人気の漫画家沖田×華(おきたばっか)先生の「不浄を拭うひと」を読みましたのでネタバレを紹介します!
こちらの作品は原案を天池康夫先生の協力となっています。
ネットでは「不浄を払うひと」と検索されることもありますが「不浄を拭うひと」が正式なタイトルとなります。
では、早速「不浄を拭うひと」の第1話からネタバレしていきます。
本作はめちゃコミの独占先行配信となっています。
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今回の作品はめちゃコミの独占先行配信なので2019年3月時点では他の電子書籍では読めません。
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不浄を拭うひと【第1話】あらすじ・ネタバレ
主人公の山田正人は39歳の一児の父で、大卒・サラリーマンという普通の人生を送っていました。
そんな山田は…今、特殊清掃の会社に勤めていました。
この仕事を始めて半年が経ち、主に遺品整理やゴミ屋敷の清掃、そして亡くなった人の部屋の特殊清掃が仕事です。
発見・通報の後に遺体を回収した後に清掃に向かう。
一番多いのは50代以上のひとり暮らしの男性で今回も60代の男性がアパートで亡くなったということらしい。
大家さんが住民から異臭の苦情で発見され、すでに1ヶ月は経過していたようです。
さっそく、山田は見積もりのために部屋に向かいます。
入室の前は自分を消毒して感染症の予防をします。
部屋に入った途端…
何かに体を掴まれる感覚を覚えた山田。
体が動かず、部屋に入れない山田は大家のところに戻って、あることを聞きます。
山田「ちょっとお聞きしたいんですけど…」
「この部屋って亡くなられた人…ひとりじゃないですよね?」
これに驚いた大家でしたが、過去にも亡くなっていることがあると素直に告げていました。
山田はこの仕事をしてから霊感体質になっていたのです。
幼少期から霊感はあったものの、20代からはまったく無くなっていたのですが、特殊清掃の仕事を始めてから戻ってしまっていました。
それは忘れもしない、一番最初の特殊清掃でした。
孤独死した女性を特殊清掃することになった山田。
ゴミ屋敷と化したワンルームにグランドピアノがある部屋で、ピアノの下のスペースで寝ていた女性。
死後2ヶ月で近所の通報により発見され、病死の判定を受けていました。
先輩と一緒にさっそく片付けを開始した山田でしたが、その時に女性のカツラを発見します。
山田「なんでこんなところにカツラが?」
先輩「あー警察が忘れていったかー」
そう言って、それも片付けようという先輩はいろんなことを教えてくれました。
先輩「人間ってのは亡くなって3日目から腐敗してくの」
「んで、だいたい1ヶ月経つ頃には髪の毛が頭皮ごと剥がれて髪の毛だけ残るんだよ」
それを聞いた山田はゾッとした。
そう、カツラではなく亡くなった人の本物の髪の毛だったのです。
ただ、ビビってもいられずに、ゴミ袋に入れようと持ち上げると、乾燥した頭皮と潰れながらこすれる異様な感触を味わい、一生忘れない思い出となってしまいました。
その後は亡くなった方の遺品や思い出の物を見ながら、しんみりしながら作業を終えました。
そして、その日の夜中…
疲れ果てて寝ていた山田は「カサッ」という聞きなれない音で目が覚めた。
それが恐怖の始まりになるとも知らずに…
不浄を拭うひと【第1話】の感想
特殊清掃の仕事って絶対に大変ですよね。
最近はドラマなどでも取り上げられたりしていますが、やはり大変さが1番に伝わってきます。
特に今回は霊感にまつわる話なので、2話でどんな恐ろしい話になるのか楽しみでもあり、恐怖でもあります。
実際にある仕事で、どれくらいのお給料なのかわかりませんが、どういう経緯でその仕事を始めようと思うのかも興味ありますね。
ただ、亡くなった方の清掃ということで、その人の最期に立ち会っているという考えもできそうですね。
山田が今後、どんなことに巻き込まれ、どんな展開になるのか!?
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