漫画「コウノドリ」は鈴ノ木ユウ先生の作品です。
前回のコウノドリ【第263話】では、梅毒患者の妊婦、小倉リホが出産した赤ちゃんが先天梅毒に感染しており、緊急帝王切開にて出産しましたが、NICUに入院し、すぐに亡くなってしまいました。
倉崎先生は今回のことはちゃんと健診にくることで防げたとし、「小倉さんには次こそ安心して健診に来れる妊娠をしてほしい」と願います。
悲しい雰囲気の梅毒シリーズが完結し、今回からはいよいよ新シリーズの開始です!
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コウノドリ【第264話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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コウノドリのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
コウノドリ【第264話】のあらすじ
妊娠12週のサエは母親から電話で早く里帰りをするように迫られています。
サエ「・・・でもお母さん まだ妊娠12週だよ」
サエ「里帰り出産するにしてもまだ先のことなんだから」
母『でも早く帰ってきなさい シュンさんも仕事が忙しくて留守にしがちなんでしょ?』
サエ「まぁ・・・そうだけど・・・」
困った様子のサエですが、サエの母親がここまで心配するのには理由がありました。
母『それにサエ・・・ あなた乳がんだったんだから』
場面が変わり、鴻鳥先生と赤西先生がサエのことについて話しています。
赤西「乳がんだった妊婦さんですか・・・」
鴻鳥「うん 3年前に乳がんの手術をして・・・ 2年間はホルモン治療をしていたらしいんだよ」
赤西「ホルモン治療・・・」
鴻鳥「そう・・・ 乳がんの治療は人それぞれ違っていて・・・ 細かくオーダーメイドで決定するんだよ」
鴻鳥先生曰く、乳がんの治療には手術・放射線治療・抗がん剤治療・ホルモン治療があり、その中からその人に適した治療を組み合わせて行うものとのこと。
サエの乳がんは初期治療の手術ですべて取り切れましたが、その後がん細胞を調べると女性ホルモンであるエストロゲンに反応して大きくなる性質を持っている細胞でした。
そのため、サエは女性ホルモンを抑える薬を投薬する治療を行っていたようでした。
3年前の手術の後、再発のリスクを下げるために5年のホルモン治療を勧められていましたが、今回術後2年で妊娠しているので赤坂先生はそのことを心配しているようでした。
鴻鳥「手術をしたのが35歳のときで ホルモン治療が終わる前にどうしても子どもがほしかったらしいんだ」
赤坂「たしかに5年間のホルモン治療を終えたら40歳ですもんね」
鴻鳥「それで乳腺外科の医師とご主人とで話し合って 2年間でホルモン治療を一旦ストップして妊娠にトライしたらしいんだよ」
赤坂「でも・・・ ホルモン治療の影響ってないんですか?」
鴻鳥「一旦治療を終了して半年経ってからの妊娠だからね・・・ 問題ないよ」
鴻鳥「妊娠はホルモン治療後2ヶ月以上空けることが条件だからね・・・」
どうやら妊娠自体にホルモン治療の影響はなく、問題はないようです。
サエの携帯には母親からの里帰りの催促のメッセージが入り、思わずため息が漏れます。
サエ「ハァ~~」
シュン「何・・・ またお義母さんから?」
サエ「うん・・・ 早めにこっちに帰ってきて里帰り出産しろって」
サエ「でもさ・・・まだ12週だよ 里帰り出産をするにしても34週まではこっちにいたいし・・・」
里帰り出産という言葉に、シュンは不安そうな表情を見せます。
シュン「でもさ・・・ 里帰り出産て大丈夫なのか?」
シュン「そりゃあオレも仕事が忙しいからさ お産のときとか産後にお義母さんやお義父さんが近くにいたら安心だよ・・・」
シュン「でもサエは普通の妊婦じゃないじゃん・・・」
シュンの心配は、サエの乳がんのことでした。
シュン「東京にいれば乳腺外科の先生にもすぐ診てもらえるし・・・ オレは正直里帰りはやめてもいいかなって思ってるよ」
シュンの言葉に浮かない顔をするサエ。
サエは早めの里帰りは望んでいませんが、お産の時や産後のことを考えて、里帰り出産自体はしたいようでした。
サエ「でも里帰り出産した友達から話を聞くと お産のときも安心だったし・・・ 産後も楽だって言ってたし・・・」
サエ「できれば私は実家で産みたいな・・・」
その時、またサエの携帯にメッセージが届きました。
母『シュンさんともよく話し合って決めてね。』
シュン「またお義母さん?」
サエ「うん・・・ シュンと話し合って決めろって・・・ まあシュンを説得しろってことだと思うけど・・・」
シュン「じゃあ次の健診はオレも着いていくよ」
サエとシュンは健診の日、鴻鳥先生に里帰り出産のことについて尋ねます。
鴻鳥「・・・里帰り出産ですか?」
シュン「はい・・・ 彼女の両親はそう勧めていて・・・ でも乳がんのこともありますし・・・」
シュン「治療を中断してるっていうこともあるので・・・ 東京で産んだ方がいいと思うんです」
サエの方を見る鴻鳥先生。
鴻鳥「サエさんはどう思っていますか?」
サエ「私は・・・ 主人は仕事が忙しいですし初産なので産後のことを思うと・・・ 実家の方が楽かなと思うんです」
鴻鳥「そうですね・・・ 乳腺外科の先生からは・・・ ホルモン治療の再開は産後6ヶ月くらいからと聞いているので」
鴻鳥「里帰り出産をして一か月健診までご実家にいても問題ないと思います」
鴻鳥先生の意見を聞き、なおも乳がんの再発について心配だと話すシュン。
しかし鴻鳥先生はリスクはないとは言い切れないが、妊娠・出産そのものが悪影響を及ぼすものではないと説明し、その上で、2人で話し合って決めるようにと言います。
鴻鳥「もう里帰り先の病院は決めているんですか?」
サエ「はい里帰りの病院は・・・」
サエとシュンは話し合い、里帰りをすることを決めたようでした。
里帰り先の病院にも連絡し、帰宅後その旨をサエの母に電話で説明すると——?
