捨てられた皇妃【第97話】のネタバレ・感想!

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第97話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第97話】のあらすじ

皇太子は宴会の席で、みんな集まっているからと公言することにしたのです。

皇太子「僕は五人の王女そのいずれも迎え入れないことに決めた」

アリスティアはその宣言を聞いて驚きます。

周りの貴族たちは、ちゃんと選んでもらわないと!話が違う!と慌てています。

次期皇妃を迎え入れることはすでに決まっており、急にそんなことを言われても困ると言った感じです。

皇太子「モニーク侯爵令嬢が正当な理由なくティアラをかぶっていると思うのか?これは陛下が授けたものだ」

そうみんなの前でいうのですが、ゼナ公爵がいくら何でも約束を覆すのはどうかと思うと口をはさみます。

すると皇太子は、こう決定するに至ったのには正当な理由があると話し始めました。

捨てられた皇妃【第97話】のネタバレ

正当な理由として皇太子が話し始めたものは、王女たちの素行を暴くものでした。

権力や富に溺れた三人の王女の裏の顔は、聞いていた者を驚愕させるものでした。

 

そしてプリンシア・デ・ルア、ルア王国の第二王女は、私の事は何も言及しないでくださいと笑顔で答え、次期皇妃の座は辞退すると言います。

そしてベアトリーシャ・デ・リサ、リサ王国の第五王女も、辞退しますと皇太子に言い、あの事だけは・・・と顔を青ざめています。

皇太子「わかった、しかしいずれ知られることだ。心の準備をしておきなさい」

そして以上とし、イット王女が不適格である理由はゼナ公爵が一番良く知っているだとうと話を振り、書類を渡しました。

ゼナ公爵「こ・・・これは・・・!!どうしてこれを・・・!」

陛下「あまりバカにされては困るぞ、公爵」

そしてルア王国の王女であるプリンシアに、我が帝国との同盟締結のために遠路遥々ご苦労だったと労いの言葉をかけました。

さらに、ひと月に渡り秘密裏で進めた話し合いの結果、満足のいく答えがでたと思っていることを伝え、意見を求めます。

プリンシア「わたくしも、そのように思っております陛下」

我が国王も喜ぶでしょうとし、陛下も帝国から使節団を送ることを約束しました。

ルア王女をみてアリスティアは、そうだったのかと驚きます。

そして人の目をごまかすために次期皇妃候補を装っていたから、自分に敵対的じゃなかったんだとわかったのです。

陛下「リサ王女、そなたも事態を表明したが、リサ王国はそなたの意思と同じだろうか?」

その言葉にとまどう王女。

陛下「でもまあ、そなたが犯した不名誉な過ちを思えば、帝国がそなたの国に攻め入らなかっただけ感謝すべきであろう」

話す陛下の表情は、かなり恐ろしいものになっています。

リサ王女「お・・仰るとおりでございます陛下」

そしてリサ王国に使いを送ることを陛下が伝え、それまでリサ王女はこのままいることとなりました。

そしてあとはイット王女。

陛下「ゼナ公爵からイット王国に相当な量の財産の移動があったようだ。どのような取引があったのか実に気になる」

帝国法には財産を他国に流出させることを禁じている事項があり、これに背いた場合重罰を科せられるのです。

ですが陛下は笑顔で、自分が可愛い未来の嫁にティアラを授けたのと同じで、ゼナ公爵も帝国の未来を思いイット王国との交流を深めていたのではないか?とみんなの前で確認します。

さらにはルア王国を討とうとしているイット王国に、リサ王国と応援を送ろうとしたり、イット王女を皇妃にして皇室の情報を抜き出そうとしたり、それによって皇太子を陥れようとしたことではないだろうと続けました。

陛下「先に逝ったカイシル、ハイデル、ラウレルの名を、公爵が忘れるわけがないのだから・・・そうだろう?」

ゼナ公爵「も・・・もちろんでございます、陛下」

そういいながら頭を下げます。

陛下はわらいながら、自分の予想が外れていたらどうしたものかと心配したと言います。

陛下「それでは、五人の王女は辞退を申し出たり不適格であったため、次期皇妃は選ばないことにする」

そんな陛下の様子を見て、アリスティアはあれが支配する者の姿なのだと感じました。

 

