「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」はAhBin先生の作品です。
突発的な人気投票を始めたカナリアですが、あまりにも予想を裏切るような結果によりセザールとまたしても気まずい雰囲気となってしまいます・・・。
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目次
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第55話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第55話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第55話】のあらすじ
メイドたちの中で「皇室の男子は誰が一番なのだろうか?」そんな好奇心から始めてしまった人気投票の発表が出ます!
ちなみにカナリアは当初は自分の夫であるセザールに一票入れる方針だったのですが、前回で聞いたジャックスの評判を思い出し、彼には一票も入らないだろうという同情心によって彼に入れてしまっておりました。
カナリア「私1人くらい、平気でしょう!」
これは自分たちの議案がかかっていた定例会議とは違い、あくまでも単なるお遊びでしかありません。
同じ頃、前回で慌てて部屋を出てしまったことをカナリアに謝罪するために訪れていたセザールもメイドたちの会話がたまたま聞こえたことで人気投票のことを知ってしまいます。
彼が向かってきていることなど知らぬまま、投票結果が発表されました!
メイド達による投票の結果とは・・・
第1位:イーサン卿
第2位:ノア
上位にはこの2人が入る結果となりますが、メイドたちによる普段の評判を聞いていたことで軽く納得しますが、カナリアにとっては「セザールが何位なのか?」の方が強く気になります。
すぐに上位2人の名前から視点を下にズラした結果・・・
カナリア「セザールが0票って!?」
そう、あのセザールには全く票が入っておらず、予想とは真逆の「最下位」となってしまったのです!
ちなみに彼のすぐ上にはカナリアからの一票が入ったジャックスの名がありました。
セザール「0票!?」
カナリアやメイドたちと一緒に結果発表を見ていたセザールは自分に全く票が入らなかったことを知ってショックのあまりに震えて始めてしまいます!
カナリア「ちょっと待って!これは・・・」
またしても、すぐに逃げさってしまったセザールを追うカナリアですが・・・!?
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第55話】のネタバレ
皇子宮へ逃げたセザールはまだショックが消えず、ソファの上で倒れ込んでしまっております。
セザール「カナリアも投票したはずなのに、0票だと!?俺って高感度低いのか!?」
幼少期の頃から周囲からは「男前」と言われ続けてきて、それなりに意識していたセザールは、自分のこれまでの人生の一部を振り返ります。
まだ少年期で若き頃の騎士団たちから剣を習っていた時も・・・
ジャックス「お前、目つき悪いなー!」
あのジャックスからも目つきのことでケチをつけられていたことを思い出します。
さらには、ノアと一緒に出席したパーティーの席でも彼からモテすぎることの悩みを聞かされた時にも、あまりにも割り切った素っ気ない返事で答えたことを思い出します。
セザール「俺はパーティーでカナリア以外の女性とは5句以上の言葉を交わしたことがない」
そこまで思い出した時点で全てが見えてきました。
セザール「他の人達には構わないが、カナリアに嫌われたら・・・」
そう、彼にとっては自分の人気などよりもカナリアにまで嫌われてしまったと思い込んでしまいますが、それほどにまで「0票」の結果が彼に重くのしかかっていたのです。
しかし、それは彼の単なる思い込みでしかありません。
投票結果を見た途端にセザールが逃げ出した後、カナリアはメイドたちに対してセザールに票を入れなかった理由」を問い詰めていたのですが、メイドたちからの答えは・・・
「セザール自身が妻のカナリアを強く愛しているのに、メイドでしかない自分たちが彼に票を入れるなど恐れ多いこと」
つまりメイドたちもまた、それなりに気を使って投票した結果がコレだったわけです。
そして、すぐに追ってきたカナリアも入ってきますが、セザールの方はソファに寝転んで狸寝入りを始めてしまいます。
カナリア「セザールって本当に私のタイプなのよね!本当にカッコ良い・・・」
セザール「カッコ良いだとっ!?」
カナリアからの「カッコ良い」に強く反応してしまった彼はすぐに起き上がると同時に彼女の手を握ってしまいます!
セザール「お前にとって、俺は本当にカッコ良いのか?」
カナリア「はっ?まさか、本当に知らなかったの!?」
今度は自分のカッコ良さにも気づけていないセザールに対して、カナリアの方が強く驚愕させられます!
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る【第55話】のみんなの感想
定例議会で勝利できて、少しくらい羽目を外して楽しみたい気待ちは分かりますが、カナリアの方もちょっとお遊びが過ぎましたね・・・。
そして自分のカッコ良さにも気づかないセザールに対しては一見すると異常に見えるのかもしれませんが、彼は第一皇子として戦争などを始め多くの苦難に遭ってきた人だから、そうしたことを考える余裕すらもなかったのでしょう。
まとめ
「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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