ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第78話】あらすじ
シャルティアナは、ちょうどいいところに皇太子から通信が入り、前に庭園で掛けてくれた上着を貰ってもいいか聞きました。
皇太子「上着を・・・もらうだって?」
すこし躊躇っているように見える皇太子ですが、なんだか嬉しそうにも見えます。
皇太子「・・・好きにすると良い」
その反応は何のか!?シャルティアナはもしかして変態みたいに思われているのか?と、用途を話そうとしますが、すぐに話を変えられてしまいます。
皇太子「コホン・・・それはそうと救荒作物の件だが・・・」
説明のチャンスを逃してしまったシャルティアナですが、皇太子の話に耳を傾けました。
悪女の定義【第78話】ネタバレ
魔法作物を作って植えることになったと説明を受けるシャルティアナは、そんなことが可能なのかと驚きます。
それに育てやすく栄養面でも優秀な品種を作る予定の様で、まもなく試作品が出来るのだそうです。
シャルティアナ「それはよかったですわ!」
皇太子「それでその作物の名前だが・・・そなたの名前からとってつけるのはどうだろう?」
この件に関して、シャルティアナが大きな役割を果たしたために権利があるので、「シャルティアナ」と名付けるのがいいと提案します。
シャルティアナ「ちょ・・・ちょっと待ってください!」
『シャルティアナは全部植えたかい?』『今日の朝はシャティを食べましょう』
なんてこれから言われることを想像するとなんか変な感じがするので、作物の名前としてはあまりに仰々しいと皇太子を説得します。
ですが作物に似合う名前を付けることが重要ではなく、シャルティアナの功績を称えることが重要なんだと意見を曲げません。
シャルティアナ「似合わないという点には同意されるんですよね!?とにかく・・・気恥ずかしいですわ。ちょっとダサい気もしますし・・・」
皇太子ダサい?どういう意味だ?」
気持ちが通じず、シャルティアナはじれったく感じてきました。
そうしてこんなにシャルティアナの名前にこだわるのだろう・・・?皇太子はまだ、恥ずかしがる必要はないと、意欲的です。
シャルティアナ「わかりました。それではもう少し、間接的に私を象徴するようなものにしてください」
皇太子「例えば?」
シャルティアナ「そうですね・・・例えば「フミ」という言葉がは含まれる名前はいかがでしょう?」
皇太子「フミ?その音場がそなたとどんな関連があるのだ?」
今は誰も呼んでくれない名前「芙美」、だからこそいいのかもしれないと自身の本当の名前を作物の名前にすることを提案したのです。
シャルティアナ「とある関連があるのですわ」
笑顔でそうごまかすと、皇太子はどうしてもきになるそうです。
自分にも1つや2つの秘密はあるからと理解を求めるのですが、彼は引きません。
皇太子「きになるのだ。そなたが何をしているのか、誰と会ったのか、何を考えているのか・・・」
そう言われて恥ずかしくなったシャルティアナは、作物の名前は少し考えてみるといい、慌ててベッドへもぐります。
そしてマイロット男爵に、救貧祭の服を作るのに役立ちそうなものを手に入れたと、皇太子のジャケットを持っていきました。
マイロット男爵「え・・・そ・・・それは・・・!皇太子殿下の上着ではありませんか?本当に使ってもよろしいのですか?」
シャルティアナ「許可は頂いております」
これならポイントに使えそうだと男爵へ伝えると、アイデアが湧いてきたと彼は急いでスケッチをしに行きました。
マイロット男爵は衣装の制作により精を出し、そのほかの救貧祭の準備も進んでいきました。
城外の広場には大勢の人が集まる予定で、大きな舞台が設置されたそうです。
舞台での歩き方を練習している時、エディスに見てもらっていました。
エディス「うーん・・・悪くはありませんが・・・もう少し華やかに歩いても良いかと思います」
シャルティアナ「華やかに?」
男性モノの服を着ている時にはエスコートを受けないので、全ての視線がシャルティアナに集まることが予想されます。
それは衣装が独特なのもありますが、どうせ注目を浴びるのであればいっそう華やかに見えた方がいいというエディスの提案でした。
シャルティアナ「・・・そこまで注目を浴びるかしら?」
間違いないとエディスに言われ、それなら少し趣向を変えて練習しようと以前テレビで見た芸能人の姿を思い浮かべました。
背筋を伸ばして顎は引いたまま、1歩に神経が行き届いているが余裕のある歩き方を意識します。
シャルティアナ「こんな風に歩くのはどうかしら?」
エディスはシャルティアナの歩き方に見惚れており、慌ててしまいます。
エディス「あ・・・え!?」
そして照れながら、さっきよりかはよかったということにしておこうと、遠回しに褒めてくれるのです。
救貧祭当日。
沢山の人達が集まるなか、まずシャルティアナが入場します。
「レジーナ、シャルティアナ・アティーゼ・カイロン様のご入場です」
そう言われて出てきたシャルティアナは、シャツにパンツ、そしてジャケットを肩にかけたスタイルで登場し、歩き方も自信が表れているかのようです。
声援をくれる方たちに、笑顔で手を振ります。
シャルティアナは余裕の表情を浮かべていますが、実は沢山の人で緊張しているのでした。
ウォーキングの特訓の成果は確かにあり、舞台に上がり時間が経つほど自信が溢れてきました。
シャルティアナを見る皇太子の表情は「なかなかやるじゃないか」と言っている様です。
そしてアイリーンの方を見てみると、とても野暮ったく見える服装で驚きます。
アイリーンの姿は滑稽でした。
あまりにも衝撃的なファッションで、シャルティアナの方がいたたまれなくなったほどです。
大ぶりなフリルをあしらったブラウスに、パンツにもサイドにフリルがたっぷりとついています。
ですがあれがここの基準でのおしゃれかもしれない・・・自分の判断は間違っていたのかもしれないと少し不安になりました。
ですが苛立ちと憎悪を隠そうとしないアイリーンをみて、その不安はなくなりました。
たとえここの人たちの基準に合わなくてもそれが何だというのだろう・・・今この服は確かに、自分に大きな自信を与えてくれているとシャルティアナは思います。
シャルティアナ(今回の対決もなかなか面白くなりそうね)
悪女の定義【第78話】感想
文章での説明が難しいですが、今風らしいかっこいいスタイルにまとまっていたシャルティアナ。
アイリーンはもうすごかったです(笑)
これは是非、イラストで見てもらいたいですね!
皇太子も自身のジャケットを使ってくれるということで、なんだか嬉しそうだったのが印象的です。
早くなにか気持ちが通じ合わないかな・・・。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
上記のサービスは無料で単行本が読めるサービスでのチェックしておくと、好きな作品を読めるかもしれませんね。
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