ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第70話】あらすじ
兄と話し終わり部屋に入ったところ、皇太子が待っていました。
シャルティアナ「いついらっしゃったのですか?お声かけくださればよろしかったのに」
ですが兄妹水入らずの時間を邪魔するわけにはいかなかったからと説明し、兄であるアルテミルへ挨拶しあmした。
皇太子「パレストゥラでも特に優秀な学生だと聞いている。公子のような人材がいて心強いな」
そう話していますが、シャルティアナには機嫌が悪いように見えます。
長井時間一緒に過ごしてきたからこそわかる、微笑みを浮かべながらも妙に堅苦しいこの態度。
アルテミル「シャティ、殿下が来られているし、僕はこれで帰るよ」
兄は追い出す形ではなく、自ら先に帰るという形を作ってくれました。
アルテミル「また会おう、元気でな」
そう言って、シャルティアナの頭をなでようとしたところ・・・
皇太子がシャルティアナの身体を自分の方へ引き寄せて、触らせないようにしたのです。
悪女の定義【第70話】ネタバレ
とっさのことで、アルテミルもシャルティアナも訳が分かりません。
一体何なんだ!?シャルティアナは皇太子に様子が気になります。
アルテミルと皇太子も挨拶を交わし、そのまま行ってしまいました。
侍女たちはアルテミルについて行き、シャルティアナたちは二人っきりになりました。
きっとこれは、皇太子が前もってそのように指示をだしておいたのでしょう。
何か話があるのだろうか・・・?
皇太子「・・・家が恋しいのか?いや・・・聞くまでもなく当たり前のことだな、そなたにとってこの場所が居心地がいいはずもない」
シャルティアナ「そんなに悪くもありませんけど」
少しの沈黙が流れ、皇太子が先に口を開きました。
皇太子「そなたに西穀倉を押し付けることになってすまない」
彼はきっと、シャルティアナに責められる覚悟できたのでしょう。
ですがシャルティアナはもう、皇太子が皇后に逆らって味方になってくれたことを知っています。
シャルティアナ「レジーナが8つの穀倉のうちの1つを受け持つのは、当然のことですもの」
笑顔で話しますが、皇太子はだとしても公平とは言えないと、まだ納得がいっていないようでした。
シャルティアナ「そうですね・・・困っているのは事実です。無難な穀倉を任されていたら、ここまで悩むことはなかったでしょう」
でもそれでは味気なかったの言い、私の性格を知っているでしょう?と自信ありげに話します。
不可能に見えましたが解決の糸口が見えたので、シャルティアナはこの全力で取り組む過程が時に楽しくも感じるのです。
シャルティアナ「今回は私が直接陣頭指揮を行います。緑化事業の時は提案を行っただけでしたから、直接指揮できることが本当に楽しみなんです」
皇太子「そうだった・・・緑化事業ですら水晶宮を諦めて直接見に行くほどだったな」
シャルティアナ「水晶宮に行くのが正解だったこと・・・ご存知だったんですね」
愚かなレジーナだと思うかと問うと、皇太子は全く思わないと言ってくれています。
皇太子「そなたがどうして西部地域を見たいと言ったのか、またそこで何を感じたのか、私はよく知っている」
さらにシャルティアナとともにセベリダに行けて、とても楽しかったと言ってくれています。
干ばつ問題を解決し、不法奴隷商人も討伐することが出来たとシャルティアナは思いだし笑いしながら話します。
皇太子「そなたが旅行の間楽しんだのは、それだけか?」
急に近づきそう言われます。
聞かれれば、旅行の時を思い出します。
突然起こった大きな事件と、その合間に会った些細な出来事を。
シャルティアナ「もちろん、他にもたくさん楽しい出来事がありましたわ!」
すると皇太子は優しく微笑み、「私もだ」と言ってくれたのです。
急な笑顔に胸が高鳴ってしまったシャルティアナは、動揺します。
こんな整った顔で微笑まれたせいなのかもと、その場をごまかし、皇太子に用件を確認しました。
皇太子「救貧事業を行うためには通信具が必要だろう。今日、認可処理を行ったんだ」
さらにこれを渡すついでに、一緒に夕食でもどうかと誘ってくれます。
これはバレバレの嘘でしょう。
こんな伝達事項は普通、侍従を通して伝えさせるものです。
さらに食堂へ向かう廊下も、シャルティアナたちは二人っきりでした。これもおそらく皇太子が事前に指示をだしておいたのでしょう。
一体何のつもりなのか少し気になりましたが、あまり深くは考えないようにしました。
今日に限ってお付きの侍従がいないことも、食事のメニューがいつもより簡素あものであることも。
セベリダの話をしたせいか、まるでその時に戻った気分になりました。
皇太子「救貧の準備は・・・進んでいるか?」
食事中そう聞かれ、本当はこの話がしたかったのかなと思うと、シャルティアナに笑みがこぼれました。
シャルティアナ「どう思われますか?」
試すかのように聞き返すと、皇太子はまっすぐな眼で「そなたならうまくやるだろう」そう信じてくれているのです。
シャルティアナ「どうでしょう・・・穀倉の管理なんて学んだこともありませんもの」
皇太子「そうか」
シャルティアナはなんだか不思議な気分です。
前世ではいくら頑張っても、自分の努力が人に見とめられることなんてありませんでした。
うまくやれると絶対的な信頼を寄せられることなんてありませんでしたが、とても嬉しいのです。
シャルティアナ「最善を尽くしますわ」
今日は次々といいことが起こる一日でした。
アルテミルと仲直りし、救貧問題の糸口も見つけられ、ひさしぶりに会った皇太子からは気分が良くなる言葉をいただけました。
一日くらいこんな日があっても、悪くはない・・・シャルティアナはそう考えます。
悪女の定義【第70話】感想
なんだか今回は、とても気持ちのいい話でした!
安心して読めるっていいですね(笑)
この感じ、皇太子がかなりシャルティアナを大切にしてくれているのがわかります。
アイリーンにこのことを伝えて欲しいくらいです!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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