漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第21話】決意のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第21話】決意のあらすじ
さらに強まっている水の流れに、男達は土のうを積み上げています。
イーライはその様子を眺めながら、いつまでも降り続く雨に、このままでは・・・と思っていました。
男達の体力も限界を迎えてしまい、朝から働き続けているから無理もないと考えていますが、今が何時なのかも、一日中暗いから昼なのか夜なのかも分かりません。
エドナはちゃんと食事を摂ったか心配しながら、降り続く雨を眺めていました。
エドナも、帰りが遅いイーライを心配し、窓の外の様子を見ています。
そこへロウェルがやってきて「奥様、心配なのですね。」と声をかけます。
「もちろん。川が溢れたら町が浸水してしまうし、それに・・・みなさん、まだ食事も摂られていないはずですから・・・。」と答えます。
エドナの頭の中には、朝食も摂る時間もないまま出発したイーライのことが浮かんでいました。
時刻はもう午後となり、雨もいっそう強くなっています。
光と影【第21話】決意のネタバレ
ずぶ濡れや、つまずいたりして泥まみれなりながら、食事も摂らず働き続けている人達がいると思うと、自分の情けなさがより一層辛くなります。
エドナは、その思いをロウェルに吐き出します。
エドナ「みんな・・・領主様までもが雨に濡れながら一生懸命働いているのに、私は暖かいところでのんびり過ごしているなんて。」
「こんな大変な時に、何も出来ない自分が情けなくて仕方ないんです。」
ロウェル「初めてお会いした時から思っていたのですが・・・」
「やっぱり奥様って・・・変わったお方ですね。」
エドナはもしかして秘密がバレてしまったのかと、焦ります。
ロウェル「私はこのお城で長年いろんな貴族の方々に仕えて参りましたが、奥様のように誰かの為に、常に自ら積極的に行動なさる方は初めてなんです。」
「だって貴族の方々は何もする必要がないのが常識ですもの。些細な事は私たち使用人に任せたらいいですしね。」
「でも奥様は―掃除をなさったり、住民への配給もご自分で確認されたり、笑顔でお声もかけてくださいましたね。」
「初めてなんです。貴族の方とお話したり、一緒に笑ったりしたのは・・・普通なら、私たち平民なんて人間扱いされないんですから。」
「奥様の前だからこそ、こうやって生意気なことも言えるのですよ。他の貴族の方だったら怒られてとっくに追い出されていますから。」
「奥様、もう充分頑張っている方を咎める人なんかどこにもいませんよ。少しずつ・・・できる範囲のことからなさったらいいのではないですか?焦らなくてもいいですから!」
ロウェルの言葉に感謝しながら、自分に今できることを考えはじめていました。
一方、町では土のうから水が溢れ、だんだん崩れはじめます。
男達が必死に抑えていますが、ついに崩れはじめます。
身の危険すら感じたその時、イーライが手伝いに加わります。
男達は領主が手伝うなど・・・と驚いています。
「やっぱり俺は・・・黙って見ているのは性に合わなくてさ」と言って、必死に倒れそうな土のうを支えていました。
光と影【第21話】決意のみんなの感想
エドナは、自分だけがこんな状況でも室内でゆっくりしているのが、情けなく辛いと思っていました。
けれど、そんなエドナの考え方を救ってくれたのはロウェルでした。
これまでの貴族とエドナの違いや、もう既に充分頑張っているといった言葉に、少しは救われたと思います。
元気をもらい、今の自分にできることは何かないか考え始めましたが、どんなことをひらめくのか、気になりますね。
それに、川の氾濫を防ぐ作業に領主自ら加わっていて、イーライの頑張りも男達にきっと認められるんだろうなと思いました。
無事に雨が治まってくれると良いのですが。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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