コウノドリ【第264話】のネタバレ
健診で鴻鳥先生に里帰り出産の相談をし、サエとシュンは話し合って里帰りを決めました。
サエの母親に電話で里帰りのことを伝えます。
母『・・・34週ってもっと早く帰ってこれないの?』
サエ「だからそっちの病院も34週のときに紹介状を持って受診すればいいって言ってるし」
サエの母は34週に里帰りすることに納得がいっていないようです。
サエ「シュンとも話してそう決めたの」
母『でもサエ・・・あなたね~』
心配性な母には何を言っても無駄だと、シュンに電話を渡すサエ。
サエ「も~ちょっと代わって!」
シュン「オレ!?」
シュン「あ~お義母さんごぶさたしてますシュンです~」
母『あ~シュンさんあなたもサエに言ってあげて 手術もして・・・ 病気のこともあるんだから~』
母『シュンさんも心配なのはわかるでしょ~?』
シュン「はい・・・もちろんわかります~ サエがそちらに帰ったら・・・はい よろしくお願いします・・・」
サエ「こりゃあ里帰り出産も先が思いやられるな~」
時は流れ、サエは無事に妊娠32週を迎え、里帰りを始めました。
小松「・・・それで田島さん里帰りしたんだ」
鴻鳥「ええ・・・何の問題もなく32週まで来ましたから」
小松「で・・・ 里帰り先の病院てどこなん?」
小松さんの問いかけに思わず笑って答える鴻鳥先生。
鴻鳥「あはっ・・・それが 四宮の病院だったんです」
緑丘中央病院では四宮先生が紹介状を読みながらサエの問診をしています。
四宮「聖ペルソナ総合医療センターからの紹介で里帰り出産を希望ということですね」
サエ「あの先生・・・ 私3年前に・・・ 乳がんの手術をしまして・・・」
四宮「大丈夫ですよ そのことはむこうの産科医がとても事細かに紹介状に書いていますから」
四宮先生の言葉に安心するサエ。
しかしやはり四宮先生は優しい言葉だけでは終わりません。
四宮「それよりも里帰り出産でご両親に甘えてなまけないようにしてください ただでさえ高齢出産なんですから」
サエ「え・・・ はい・・・」
四宮先生の厳しい言葉に少し驚きつつも、里帰り先での健診は無事終了しました。
屋上でジャムパンを食べながら鴻鳥先生からの紹介状を見ている四宮先生。
四宮「・・・ったくサクラの奴 こんなにびっちり紹介状を書きやがって・・・」
四宮先生の手にある紹介状の末尾には、鴻鳥先生からの四宮先生を信頼した手書きのメッセージが添えられていました。
『四宮よろしく!! 鴻鳥サクラ』
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コウノドリ【第264話】の感想
今回の妊婦さんは乳がん手術後で里帰り出産を希望する妊婦さんでした。
里帰り先の病院が四宮先生のいる緑丘中央病院でしたね!
ということは、今シリーズは四宮先生の活躍がたくさん見られるのではないでしょうか!
鴻鳥先生が四宮先生を信頼して送った紹介状がとてもよかったですね。
果たしてサエは何事もなく里帰り出産を終えることができるのでしょうか?
次回のコウノドリも楽しみですね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「コウノドリ【第264話】」のネタバレを紹介しました。
実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している無料で好きな漫画を読む方法からお試しください!
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