やっと見つけた安息の地も時間もあっという間に則行の壊されてしまう。
しかも関わる人たちが次々に不幸になってしまい、人に頼ることさえもできなくなってしまった沙奈・・・
仙三おじさんの死亡で、その容疑も沙奈に向いてしまい二重の苦しさを抱えたさらなる過酷な逃亡生活となってしまう・・・
数ページの試し読み程度であればいくつものサービスありますが、もっと読みたい方のために無料で漫画が読めるサービスを紹介します!
目次
奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第6巻】のあらすじ・ネタバレ・感想
ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。
奈落の鎖 ~DVからの逃走~のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第6巻】のあらすじ
日本の警察は管轄が違うとあまり協力し合わないと聞いたことがある。
私たちは隣のY県に逃げることにした―――・・・
バスで移動している時、菜々美が「おじーちゃんに会いたいな・・・ おじーちゃんがパパから逃がしてくれたんだよ。」ポツンと呟いた。
そんな菜々美に沙奈は「しっ! 外でその話しをしてはダメ!」
菜々美に仙三おじいさんの死は伝えることができなかった・・・
仙三おじいさんの死は事故なのかあの人のせいなのか―――
ただ・・・わかることは、私を助けてくれた大事な人たちがみんな不幸になっていくということ・・・
私のせいだ・・・
一方その頃、沙奈が勤めていた温泉旅館に刑事が聞き込みに来ていた―――
「転倒して死ぬなんてありえないわ! 絶対沙奈さんがやったのよ! あの人、盗癖もあるって聞いたわよ!」と千鶴子が警察に訴えていた。
沙奈も紹介したユリも刑事に聞かれるが「よ、よく知らないんです!」焦ったように答えていた・・・
《絶対あの男だ・・・高村則行 あの男ならきっとなんでもやる・・・》
私があの男に沙奈さんを売ったことを修ちゃんに知られたら・・・
怯えるユリ。
奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第6巻】のネタバレ
沙奈は安めのビジネスホテルに泊まっていた。
お金は働いた分を貯めて、いくらか蓄えがあった。
けれど働かなければすぐになくなってしまう・・・
住む場所を探そうするが、保証人不要などはあるものの『緊急連絡先』が必要で、知美も永井も頼るわけにはいかず《私には緊急連絡先すらない・・・》塞ぎ込む沙奈。
菜々美に携帯ゲームを許し、《いつまで逃げられるのだろう・・・どこに隠れても夫に見透かされているように感じてしまう》と、心身ともに疲れ、深い眠りに落ちた。
携帯が鳴る音―――
「もしもしお兄ちゃん?」菜々美が話す声にハッとして目覚める沙奈。
「菜々美出ちゃダメ!」沙奈の制止も虚しく、則行からの電話であった・・・
「S県警から連絡が来たぞ。 じいさんを殺した?疑われているのはお前なんじゃないのか? 警察が本気を出したら逃げれないぞ、子連れじゃ目立つからな。」
そして則行は提案として、「沙奈が自分で戻ってくるなら菜々美は沙奈の親に預け、いい弁護士をつけて精神疾患で保護措置くらいで済むだろう。
2人きりで静かに暮らすんだ。 忘れたか?お前はオレと『鎖』で繋がっている、お前が望んだ鎖だよ。」などと言ってきた・・・
「いやよ!」叫び携帯を投げつけ、震える沙奈・・・
則行はとある小屋に大きなベットを置き、さらにそのベットに沙奈を縛る拘束用の鎖や手枷などを用意していた―――
則行の電話のあと、沙奈は逃げるかのようにビジネスホテルを出た。
その一時間後に刑事が沙奈たちを探しにホテルにやって来たのだった。
その頃、K県M川警察署前―――
OBの田山は、夜勤明けの若い後輩をつかまえご飯に誘った。
酒ものみつつ、田山が則行が関わっている傷害事件の話しをきいていると、妻・沙奈の名前が出た途端に「おい! 今「沙奈」って言ったのか!?」と険しい顔でたい上がる。
一方、ビジネスホテルを逃げるように出た沙奈は、則行からの連絡の後のことはよく覚えていないほど、ただやみくもに逃げていた。
ホテルに泊まるのも恐ろしくなって公園や公衆トイレで過ごした・・・
ある日、急な雨で軒先を借りた空き家の窓の鍵が外れていたので、中で休んでいた。
沙奈は雨に濡れたせいか、熱っぽく具合が悪く菜々美も心配そうにしていた・・・
その時「おい!誰かいるのか!?」
「いくら空き家でも不法侵入だよ!」
と、男とおばさんが入ってきた。
謝って去ろうとする沙奈だったが、高熱で倒れる・・・
幼いころの沙奈―――
裸足で山道を走っている・・・
《逃げなきゃ・・・もっと遠く・・・あそこに戻ったら死んでしまう『あの子』のように・・・!!》
《この記憶は・・・何?》
そこで目が覚め「ここは・・・!?」驚く沙奈に横についていた菜々美は笑顔で「ママ!」と声をかけた。
空き家で声をかけてきたおばさんが助けてくらていたのだった。
おばさんは「訳アリなんだろ? 黙ってやってもいいよ。」と従業員が足りないため、手伝うのを条件にと、身分証などは預かって沙奈が逃げたら免許証の住所に連絡すると脅した・・・
ただ菜々美には優しく、その人が悪意のある人なのかどうか沙奈には判断がつかなかった・・・
考える気力すら残っていなかった。
おばさんの家は『大井ホームサービス』と看板をかかげていて、もともとは便利屋だったが『空き家条例』ができてから空き家の整理や遺品整理の仕事を請け負っていた。
そんな荷物を置いてある裏の倉庫の一角で寝泊まりさせてもらえることになった。
すると、ぬうっと巨漢の男がTシャツに下着姿で現れ「お前らここに住むのか?」と聞いてきた。
怯える沙奈と菜々美・・・
その男は“宏和 (ひろかず)”といい、おばさんの息子で中学の頃から引きこもり、倉庫の二階に住んでいた。
外で遊ぶ菜々美を二階の窓から静かに見下ろす宏和・・・
奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第6巻】の感想
関わる人が不幸になってしまうから、誰にも頼れなくなった可哀想な沙奈・・・
しかも仙三おじさん死亡の容疑まで向けられてしまいますます追い込まれる。
もう救いの手はなく、どこかで死んでしまうのかと思いきや、救いなのか・・・
怪しいおばさんに助けられてしまう。
だが、なんとも怪しい・・・
しかも、引きこもりの息子の宏和もジ~っと菜々美を見ていて・・・
怖い!!!
沙奈の過去も徐々に明らかになってきて、いよいよ後半的な展開です。
次作も見逃せません!!
まとめ
以上、奈落の鎖 ~DVからの逃走~【第6巻】のネタバレを紹介しました。
実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している「好きな漫画を無料で読む方法」からお試しください!
サービスの内容を細かく紹介しています。
コメントを残す