光と影【第53話】異変のネタバレ・感想!

漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。

ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。

しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。

そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。

>>「光と影」のネタバレ一覧はこちら!

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光と影【第53話】異変のあらすじ・ネタバレ・感想

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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

光と影【第53話】異変のあらすじ

乳母はケイドンを寝かしつけながら、エミリアの話をしています。

 

家を守るために、なんとか生き残ったエミリアは、戦争で勝つためには名誉ではなくお金が大切だと、商売に力を入れたのです。

長居年月をかけて富を築き、そのお金で王家に大金を渡し、再び貴族に戻ることが許されたのです。

 

乳母「これまで数え切れないほどのヘイドンが生まれ、そのそばにはマクファデンがおりました。」

「マックレガー家の後継者はみんなヘイドンという名でした。私は3人のヘイドンに仕えてきました。」

 

そこで、ケイドンがヘイドンは兄なのに、なぜ後継者にならないといけないのかと、ずっと感じていた疑問をぶつけます。

 

乳母「今回だけのことではないのです。逃げてください。ケイドン様。」

 

その話を部屋の外で聞いていた、別の乳母は慌てて走り出します。

光と影【第53話】異変のネタバレ

あの日以来、乳母は姿を消しました。

 

不思議に思ったケイドンは他の召使たちに聞いてみましたが、故郷に帰ったとしか答えてもらえません。

これまで3人のヘイドンに仕えてきた乳母が、家族もいない故郷へ何のために帰るんだろうと謎は深まるばかりです。

 

気が付くと、ケイドンに優しかった人たちは、いつの間にかそばから消えていました。

 

 

ある日の夜。

部屋の外で何か叩くような音が聞こえ、そっと扉を開いて様子をみてみます。

そこではヘイドンが父親に頬を打たれています。

 

父「もう一度言ってみろ。」

ヘイドン「お父さまは臆病者です。どうしてお母様を国王に差しだしたのですか!どうして断らなかったのですか!?」

父「仕方がなかった。国王の信頼をなくすわけには!」

ヘイドン「だからどうして!!王座への未練を断ち切れないのですか!!」

「今からでも「ヘイドン」じゃない、本当の人生を生きることだってできるのに・・・どうしてお母様を犠牲にしてまで続けないといけないのですか!?」

父「――変な事を聞くんだな。あの女は俺が用意したチェスの駒だ。どう使うかは俺が決める。」

「外見、知識、教養―すべて熟考して俺が選んだ」

「そのおかげでお前を得たんだ。お前は俺の最高傑作だ。間違いなく王になるだろう。だが―礼儀作法は教育し直しだな。」

 

ケイドンは、今まで抱いていた疑問が、これでハッキリと理解できたのです。

母も、乳母も、そして自分自身も、使い道が無くなれば切り捨てられる、父の捨て駒であるということを。

 

そして翌日、国王に捧げられたダイアン・マックレガーは首を吊ったのです。

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光と影【第53話】異変のみんなの感想

ケイドンはずっと自分が何故後継者として立てられているのか理解できませんでした。

さらに自分に優しくしてくれた人は、気が付けば姿を消すなど、不自然に感じられることが続いていました。

ある日、ヘイドンと父が言い合いしている声を聞いてしまい、父にとって周りにいる人すべてが、駒にすぎないという事実を知ってしまいます。

これまで抱えていた不安は解消されましたが、同時に自分がこれから先どうなってしまうのか、恐怖を感じることとなりました。

まとめ

以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。

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