ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第47話】あらすじ
ラブエルの邸宅では、孫の「ヒラシード」が生まれ、息子たちが帰ってくるまでラブエルがヒラシードの面倒を見ています。
息子夫婦が帰ってくると、久しぶりゆっくり過ごせたと喜んでいる様子です。
「あの・・母上にお話が・・・」
そう息子はこっそりとラブエルへ伝え、部屋の外に出ます。
ラブエルがどうしたのか聞くと、彼は市内でこの地域の何人かの貴族がレジーナと会ったようだと言うのです。
そしてそれが全て貴族派の人たちだったそうで、ラブエルががお仕えしている人ではないであろうか?という質問だったのです。
ラブエル「違うと思うわ・・・公女様は今、セベリダにいらっしゃるはずだから」
だとすればそれは、アイリーンだということになります。
少し注意が必要ではあるが、教えてくれたことに感謝を伝えますが、「貴族派」というところがラブエルは引っかかっている様子です。
悪女の定義【第47話】ネタバレ
一方セベリダでは、食事をとりながらシャルティアナがさっき皇太子が自分たちの元を離れたとき、どのような指示を出したのか質問していました。
皇太子は護衛隊を使って奴隷商のアジトを探すつもりであることを話します。
人数が少ないので尾行をつけて慎重に接近するとのことですが、どうしてこの地域の兵士を使わないのかとシャルティアナは不思議なようです。
ですがこの地域の領主や役人たちは、彼ら自身が加担していたり金をもらって見逃してもらっていたりする可能性があるので、信用できないというのです。
下手に計画を話してしまうと、相手に情報を流されかねません。
シャルティアナ「そうですね・・・私も中枢に内通者がいると考えています」
皇太子「その理由は?」
その質問に、自分を試されているのではないかと深読みするシャルティアナ。
ロニーが村であう奴隷商は、後ろ盾がなければそのように堂々と歩き回ることはできないであろうという推測を話しました。
そして、セベリダは干ばつで税もろくに集まっていないでしょうから、金儲けのために不法奴隷取引を行う理由はあると付け加え、その上奴隷を買うのは貴族だから貴族とのつながりがある人物が関わっているはずだと伝えます。
シャルティアナ「・・・この程度なら合格でしょうか?」
皇太子は誤解をさせた様だと言い、シャルティアナを試そうと思っていたわけではなく、自分と同じ考えかどうかが気になっただけだと話すのです。
皇太子「そなたはいつも思いがけない意見を出してくれるから。」
そしてロニーに作戦を協力させたときの行動が、自分が想定していたものとぴったり合っていたそうなのです。
だから今回もそうなのか気になったからだそうですが、シャルティアナからしてみればそれならそうと先に行ってくれればよかったのにと、少し不服そうです。
「陛下、緑化地域への出発準備が整いました」
そう護衛に言われ、席を立つ皇太子。
何かを考えているようなシャルティアナの表情に気づき、何か気にかかることでもあるのかと聞いてきます。
皇太子「最小限の人数で慎重に接近するのは正しいと思いますが・・・解決するまでにあの子供の姉がすでに売られてしまうかもしれない。こう考えているんだな?」
シャルティアナ「・・・その通りです」
これは選択の問題で、一気に攻め込めばロニーの姉が売られる前に助けることが出来るかも知れませんが、背後にいる大物たちは全て逃がしてしまうでしょう。
護衛隊だけで慎重に接近すれば、関わりのある者を全て捕えることが可能ではありますが、その間にロニーの姉は売られてしまうかもしれません。
皇太子「そなたならどちらを選択する?」
そしてシャルティアナの選択に従おうと言うのです。
シャルティアナ「ま・・・待ってください!どうして私に・・・!」
またからかっているんだろうと返すのですが、皇太子はシャルティアナが満足する旅になるように願っているだけだとかわされてしまいます。
これは残酷な選択で、人の不幸を天秤にかけて選ばなければならないのです。
指導者はいつもこんな悩みを抱えているなんて・・・と気分は落ち込みます。
シャルティアナ「・・・ロニーが気の毒ですわ。しかし憐れみの為に事を急がすことはできません。奴隷商の背後にいるものを逃がしてしまえば、第2第3のロニーを作ってしまうだけ」
「私がロニーの不幸を捨て置くと言ってご満足されましたか?殿下は本当に意地悪ですね」
そのシャルティアナの返事に一瞬考えますが、皇太子は微笑んでやはり自分と考えがよく合うと彼女の肩に手を置きます。
そしてシャルティアナの耳に顔を近づけて、他の部分もこれほどに合うのか知りたいほどだと囁くのです。
驚いたシャルティアナはそのまま皇太子を押しのけ、あの会話のどこに興奮ポイントがあったんだと混乱しています。
変態なのか・・・?そう皇太子に不信感を抱くシャルティアナですが、自分がわかっていないだけでこの世界の文化なのかもしれないと考えがまとまります。
保守的だけど意外とスキンシップが多いところだからと思いながら、いつも通りに落ち着こうとするのですが、どうも皇太子の様に落ち着くことが出来ずにいます。
シャルティアナ(こいつ一体何考えているわけ・・・!?)
悪女の定義【第47話】感想
皇太子とシャルティアナは良い感じになってきましたね!
話が合うとかどうのこうのよりも、自分と考えがあうのがいいだなんて・・・(笑)
なんだか変わってますね。
アイリーンがちょっと気になってきました。
貴族派とかかわりを持ち始めているアイリーンは、何を考えているのでしょうか?
そしてロニーの事もきっと貴族が関係しているということで、やはりつながりがありそうで怖いですね!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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