漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。
16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。
そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。
自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。
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ルシア【第42話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ルシア【第42話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
ルシア【第42話】のあらすじ
フィリップ卿に冷たく当たるタラン公爵でしたが、彼に「あのお方」はあなたの為に自ら犠牲になったんだと話を聞かされます。
そんなことを頼んだ覚えはないと反論しますが、そのお方はタラン公爵が跡を継ぐことをのぞんでいたのだそうです。
そして二人ともれっきとしたタラン家の血統であり、当然タラン公爵にも跡継ぎになる資格があることを伝えました。
タラン公爵「悪魔はあの日西の塔で死んだのだ。・・・俺は、今ここにいるのはヒューゴだ」
そう言い放つ彼に、フィリップ卿はもうそろそろご自身を跡取りとして認めるようにと言うのですが、それは難しい注文だと拒否されてしまいます。
そしていずれは「あいつ」にこの椅子を渡すことになるというのです。
フィリップ「ダミアン坊ちゃまはまだ幼くていらっしゃいます」
タラン公爵「だからこうして待っているんだろうが。この場所にどれほど嫌気がさしでいても・・・」
その椅子は、ヒューゴ坊ちゃまが命懸けで守った椅子だとフィリップは言いますが、だからこそいっそう尊いんだと言われて、タラン公爵は黙ってしまいます。
ルシア【第42話】のネタバレ
タラン公爵「お前の頭がキレることは昔から知っていた」
そして「あの日」も今のようにくだらないことを口走っていたのであれば、その首をへし折るつもりだったそうですが、「あの日」はおかしいほど黙っていたのに・・とフィリップへ話します。
タラン公爵は「あの日」のことを知る人間全員を処分しているのは知ってるか?と問いかけるのです。
それはフィリップを覗いた全員です。
フィリップ「跡形もなく消し去ったと聞きましたが・・・」
タラン公爵「ああ、臭くて我慢ならなかったからな。あとは・・・お前だけだ」
わかったらさっさと消えろ、お前が消えればこれ以上悪臭を嗅がずに済むと突き放します。
フィリップ「お父様はただ公爵家の家紋をまもるために仕方なく選択を・・・」
タラン公爵はその言葉を聞き、拳で机を殴ります。
タラン公爵「選択だと?」
昔の話にさかのぼります。
タラン前公爵は二人の息子のうち一人を奴隷として売り、もう一人を後継ぎとして育てました。
選ばれたヒューゴと捨てられたヒューでしたがは、時がたち後継ぎとして育てたヒューゴを善良すぎるからという理由で二人の立ち位置を入れ替えようと目論みました。
ヒューは初めて自分の為ではなく誰かの命の為にしがみつきました。
ただヒューゴを守るため、いわれるがまますべてをやって来たのです。
学校に行き、出かけるときはヒューゴのフリをし、言葉遣いすらも変えて貴族そのものになり切ります。
ですが、ヒューゴが兄弟を守るために何不自由のない生活を自ら捨て去ったということを、ヒュー知らないでいました。
そして人形のようにあやつっれていたということにヒューゴが気づいてしまったのが悲劇の始まりだったのです。
自分が存在し、それを利用する公爵がいる限り、弟が自由を手にすることが無いという事実に気づいてしまったのです。
ヒューゴは公爵夫妻を殺害し、その横で自らも命を絶ちました。
だだ、ヒューの為に。
そしてタラン公爵は、虫も殺せない人間をあそこまで追いやったのはあの化け物だと、元公爵を否定します。
そして自分はタラン公爵の主であり、10年前とはわけちがうとフィリップに言うのです。
フィリップ(大人になって少しは聡明な人間になったのではないかと思っていたのだが・・・無駄な期待だったのかもしれないな)
考えながら、タラン家の血筋はこのまま途絶えてしまうのではと不安になるのです。
タラン家の歴史において双子の前例はなく、それが今となれば警告だったのかもしれないと今となっては思うのです。
フィリップ「結婚なさったと聞いていましたが・・・その方との子供は難しいかと思います」
タラン公爵「それは好都合だな」
奥様もこの事実を知っているのかと公爵に聞いたところで、異変に気づきます。
タラン公爵「いいか、警告しておく。妻に近づいたらただじゃおかない」
そう言いながら殺気立った表情でフィリップをにらみつけているのです。
そのころビビアンは庭におり、誰かに声をかけられて振り向きます。
ルシア【第42話】のみんなの感想
まだはっきりとタラン公爵の過去が出てきませんが・・・何かしらの大きな問題が、今のタラン公爵を作り上げているのでしょう。
それを全てしっているのがフィリップ。
直接ビビアンに関係することではなさそうですが、この問題が表にでることはあるのでしょうか・・・。
結局、タラン公爵はヒューゴと名乗っていますがヒューの方なんですよね。
名前を呼ばれたときのあの反応に、納得です。
まとめ
「ルシア【第41話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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