 

カイシル、ハイデル、ラウレルは十数年前に消された公爵たちのことで、陛下が彼らの名前を挙げたのは、これが最終警告だということを意味します。

もしアリスティアがモニーク家の娘ではなかったら・・・陛下は自分に猶予期間など与えてはくれなかったはずだと考えます。

それ以前にいくら自分がモニーク家の娘でも、陛下が嫁げと仰れば嫁ぐしかないことはわかっています。

そして自分はとても寛大なご配慮をいただいていたんだと、今回のことでさらに実感しました。

陛下「帝国祭最終日だ。最後の宴会を楽しんでくれ」

そう陛下はいまでこそ聖君と呼ばれていますが、かつては逆らう者をみな処刑してきた恐ろしいお方なのに・・・。

 

 

陛下「アリスティアを怖がらせるつもりはなかったのだが」

アリスティア「あ・・・わたくしでしたら大丈夫でございます、陛下」

どんどんパパに似ていくと陛下は言い、さらに子供の頃は自分にも甘えてくれていたのにと寂しいんだそうです。

その話にアリスティア驚きます。

幼いころアリスティアは、陛下と呼びながらよちよち寄ってきては、肩車をしてあげると髪の毛を引っ張って楽しそうに遊んでいたそうです。

そんなこともあった、陛下は笑って話します。

そのときアリスティアは、自分にはこんなにも優しいのに、皇太子にはどうしてなんだろうと疑問が浮かびました。

アリスティア「・・・陛下、誰も迎え入れるおつもりがないのでしたら、どうして王女たちが来るのを黙認されたのですか?」

ですが陛下は、皇太子の決定を尊重したまでだと言い、アリスティアはまさかの事に驚きます。

そして貴族派の悪だくみを阻止してイット王国とリサ王国の同盟を暴き出せたこと、その結果攻め入られる可能性があったルア王国と同盟を結ぶことが出来たこと、さらにはリサ王女が犯した過ちによってリサ王国は今後帝国に従うしかないことを上げました。

陛下「今思えば、黙認したことで多くの物を手にしたよ!」

アリスティア「ですがルア王女のようなすばらしいお方も辞退されてしまいました」

たしかにあのような人材はそうそういない、そのことは陛下もわかっています。

皇妃に迎えるとルア王国とはより強固な同盟関係を結ぶことができるでしょうし、彼女自身も優れた政治感覚で皇室と皇太子の力となってくれるでしょう。

ですから皇太子の意向を聞いたそうなのですが・・・皇妃を迎える気はないと言われてしまったのだそうです。

陛下「驚いたか?まだ時間は十分ある。よく考えていなさい」

笑顔でアリスティアへ言ってくれました。

 

 

アリスティアは一人考えています。

皇太子は物事を冷静に判断し、最も合理的な道を選ぶ人。

そんな彼がルア王女の価値に気づかないわけはありません。

アリスティア(あれほどふさわしい人がいるのに、どうして手に入れようとしなかったの?)

そして陛下がこのティアらをくれた本当の意味が一体なんなのか、わからずに考えます。

アリスティア(あら?彼がくれたドレスと宝石に靴。そして今日陛下がくださったこのティアラ。まるで前もって色を合わせておいたかのようにどれもピンクだわ!!)

目の前の鏡を見て、そことに気づきました。

皇太子「気に入ってもらえたか?」

アリスティア「陛下!陛下が・・・用意してくださったのですか?ティアラも?どうしてこのような貴重なものを私に・・・」

皇太子は黙ってうなずきます。

皇太子「君は僕の婚約者ではないか。事前に作らせておいたものの、先に君の意向を聞きたかった」

「約束の日まで、君の決意をもう一度考え直してくれないか?」

向かい合い、真剣に思いを伝えます。

アリスティア「で・・・殿下?」

 

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

捨てられた皇妃【第97話】のみんなの感想

プリンシアはそう言うことだったんですね!その計画であれば、モイーラにばれるわけにはいきません!

うまく勘違いされて、しかもゼナ公爵を追い込むことができました。ですがこうなると、アレンディスは?

ただのスパイとなっていただけなのでしょうか?

そこはまだ解決していませんね。

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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