漫画「王様ランキング」は十日草輔先生の作品です。
王族の長男で、巨人の両親を持ちながらも、自身は体が小さく、短剣すらまともに振れないほど非力な王子ボッジ。
しかも耳が聞こえず、言葉が話せないボッジは、周りからは次期王の器ではないと噂され、どこか空虚な毎日を過ごしていた。
しかし、ひょんなことから心が通じる「カゲ」という友達を得て、人生が輝き始める。
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「王様ランキング」のあらすじ・ネタバレ
以下、王様ランキングのネタバレをご紹介しますので、ご注意ください。
王様ランキング【3巻／第32話】のあらすじ
ホクロとドーマスの剣がぶつかりあっていますが、二人にはあまりに実力差がありすぎます。
ホクロの目にはボッジを守れなかった悔しさからか涙が溢れてきます。
ドーマスはその涙に気付きながらも、ホクロをそのまま跳ね返してしまいます。
ホクロは起きあがりながら、ぐっと歯を食いしばり涙をこらえています。
そんな脳裏に浮かんだのは、
ダイダにボロボロにやられてしまったこと・・・
王の座を手にしたのはダイダであったこと・・・
周りから奇妙な目で見られ、笑われていたこと・・・
そんなボッジの姿ばかりです。
ホクロ（ボッジ様は幸せだったんだろうか・・・）
（オレは オレは 何をしてたんだっ）
王様ランキング【3巻／第32話】のネタバレ
そんな感情で自らを奮い立たせ、再びドーマスに挑んだホクロ。
その剣はドーマスの右手に直撃します。
ドーマスは「腕一本ぐらいしっかり打ち落とせ」とホクロを煽ります。
一度剣を引き、再びドーマスへ・・・
しかしその衝撃で剣が折れてしまうのです。
何も抵抗するものが無くなってしまったホクロは、ドーマスの剣が首筋に直撃し、そのまま意識を失って倒れてしまいます。
ドーマスは左手で剣を持ち、自らの右手を切り落とすと、包帯を巻いて止血をし、倒れたホクロを抱えて歩き出すのでした。
デスハーはボッジに話を続けます。
デスハー「ボッスは死んだそうだな」
「王には無能の兄に代わって弟がなったそうじゃないか ヒヒヒヒ」
あまりに失礼な言葉に、カゲはなんだこいつと苛立ちを感じています。
ボッジは俯いたまま、何も答えません。
ところで何をしにきたのか訊ねられたものの、ボッジは言葉が出ずあたふたしてしまいます。
その状況に気付いたカゲがすかさず間に入りますが「オレはボッスの息子に聞いてるんだが？」と皮肉で返されてしまうのです。
カゲ（！！このヤロー）
カゲ「ボッジは耳が聞こえず 口が利けないからオレが話すんだっ」
デスハー「ハハハハ 噂どおりの無能なんだな！」
「あいわかった説明しろ」
カゲ（こいつ！むかつくな）
カゲ「この冥府には人並の力しかない奴を王様にまでした人物がいると聞いた」
「確か名はデス・・・・・・デス・・・・・・・・・・なんとかだ！」
カゲは正確な名前が思い出せません。
しかし、その人物に会ってボッジを最強の男にしてほしくてやって来たという目的は説明することができました。
しかしデスハーにとってボッジは“無能”で、最強の男になどなれるはずがないと見ているようで、大笑いされてしまうのです。
ボッジとカゲは何も言い返すことが出来ずにいます。
デスハー「ちなみに探しているその男は このオレだけどな」
カゲ「えっ ウソ・・・」
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王様ランキング【3巻／第32話】の感想
ホクロとドーマスの戦いは、圧倒的にホクロが弱すぎました。
しかしドーマスは自らの罪の重さを感じてからなのか、力を発揮していないように見えました。
実際、ホクロが倒れてしまった時、剣は肩付近に触れていたものの、出血はしていなかったので、切れていなかった可能性が高いのでは？！と思われます。
その後についてはこれから描かれていくのでしょうが、そこはドーマスの良心に期待したいところです。
そしてデスハーは、ずばずばと失礼なことを言ってしまう男ですね！！
カゲがイライラする気持ちもよくわかります！
しかし、そんなデスハーが、二人が探していた男だったなんて・・・
ボッジの最強の男への道のりは、まだまだ険しいものとなりそうです。
まとめ
以上「王様ランキング」のネタバレをご紹介しました。
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