漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。
16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。
そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。
自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。
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ルシア【第16話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ルシア【第16話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
ルシア【第16話】のあらすじ
ドアをノックする侍女はそのドアを開けました。
そこには目が覚めたビビアンが立っており、侍女は王女様と呼びました。
ビビアンの髪の毛を梳かしながら侍女は、いつも自分が来る前には起きているので勤勉だと褒めます。
早く起きる必要はないのですが、体に染みついている習慣はどうも変えることはできないのです。
着替えも侍女にお世話をされ、緊張して落ち着きません。
着せてもらっているのは高そうな洋服、そして豪勢な食事、掃除や洗濯を自分でする必要ももうありません。
たった一日で生活がガラリと変わってしまったようなのです。
タラン公爵が訪ねてきたあの日から、ビビアンの生活はめまぐるしく変わってしまいました。
ルシア【第16話】のネタバレ
王から新しく賜った小宮の名前は「バラの宮殿」というところで、とてもきれいで広いつくりをしています。
代々王が愛する愛人に送られる特別な宮殿で、春にはバラの花が一面に咲き乱れるそうなのですが・・・今のところ見られそうにありません。
広い部屋で一人椅子に座っているビビアンの元へ、陛下がお会いしたいと使いの者が訪ねてきました。
今まで自分に会いたいだなんて一度もなかったのに、どうしていきなりそんなことを言い出したのだろうと不思議に思います。
「ご都合が許せば、すぐにでもお会いしたいとのことですが、今から行かれますか?」
そんな急に・・・と戸惑うビビアンは考えて口を開きました。
ビビアン「・・・陛下に、どうかお元気でとお伝えいただけますか?」
その返事に使いの男性は聞き返すのですが、体調が良くないので療養がしたいからと笑顔で断りを入れました。
使いの者は少し戸惑いますが、お願いしますと笑顔で念を押されてしまったのです。
父が会いたがっていたのは自分の娘ではなく、「タラン公爵の婚約者」に会いたかったんだとビビアンは確信します。
確かに魅力的な肩書。
父が自分のことなど気にもかけなかった様に、自分も父の事を気にはしないと心に決めます。
どれだけ待っても、「タラン公爵の婚約者」に会う機会はないんだと、ささやかではありますがこれが復讐です。
皇太子のクェイズ・ヘッセは、タラン公爵に一体どういうつもりなんだと強く当たっています。
クェイズ「よりによって北部だなんて!僕を狙う者たちがわんさかいると言うのに!」
そう言って、首を斬るようなしぐさでアピールしています。
タラン公爵は腕の立つ護衛が同行するということを再度伝えています。
クェイズ「だからって二日後に合流するだなんて!!君なしでどうやって生き延びろというんだ!?」
タラン公爵「心配されるようなことはありませんよ」
立ち上がって自分を助けると約束したはずだと怒鳴るクェイズですが、タラン公爵は自分がいたところで変わらないと冷静を保っています。
クェイズ「全然違うよ!君が隣にいるだけで誰も近づいてこないし!」
タラン公爵「そではいいことなんですか・・・?」
とにかく戦争が終わってから本格的に周囲が騒がしくなっており、戦利品を狙っている人たちも出てきたことをクェイズは伝えます。
ここでもまた、その戦利品は自分のものであるとどちらも引きません。
君のものは僕のものだとクェイズは笑顔で話しますが、それは2年だけだとあっさりと断られてしまいました。
まだ話は終わっていないのに、そろそろ失礼しますと席を立つタラン公爵は、部屋を出る前に明日結婚することをクェイズにさらりと伝えました。
タラン公爵「略式ですのでご参列は不要です。それともう一つ、相手は王女様です」
それだけ言い残して部屋から出ていくタラン公爵に、驚きを隠せずクェイズはどうして前日まで自分が知らないんだと怒り狂い始めます。
そしてお付きのものに、どういうことなのか調べてこいと命令をするのです。
クェイズ「一体何番目の王女だ?王女に興味があったなら、僕の姉でも紹介しておいたのに」
夜になりましたが、ビビアンはなかなか寝付けずにいました。
窓の外を見ると不思議なくらいに月がキレイに輝いており、思わずテラスへと出ます。
あっという間に時は流れ、明日はいよいよ結婚式だと気持ちを落ち着かせているようにも見えます。
これが良かったのかは自分でもわからりません。
ですがこれからどんなことが起きようとも後悔だけは絶対にしたくない、後悔するのは夢の中だけで十分だと自分に言い聞かせてます。
ルシア【第16話】のみんなの感想
ついにビビアンの結婚式が明日になりました。
結婚が公爵ときまってとたんに待遇が良くなるなんて・・・陛下もなんが最低ですね!(笑)
さらには呼び出して話そうとするなんて、調子がいいにもほどがあります!
クェイズはビビアンの存在を知らされて、調べるように命令をしました。
このことが波乱につながらないといいのですが・・・。
まとめ
「ルシア【第16話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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