「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第35話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
スウから「サハラがいなくなった」と聞いたレン。
レンはサハラがいる洞窟のようなところに行った。すると後から宮主が現れた。
そしてレンと宮主は少し話をしてから離れると、レンがサハラに向って「ラハンに呪いを」と言ったのだ。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第35話】のあらすじ
「ラハンの全ての泉は枯れ、大地はやせ細りひび割れて、人は魔羅となり、砂漠をさまようだろう。
止むことのない砂風に神宮の全ての柱は崩れ落ち、宮廷は皇帝の寝殿までもが侵食され、ラハンの最後の草一本までが、砂と肺に覆いか包まれる。
故にその後、ラハンの眠れる龍が目覚めたとしても、祝福すべき地はすでになく。
誰も龍をここ奉る事はないだろう。
ラハンにはたった一滴の雨も降りはしない」
レンは短刀を握った。
その手からは血が流れる。
そしてその血を、目の前の泉に垂らした。
サハラはそれただジッと見ていた。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第35話】のネタバレ
「どうして一人なのよ?アリサードは?」
カミラは戻って来たユーリに聞く。
ユーリは少し答えにくそうに答える。
「その…見つけはしたんだが、あの異国出身の侍従と睦みあっている最中で、
目が合ったんだが…声をかけでもしたら殺されそうでな…」
その時の様子を思い出すユーリ。
「はあ?それまさかスウの事?あの子がどうして今ここにいるのよ」
カミラはスウがいる事に驚く。
「それはアリサードに聞けばわかるだろう。
刺客は全て片付いた。近くに馬を繋いでいたのも見たから、もうすぐ来るはずだ」
「ずっと前に閉場の笛が鳴ったから、私たちも早く追いかけないと。
他の皇子たちと出くわしでもしたら、面倒なことになるわ」
「俺も気付かないフリをして、アリサードを催促したかったんだが…できなかった…。アリサードもご無沙汰だったからな…」
ユーリは自分の手を拳で二度ほど殴る。
カミラはユーリの話に納得する。
「確かにね…。
まあこれまでも、スウを気に入った様子ではあったし、驚きはしないわ」
「あの侍従、賤しい生まれとはいえ、アリサードが好む類の人間ではあるからな。利用する価値がある人間」
「まあね―。もうすぐ使えそうな場面もあるんじゃない?」
「そうだな。第二妃が神宮に手を出さないように、アリサードも後宮部の動きを調べるのは難しいから」
ユーリとカミラはスウの使い道の話をする。
そのあとは少し違う話をする。
「でもスウ可愛いから。私も好きよ」
「お前はもともと身分の低い男を好むじゃないか」
「そうそう―。気に入らなかったら、消しちゃえばいいから楽なのよ―」
「俺の部下には手を出すなよ」
―ピィー
「閉場の笛の音が…この近くを通って下りてくるようですね。
丁度よかった。このまま下りてくる行列に合流しましょう」
笛の音を聞いて、ダンは一緒にいた男に声を掛ける。
「あ…もうそんなに時間が経ったんですね…」
男はボソッと声を出した。
それを聞いたダンは心配する。
「大丈夫ですか?先ほどから顔色が良くないようですが…」
「いえ…大丈夫です。ただ少し緊張しているだけですので」
「体調が悪いようなら教えてくださいね。狩猟祭ですので、他にも負傷者がいるでしょうし。動けない様なら、私が背負って…」
それを聞いて男は笑った。
「あはは。背負うんですか?
大の男を背負おうというのですか?ははは。本当に優しいんですね」
「気を悪くされたのであれば謝ります。決して子ども扱いしているわけではなく習慣で…」
「いえいえ…。もしかして貴方も長男でいらっしゃるとか?
私も家では幼い弟妹たちをよくおぶってあげていましたので」
「ああ…私は本当の弟ではありませんが…」
ダンは思い出す。
「見つからないように戻るのよ」
幼いスウは門のところで、女性と離れた。
辺りをキョロキョロとするスウ。
「…スウ。スウ!!こっち!」
そして幼いダンは柱の陰からスウを呼ぶ。
スウはダンを見ると笑顔になった。
「/⫌⫋⪽⪫⪪⪺⪺⪽⫌!!!」
「シーッ!シーッ!」
「ᄪᄝᄽᄽᅊᄛᄜᄝᄭ」
スウは嬉しそうにダンの元へ走っていき、彼に抱き着いた。
そんなスウの足を見て、ダンは聞く。
「スウ!どうしたんだよ、その足!叩かれたのか⁉」
「ᅍᅊᄫ…
ᅜᅋᅌᅜᅛᅌᅜᅜ!ᄼᄺᄺᅍᅍᅮᅮᄼᄻᄼᅌᅌ!!」
スウは指さしながら何かを言っていた。
(何言ってるのか分かんないけど、すごく罵ってるのは分かる)
「ひ…ひとまずおぶってやるよ。」
ダンはとりあえずスウを連れて行こうとした。
「早く!こっそり抜けてきたのがバレたら、スウまでまた怒られるんだぞ」
「ᅬᄺᄽᄽᅌᅊᄽᄾᄪ」
スウは笑顔でダンの背中にギュウッと乗った。
「スウあんまりきつく抱きつくなよ。
でもスウ、毎晩こんなに遠くの離れ座敷で、大旦那様と何してるんだ?」
歩きながらダンはスウに聞く。
「ᄛᅌᅌᄽᅌᅋᄫᄫᄜᄜᄮᄮᄭᄭᄬᄝ。
ᅋᄻᄻᄼᅌᅌ。ᄚᄛᄼᄼᄼダン…ᄫᄫᄭ」
スウはダンの背中で眠くなっていた。
そんなスウにダンは優しい顔をする。
「スウ。落ちちゃダメだぞ」
「ん…」
「んじゃなくて、うんって言うんだ」
「ᄫᄪᄻ」
「よくおぶってあげました…昔は…」
ダンは暗い顔をしていった。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第35話】のみんなの感想
幼い頃のスウさんとダンさん可愛いですね!!
スウさんがダンさんを好きな理由が少しわかりました。
でも今のダンさんはスウさんに、いい思いがないのでしょうね…。
最後の暗い顔がそんな感じです。
幼い頃のスウさんは異国から来たばっかりで、しゃべる言葉違ったんですね。
罵っているところを知りたいですね(笑)
レン様とスウさんを見かけていたユーリ様。
ユーリさんとカミラさんの会話から、レン様が睦み合うのが分かっていたようですね。
気に入っていると言うか、心を開いているようには感じていましたが、睦み合うとは思いませんでした。
さて、狩猟祭が終わったようですが、この後はどんなことが起きるのでしょうか!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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