「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第31話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
悪夢を見たサハラは、目を覚まして一目散にスウの部屋にいった。
「どうして俺を殺すの。俺、悪い事してないのに」と泣きじゃくるサハラ。彼を落ち着かせ、スウは彼の食事をとりに行った。
食事を持って戻るとサハラの姿がなくなっていた。
レンは狩猟祭に出ていた。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第31話】のあらすじ
「サハラ様ー。サハラ様~どこですか~?かくれんぼはやめて出てきてください」
スウはサハラの名を呼びながら、ベットの下などあちこち探した。
(一体どこに行ったんだ。どうせこの階の外には出られないだろうけど…)
スウは廊下を歩きながら考える。
(外に伝えた方がいいのか…。
ここの宮人たちは、皆何だかよそよそしくて、気まずいんだよ…。
会話もろくにしてくれないし、俺たちの事を嫌っているような…)
「はぁ。まったくどこに…」
スウは壁に寄りかかってため息をつく。
―キイッ…
「……ん?…押せるじゃないか、隠し扉か?
壁とそっくりで、よく見ないと気付かないな…」
寄りかかったことによって開いた扉を、さらに開けて中に入っていった。
「他の通路に繋がってる」
(隠し通路…話に聞いた事はあったけど、神宮にもあったとは…。
そう言えば、皇族たちも滞在する事があると言っていたな…。
灯は全て消えている。まさかここを通って行ったのか?
あっちから風が吹いて来ているような…)
スウは灯の消えている通路を奥まで歩いた。
(ああ、やっぱり外に繋がっていたんだな。どうりで長いと思った。
神宮の裏手の山へ行けるのか。特に手入れはされていないようだけど。
危険な道だから、皇子がここを通ったなら遠くまでは行っていないと思うが、誰かと出くわす前に、周囲だけ少し見回ってみよう)
スウは考えて、外に出た。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第31話】のネタバレ
「サハラ様ー。サハラ様ー。どこですか~。危ないので早く出てきてください。
サハラ様ー。私の負けですから~。出てきてください-」
スウは小声でサハラを呼びかける。
しかしサハラからの返事はない。
(外に出たんじゃないのか?戻ってみるか…)
そう思ったスウだったが、少し遠くの足元にあるものを発見した。
「毒キノコ!!」
スウは嬉しそうに毒キノコに近づいた。
毒は上手く扱えば、証拠もほとんど残らず、死亡する時間や原因さえも、ある程度は偽造できる。
今のような時期の後宮部では、手に入れたがる者の数に対し、いつも不足しているもののうちの一つ。
しかし妃たちが毒性のある薬物を直接手に入れる事は、困難なためさらに貴重なものとして扱われるのだ。
(宮廷内で手に入れるためには、ごく少量でも時間がかかり、間に入って証人や証拠が分かってしまう危険性が高い。
第二妃様は毒を主に宮廷外から持ち込んでいた。
殺すのに成功してしまえば、だれもわざわざ死体を掘り返して調べようとは言わないからな…。
むしろ使用した後は、安全だというのが皮肉だが)
スウは毒キノコと睨めっこしながら考える。
「あっあそこにも! うわ、ここにも⁉ あそこにもある!」
他にもあった毒キノコにスウはテンションが上がる。
「高級薬としても、使われる種類がこんなに多いなんて…。
この山自体が神宮に属していて、出入りしにくいためかな。
今度またこっそり来て、全部採って行くか。少しでも採って戻って、自室の隅で乾燥させれば…。
いや、こんなことしてる場合じゃない。とりあえず戻って、皇子を…」
一瞬、サハラの事を忘れていたスウ。
そんなスウが毒キノコから目をそらし、顔を上げると、目の前に野生のイノシシが、スウを見ていた。
スウは頭を回転させる。
- 立ち上がって体を大きく見せ驚かす
- 死んだふりをする
いのししは息を荒くしている
3.逃げる
「ひっ…!」
スウはイノシシに背を向けて逃げた。
-シュッ ザッ!
スウを追いかけていたイノシシに矢が刺さる。
「外出を許可した覚えはないが。ここで何をしている」
座り込んでいるスウにレンは聞く。
レンがイノシシに矢を当てたのだ。
「…もう一度訊く。ここで何をしていた」
「…え?あ…。危ない!」
―パシュッ!
いつもと雰囲気の違うレンに、一瞬戸惑っていたスウだったが、危険を感じレンを助けた。
「公子様こそ、ここで何をなさっているのですか⁉
今のは公子様を狙ったものでしょう⁉」
スウはレンに馬乗りの状態で声を荒げる。
「あちらの左側…!対抗戦の方向に、誰かが弓を持って隠れています!
公子様がご存知の相手ですか⁉ 私は関係ないと話せば逃がしてくれるでしょうか⁉」
慌てるスウだが、レンは冷静だった。
「ああ、それならスウの後ろに三人います。
それとおそらく…いえ、今私を助けた事で、スウも私の仲間だと思われたでしょう」
「ああっ!!」
後ろを振り返り、さらに慌てるスウ。
「それなら早く逃げましょう!近くに狩猟祭の行列がいるはずです!
私はそちらの方に行きますから、公子様は…」
「嫌です。別れて逃げたら、本来の目的である私の方を追いかけてくるでしょうから。
それよりスウ、ここで何をしていたのか訊いているのですが」
レンはグイッとスウを引き寄せる。
「今そんな事はどうでもいいでしょう!離してください!!」
「重要な事です。一瞬スウも刺客かと疑ってしまいましたから」
「うっ…。どうして私が、わざわざ危険を冒して、公子様を殺すんですか!!
殺そうとしする刺客の気持ちは、分からなくはありませんが、こんなに堂々とはやりません!!いえ、できません!!」
スウは掴まれてた手首をバッ!と振りほどき、レンに向って怒り口調で話す。
レンは一瞬笑って答える。
「それなら幸いです。つい…苛立ってしまいました」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第31話】のみんなの感想
サハラ様はどこに行かれたのでしょう。
食事(人)でも食べに行っているのでしょうか…?
外に出たとは考えにくいのですが…。
毒キノコにテンション上がるんですねスウさん。
いや、貴重なのは分かりましたが、そこまででもないような…。
それに部屋の隅で乾燥させていたら、間違ってサハラ様が食べるとは考えないのでしょうか?
そこまで深く考えていなかったのかもですが。
注意力のあるスウさんが、近くいたイノシシに気付かないくらい、毒キノコに夢中だったんでしょうね。
レン様も丁度いいタイミングで現れましたね!!
さすがです!!
的は大きと言え、動いているイノシシを仕留めるのは、すごいですね!!
スウさんを見つけたレン様は怒ってましたね。
まあ、仕方ないですが…。
レン様は狩猟祭に出ていたのではないのでしょうか?
そこが良く分かりませんね。
そして何に苛立っているのか。
どうやって囲まれている状態?で抜け出すのでしょうか⁉気になりますね!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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