漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
目次
光と影【第16話】真実と嘘のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第16話】真実と嘘のあらすじ
城の使用人であるロウェルは、これまでイーライ以外の人にも使えてきましたが、他の貴族とは少し違っていました。
出身のことはもちろん、決定的に違ったのはその目で、初めて会った日にはあまりにも怖くて、自己紹介をするのがやっとだったほどでした。
さらにロウェルはエドナに対しても少し変わっていると感じているようです。
貴族のお嬢様といえば、プライドが高く気難しくて、使用人などどうであれ興味がないことがほとんどですが、城の人手が足りないことを聞いて、仕事を手伝ったり、領地の状況を把握してすぐに城のものを出したりとよく働く姿に、本当に優しい方だと思っていました。
ロウェルの視点から見ても、エドナは変わっていると感じられるようですね。
イーライも他の貴族とは少し違う印象を与えているようで、変わり者と変わり者がどんな政治を行って行くのか、引き続きみていきたいところです。
光と影【第16話】真実と嘘のネタバレ
エドナの腕を引っ張り、強引に自室へ連れこんだイーライ。
その扉が閉まる大きな音を聞いて、町民たちは城の物を出すことに反対したのではと不安がり、エドナの命を心配しています。
部屋の中では、エドナがベッドの上に座らされ、剣を向けられています。
イーライ「お前は――本当に私生児なのか?」
その言葉に、ここで一歩間違えば本当におしまいだと、自分自身に落ち着くよう心の中で言い聞かせます。
イーライもエドナが口の上手いだけじゃないと、ただ者ではないと様子を伺っています。
人に信頼を与える時に口よりも大切な態度をわきまえていて、時には凛然と、時には優しく言い聞かせ人々を導く老巧さに、絶対に普通の私生児ではないとエドナの答えを待っています。
エドナ「・・・それが――それが、そんなに大事ですか?」
想像していたのと違う答えに、驚くイーライ。
エドナは俯いたまま話を続けます。
エドナ「それが人達の前で無理やり引っ張ってこなれけばならないほど・・・大事なことだったんですか!?」
そして、スッと顔を上げて、じっと目を見つめます。
剣に対して、怯える素振りなど一切見せません。
エドナ「すでに知っているでしょうが、住民たちはあなたを怖がっています。」
「しばらくはいやでも物を配り続けたほうがいいです。彼らの恐怖が薄れて信頼を取り戻すまでは。」
「・・・・・・私に本当に私生児なのかって聞きましたね?そう、もしかしたら――あのお城で私は私生児ではなかったのかもしれません。」
「女中だったから。」
真実の中に嘘を入れて、嘘や正体がバレないように、エドナは話をしています。
それから、仕事が下手で毎日殴られたこと、毎晩犯しに来る騎士団から逃げ回っていたこと、隠れている場所がばれて殴られても誰ひとり助けてくれなかったこと、辛い過去をひとつひとつ明らかにしていきます。
過去の辛い記憶があるからこそ、必死であの人達を助けたかったと、拳を強く握っています。
エドナ「彼らが感じた飢えと苦しみ。そして底知れない挫折感。すべて私も経験したものだったから・・・・・。」
「――しかしそのためあなたが私を疑うというのなら―好きにしてください。」
自らの命を好きにして良いというエドナの目は、イーライをまっすぐ見つめていました。
光と影【第16話】真実と嘘のみんなの感想
部屋へ連れ込まれ、剣を向けられたエドナは、それでもなお、取り乱すことなく冷静でした。
自らに落ち着くよう言い聞かせ、真実の中に嘘を紛れ込ませるという作戦を淡々と行う姿には、逆にこちらが引いてしまいそうになるほどでした。
思いがけない言葉が続き、イーライも少し動揺しているように感じられましたが、果たしてその命は、守られるのでしょうか。
生かしておいた方が、何かと役に立ちそうな気はするのですが、そこに気付いてもらえるのかどうか・・・・・・。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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