「性と罰 ~復讐は棘のように~」は貴咲光流先生の作品です!
過去にレ●プをされた香莉は高校を卒業後、知人との縁を切り介護老人ホームで調理師として働いていた。
穏やかな日常を送っていた香莉だったが、ある日新人の介護士としてやって来た青年と出会う。
その青年の外見は過去に香莉を犯した悪魔にそっくりだったのだが、日が経つと共に優しさや人柄の良さに触れた香莉は段々惹かれていき・・・
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性と罰 ~復讐は棘のように~【第1話】のあらすじ
「今日からここで働くことになった新メンバーを紹介するわね」
「初めまして梶木侑と言います。介護資格を取ったばかりで現場は不慣れですが、頑張りますのでご指導よろしくお願いします」
「若い男のが介護なんて珍しいわねぇ。いくつなの?」
「23歳です。」
「若いーーっ」「それに爽やかイケメンだし職場に来る楽しみが増えたねえ」
介護施設へ新人として入ってきた侑は落ち着いた雰囲気で自己紹介を終えると、先輩のおば様達に囲まれ熱い歓迎を受けた。
「・・・・・」
そんな輪の中に入らず後ろからジッと見つめる侑と同い年くらいの少女。
(似てる・・・6年前、──私をレイプした悪魔と──)
「立花さん。ほらあなたも自己紹介して」
「あ・・・」
「彼女は介護スタッフではないんだけど入所者やスタッフの食事を作ってくれるの」
「た 立花香莉と言います」
おばさまの声で現実に戻った少女はそう言って頭を下げた。
「あら、そう言えば立花さんも23歳よね」
「あ はい」
「同年代の方がいると嬉しいですね。食事楽しみにしてます」
「・・・・・・」(別人・・・?)
性と罰 ~復讐は棘のように~【第1話】のネタバレ
満面の笑みを向けてきた侑にたじろぐ香莉。
「俺の顔になにか付いてますか?」
自分の顔を確認させるように近づける侑。
「あ!いえ!ごめんなさい!」
「わかるわかる。見とれるくらいイケメンだもんねぇ」
「ち ちが」
「照れちゃってー。可愛でしょー?立花さん」
「や やめて下さい! 私調理場に戻ります」
顔を背けながらその場を去る香莉に、本気で怒らせてしまったとイタズラっ子のように顔を合わせるおばさま達。
しかし侑だけは、去っていった香莉の方を無言で見つめていた。
(もうやだ・・・男性職員が少ないし、車が良いで通勤ラッシュがないからこの職場を選んだのによりによって”あの悪魔”にそっくりな男が入ってくるなんて)
嘆きながら調理を始める香莉。
「いつも通り夕食は配膳まで済んでるので後はよろしくお願いします」
「ああ うん!」
「お疲れ様でした!」
まだ介護をしている先輩を尻目に退社する香莉。
「立花さん!」
車へ乗ろうとしたところで侑に声をかけられ怯える香莉。
「すいませんでした!!」
「え?」(何? 何のこと?)
「さっきは俺の余計な一言で皆にからかわれてしまって、一言謝りたかったんです。」
頭をかきながら伏し目がちに謝る侑。
「今から帰りですか?」
「はい・・・」
「気をつけて、お疲れ様でした。 あ、昼飯のトマトカレーめっちゃ美味かったです!」
そう言って笑顔で手を振る侑。
「・・・・」
ほんの些細なことで謝られ、お礼まで言われた香莉は拍子抜けしてやっぱり別人だと思い始める。
(だってアイツはもっと禍々しかった。ドス黒い何かにとり憑かれてでもいるかのような・・・そうよね・・・自分をレイプした男と職場で再会するなんて)
そう思いながら家路に着く香莉だった。
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性と罰 ~復讐は棘のように~【第1話】の感想
1話はとにかく侑がイケメンで、場馴れしたところも只者ではない感じがして素敵でした!
でも新人初日からやたらと打ち解けてる侑が逆に怪しく思えますね(笑
警戒心バリバリの香莉もこの調子だと侑につけこまれていきそうでちょっと心配になります。
まだまだ香莉と侑の過去や秘密が分からないので続きが気になります!!
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