光と影【第54話】熱情のネタバレ・感想!

漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。

ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。

しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。

そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。

>>「光と影」のネタバレ一覧はこちら!

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光と影【第54話】熱情のあらすじ・ネタバレ・感想

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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

光と影【第54話】熱情のあらすじ

ダイアンの葬儀の際、召使たちが噂話をしています。

 

召使「マックレガー家の墓には入れてもらえないんだって。ご主人様が反対されたそうよ。王様の機嫌を損なわないためにね。」

召使「そういえば、ご主人様は?お見えにならないの?」

召使「王宮にいらっしゃるわ。王様を怒らせないよう捧げものをするんですって。」

「親族側からはケイドン様しか葬式に出ていないそうよ。」

召使「ヘイドン様は?とても母親思いのお方だったでしょう?」

召使「西の塔の部屋に幽閉されているみたい。食べ物も、水すら与えず、誰も入れないよう命令されたらしいわ・・・!」

召使「信じられない!最後の見送りもさせてくれないなんて。」

光と影【第54話】熱情のネタバレ

その噂を聞いていたケイドンは、西の塔へ向かいます。

部屋の入り口にはマクファデンが立っています。

マクファデンは、黙っているようにと、静かに指示を出すと、ヘイドンのいる部屋へ通してくれました。

部屋の中の窓枠に腰かけ、ただ外を見つめているヘイドン。

 

大丈夫なわけがないと分かっているからこそ、ケイドンは大丈夫かと聞くことが出来ません。

なんとか言葉を探して話しかけます。

 

ケイドン「お母さまはちゃんと見送ったよ。だから、心配・・・しなくてもいいよ。」

 

自分は何て事を言ってしまったのかと、ヘイドンはきっと怒っていると、黙って返事を待ちます。

 

ヘイドン「ありがとう。俺が果たすべきことを・・・お前が代わりにやってくれたんだな。」

 

そして、ヘイドンは身体をこちらに向けると、もう1つお願いをし始めます。

 

ヘイドン「こんなこと、もう二度と起らせてはいけない。」

「お前も、俺も、お母様も、お父さまも―何もかも失ってしまった。」

「こんな狂った歴史は俺たちで終わりだ。俺たちの手で立ちきるんだ。」

 

その時のヘイドンのギラギラとした目は、王気が宿ったようで、意志の強いあの目を見れば、誰もが彼に惹かれ、信頼し、仕えたくなるはずだとケイドンは感じていました。

そしてそれは、決して自分にはできないことだと分かっていたのです。

 

それでもケイドンは、ヘイドンのようになりたかった、その光のひとかけらでもいいから、近づきたかったのです。

 

ケイドン「ちょっと昔のことを思い出してね。・・・長い道のりだったよな。」

ヘイドン「よくここまで来られたよな―俺たち。」

 

ヘイドンは、そう言って笑うとケイドンの頭をくしゃくしゃと撫で、思わずケイドンも笑顔になるのでした。

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光と影【第54話】熱情のみんなの感想

ケイドンとヘイドン(イーライ)が、共に立ちあがるまでの日々が描かれていました。

母の死、そして父のおかしな考え方に散々うんざりしていたヘイドンは、ケイドンを誘い、こんな時代を自分たちの力で変えてみせようと約束しました。

そんな激動の時代を受けて、今二人がこうして陛下と領主として話している様子を見ると、なんとも微笑ましい気持ちになりました。

まとめ

以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。

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