は祖たちにくい為、麦ではなく他の作物を作ることを提案しました。
栽培期間が短く、水をあまり必要としない作物だとシャルティアナはいいますが、皇太子は何か思いつくものがあるのかと、あまりぱっとしていないようです。
そんな作物あるはずがない・・・ですがあることを思い出します。
荒廃してしまった地球を捨てて、他の移住惑星を探すという映画で、米と麦がすべて枯れてしまっても、トウモロコシだけは変わらずに育つシーンがありました。
そしてこの世界でも、トウモロコシが入った食べ物があったのです。
シャルティアナ「トウモロコシはいかがでしょうか?」
皇太子「救貧だけでも忙しいだろうに、このような提案にまでするとは・・・大したものだな。いい考えだ、検討してから結果を伝えよう」
すると、これも直接指揮を行いたかったのか?と確認されました。
自分がかとシャルティアナは驚きますが、これはそなたが出した意見だからと、認めてくれそうな雰囲気です。
シャルティアナ「私には、救貧業務がありますから・・・」
しかしシャルティアナ抜きで進めるわけにはいかないと言われてしまい、顧問としてかかわるのはどうかと提案されます。
皇太子「難しく考える必要はない。今のように意見を伝えてくれればよい」
失敗のリスクがほとんどないプロジェクトに、大した努力をせずに便乗するだなんて・・願ってもいないこ都ではありますが、これは西穀倉を押し付けたことを申し訳なく思っているからでは?と少し警戒しました。
悪女の定義【第71話】ネタバレ
シャルティアナ「わかりました。せっかくの機会ですもの、喜んで引き受けさせて頂きますわ」
そしてシャルティアナは一つ気になることがあると前置きし、南穀倉の責任者がどんな人なのか聞いてみます。
皇太子「ユソフ伯爵だ。今年から彼が新たに南穀倉の総責任者を任されることになった」
今年から変わった・・・これはシャルティアナにとって、有利な状況なのかもしれません。
西穀倉は以前より南穀倉から支援を受けてきました。
しかし支援量は年々少なくなっており、それは南穀倉の穀物が不足していたからではないのです。
きっと責任者が西穀倉への支援を渋ったせいなのでしょうが、そんな相手だと交渉は難しと考えていたのです。
新しい責任者はどんな方なのだろう、そう思い皇太子に聞いてみることにします。
シャルティアナ「ユソフ伯爵は・・・」
皇太子「有名な慈善事業家で、欲がなく情け深い人物だ」
これは最高の条件かもしれない!
今年の救貧事業は皇太子が受け持っていたため、穀倉の人事異動には彼の意図が反映されているのかもしれません。
この違和感は前にも感じており、皇太子はアイリーンに西穀倉の次に悪条件な東穀倉を割り当てています。
どうしてシャルティアナが有利になるように働いてくれているのか・・・それは公平性のバランスを保つためだけなのか?まったくわかりません。
ここで探りを入れてみることにしました。
シャルティアナ「今年の救貧担当は殿下が決められたのですよね?」
責任者を決めるのが自分の仕事だと言います。
シャルティアナ「皇后陛下は反対されたのではありませんか?」
この言葉に少し反応し、不機嫌そうな顔を見せました。
皇太子「母上は無理を通して望むものを手に入れられたのだ。それ以上のわがままを許すわけにはいかない」
シャルティアナ「責任者である殿下が決定されるべきだとおもいますわ」
まだ皇后のことを怒っているのでしょう。
さらにシャルティアナは南穀倉の協力を得るために、有利な状況を作ってくださったんですね、とさらっと伝えて成功させないわけにはいかないと付け加えました。
皇太子「それをどのように利用するか決めるのは、そなたの役目だ」
そして皇太子は席から立ち上がり、ユソフ伯爵は情け深いが決して単純な人物ではないこと、愚鈍な者に穀倉の責任者を任せたりしないと言います。
同情に訴える方法だけでことを進めようなど考えない方がいいと言いながら、シャルティアナへ手を伸ばします。
そして急に、そろそろ戻ろうと冷たくなっていくのです。
手を引かれシャルティアナは席を立ちますが、手のつなぎ方がいつもの通りではなく、恋人繋ぎに変わっているのです。
皇太子「少し庭園を歩きたいがよいか?」
恋人繋ぎにきまずさを感じながらも、さらに強く握られてしまうので戸惑います。
本当に何のつもりだろう・・・考えていると、皇太子は立ち止まりジャケットを脱ぎ始めました。
そしてそのジャケットをシャルティアナの肩へとかけるのです。
皇太子「風が冷たいな」
シャルティアナ「殿下は平気なのですか?」
するとそんなに弱い男にみえるのか?と言われたので、シャルティアナははいはいといつものように冗談交じりにかわします。
皇太子「もし病気にでもなったら、そなたが看病してくれ」
急に近づいてきたと思ったら、耳元でそう言われてしまい、シャルティアナは一気に顔が赤くなります。
シャルティアナ「そのような言葉を誰にでも軽々しく仰られるのは良くないと思います!」
冗談のように言い、自分のせいで風邪をひいたら責任を取れという意味でしょうか?と続けます。
シャルティアナ「まあ私が上着を脱いでくれと頼んだわけではありませんし、厳密に言えば私の責任では・・・」
すこし皇太子の表情がムスッとしてきます。
皇太子「そのくらいはわかっている」
シャルティアナ「ええ、もちろんわかっていらっしゃると思いますけど」
皇太子「わかっていないのは、そなたの方だろう。私がそなたより・・・!」
途中で急に止めてしまい、シャルティアナは聞き返しますが「いやいい」と続きを教えてはくれません。
皇太子の顔は少し赤くなっており、背けます。
シャルティアナは気にしないようにして、こんなことで言い争いだなんて笑えるくらいにしか感じていません。
以前はこんなに着やすく接するなんて想像もできなかった・・・そう考えながら皇太子の後ろをついていると、明かりが目に入りました。
その明かりの方を見ると、そこには部屋のテラスからこっちを見ているアイリーンがいたのです。
部屋の明かりに照らされ、アイリーンの真っ青な顔がはっきりと視て取れました。
皇太子にもう少し近づけばさらに激しく歪んだ表情をみることが出来ましたが、そうしたくはなかったのです。
きっと何となく、後ろめたさがあったからのようです。
悪女の定義【第71話】感想
二人は良い感じですね!
皇太子が続けて言おうとしていたことがきになりますが、昔に比べると皇太子の気持ちはシャルティアナへ向いているようにみえます。
やっとでてきたアイリーン!こんなシーンを見せつけることが出来、すっきりです!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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