漫画「コウノドリ」は鈴ノ木ユウ先生の作品です。
前回のコウノドリ【第262話】では、胎児頻脈で赤ちゃんに危険が及ぶため、緊急帝王切開で出産をすることになったリホ。
生まれてきた赤ちゃんは先天梅毒にかかっていました。
赤ちゃんは先天梅毒という重い病に侵されながらも、NICUで工藤先生に見守られながら頑張っているのでした。
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コウノドリ【第263話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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コウノドリ【第263話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
コウノドリ【第263話】のあらすじ
NICUで先天梅毒の赤ちゃんの様子を見ながら話す、工藤先生と今橋先生。
工藤「先天梅毒の赤ちゃん・・・ 脳出血も見られますし 全身状態は悪くなる一方です」
今橋「工藤先生・・・ 母親に面会に来てもらいましょう この子はもう長くないと思いますよ」
今橋先生の言葉にショックな表情を見せる工藤先生。
一方、リホの病室では倉崎先生と向井さんがこれからのことをリホに説明しています。
リホは、出産のことを親に知られたくないから黙っててくれと強く頼みます。
向井「そうしてあげたいけど・・・ 難しいと思う」
リホがまだ学生なこともあり、保険を使っての出産費用の支払いや、赤ちゃんの保険の加入等の理由で、両親に話さずにいることは難しいと説明します。
向井さんの話を黙って聞いているリホですが、納得はしていない様子です。
そうしていると、赤ちゃんの説明をしに工藤先生が病室に現れました。
工藤「小倉さんの赤ちゃんは梅毒による感染が重傷で・・・ 輸血・・・投薬治療を行いましたが全身状態は悪くなる一方です・・・」
工藤「恐らく長くてあと数時間しか生きることができません」
工藤先生の言葉に、リホや倉崎先生、向井さんたちは押し黙ります。
工藤「今から赤ちゃんに会いに行きましょう お母さん」
リホはずっと黙ったままでしたが、車いすに乗ってNICUに向かうことにしました。
工藤先生とリホがNICUに着くと、今橋先生が保育器の前にいました。
工藤先生が今橋先生に声をかけると、今橋先生は静かに首を横に振りました。
赤ちゃんは亡くなってしまったようです。
赤ちゃんの顔を見たリホは顔をこわばらせ、やはり黙ったままでした。
今橋先生から、鴻鳥先生に電話で赤ちゃんが亡くなったことの連絡が入りました。
鴻鳥「はい・・・ あ・・・今橋先生 ・・・そうですか ダメでしたか」
病室へ戻ったリホに、倉橋先生が声をかけます。
倉橋「・・・小倉さんのご両親 今日の夜には来てくれるみたいね」
倉橋「手術後のキズは痛む?」
リホ「・・・」
相変わらずリホは遠くを見るようにして黙ったままです。
倉崎「赤ちゃんの出生証明書と・・・ 新生児科医の先生が書いてくれた死亡診断書・・・ ここに置いておくわね」
倉崎「赤ちゃんは出生後の死亡になるので この2つを一緒に提出して火葬許可証をもらってね」
倉崎「そうしないと赤ちゃん・・・ 火葬してあげられないから・・・」
リホ「・・・」
倉崎「役所へは術後だから無理をしないで 明日 ご両親に手続きを頼んでもいいと思う」
倉崎「赤ちゃんを火葬してお見送りする日はご両親に付き添ってもらって外出しても大丈夫よ」
倉崎「それまで赤ちゃんはこっちで預かっておくから 会いたくなったらいつでも言ってね」
ずっと黙って聞いていたリホでしたが、赤ちゃんの顔を思い出し、ギュッと目を瞑ってから声を出しました。
リホ「・・・なりません 私・・・ホッとしてますから」
病室から戻った倉崎先生は鴻鳥先生にリホのことを話します。
倉崎「・・・鴻鳥先生 小倉さん ホッとしてるって言ったんです」
倉崎「私・・・ ちょっとだけわかる気がするんです」
リホは病室で出生証明書と死亡届を見つめ、赤ちゃんのことを思い返していました。
リホ「最低だ私・・・」
そう呟いて泣き崩れました。
コウノドリ【第263話】のネタバレ
倉崎先生は中庭で鴻鳥先生に「ちょっとだけわかる気がする」と言った言葉の意味を話し始めます。
倉崎「・・・確かに彼女が妊娠初期から きちんと健診に来ていれば結果は違っていたはずです」
倉崎「31週まで未受診で・・・ 彼女自身のせいで先天梅毒になり赤ちゃんが亡くなったことには 産科医として憤りを感じます」
倉崎「ただ・・・ 私も妊娠をして自分勝手に離婚をして しかも27週の早産でユリカを産みました」
鴻鳥「・・・」
倉崎先生はNICUに通った過去を思い出しながら話し続けます。
倉崎「NICUに毎日通いながら正直・・・不安にもなりましたし」
倉崎「もしユリカが障害を持ってしまったら・・・ 私一人では育てられないと思った日もあります」
倉崎「だから・・・ 私は小倉さんがもし次の妊娠をしたときは・・・ 安心して健診に来られるような妊娠をしてほしいです」
倉崎先生の言葉に、鴻鳥先生は空を見上げ「そうだな」と一言呟きました。
場面が変わり、緑丘中央病院で聖ペルソナ総合医療センターから紹介の妊婦さんが診察を受けています。
四宮「・・・わかりました 聖ペルソナ総合医療センターからの紹介で 里帰り出産希望ということですね」
鋭い眼光の四宮先生で、第263話は終了です。
コウノドリ【第263話】の感想
第263話はとても切ない話になりましたね。
赤ちゃんに会いたくならないと言い切ったリホでしたが、赤ちゃんに全く愛情がないといった様子ではなさそうでした。
リホの気持ちがわかると言った倉崎先生も、きっと過去に相当な葛藤の中で出産・育児を乗り越えてきたんでしょうね。
さて今回で梅毒編は終了し、次回からは新シリーズが開始されるようです!
最後のページに四宮先生も出てきましたし、緑丘中央病院が舞台となった話でしょうか?
新シリーズも楽しみですね!
まとめ
以上、「コウノドリ」のネタバレを紹介しました。
実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している無料で好きな漫画を読む方法からお試しください!
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