ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
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悪女の定義【第42話】あらすじ
そう、あれはシャルティアナがメロドラマ小説を探しに図書館へ行った時の事です。(21話参照)
皇太子もビブリオ図書館におり、本を読んでたところ・・・嬉しそうに図書館内を歩くシャルティアナに出会ったのです。
どうしてシャルティアナが宮内図書館にいるんだろうと皇太子は不思議に思い見ていると、彼女が踊ったような動きを見せていることに気づくのです。
一人で踊っていたかと思ったら、本棚の間に出たりはいったりしているシャルティアナ。
その様子を皇太子は、刺客が隠れている様だったと表現しました。
シャルティアナ「そ・・・それをずっと見ていらっしゃったんですか?」
皇太子「見ようと思っていたわけではないが・・・読書に集中している姿には感心してな。ただしその本が・・・」
と言いかけたところで、シャルティアナは彼の口を両手でふさぎ、それ以上はやめてくださいと恥ずかしそうに口止めするのです。
恥ずかしくて死にそう・・・そう思って俯くシャルティアナを、困った表情で見ている皇太子。
悪女の定義【第42話】ネタバレ
シャルティアナ「思ったより殿下は、軽口を言われるのがおすきなのですね」
そんなこと一度も考えたことないという皇太子ですが、シャルティアナはそんなこと周りが言えるはずはないとため息をつきます。
シャルティアナ「私だって今日初めて知ったんですもの。前はただ意地悪なだけの方かと思っていました」
その言葉を聞いて皇太子は反応し、たしかに親切ではなかったがだからと言って、イジワルに接したと思っていないと説明しました。
シャルティアナは呆れますが、むしろ意地悪だったのはそちらの方だと言われてしまい、以前の事だと思うと納得してしまいます。
確かに以前のシャルティアナはしつこく付きまとい、皇太子の恋人であるアイリーンにも嫌がらせをしていましたが、彼が邪険に扱うことはありませんでした。
ただ無関心だっただけなのですが、それは芙美がここに来る前の事で、レジーナのパーティーの時に無視したのはどうしてなのかとその場の勢いで聞いてみます。
皇太子「それは・・・出迎えできなかったのは、会議があったせいだ」
説明する皇太子の様子を見る限りではウソではなさそうで、悪かったとシャルティアナに謝ってくれました。
皇太子「そなたを傷つけていたとは思っていなかった。いや・・・そなたが傷ついても関係ないと思っていたんだ」
シャルティアナの事を思いやらず、自分が正しいと思う通りに行動していたことを軽率だったと言ってくれました。
それでは今は、シャルティアナが傷ついて欲しくないと思ってくれているということなのでしょうか・・・?
ですがそんな疑問を、口に出すことはできませんでした。
「いらっしゃったぞ」
馬車に乗って空を飛んでいる皇太子たちを見つけた護衛の者たちは、二人を出迎えました。
皇太子にエスコートされて馬車から降りるシャルティアナですが、下りたとたんにユタバインがいることに驚きます。
ユタバイン「皇太子殿下、長旅お疲れさまでした」
他の者たちはどこにいるのか皇太子に聞かれ、ユタバインは指示されたものを処理していると伝えます。
皇太子「下の者たちに追加の指示を伝えてくる。そなたはチャンドラム卿と一緒に待っていてくれ」
シャルティアナ「わかりました」
するとなぜか、皇太子は慌てながら市街は反対方向だから行き来するのが大変だろうからと説明をしてくれたのです。
何なんだろうと、思わず吹き出してしまうシャルティアナに、ユタバインが良い雰囲気だと後ろから声をかけてきました。
あんたまでからかうのかとユタバインの足をつねるシャルティアナ。
シャルティアナ「私、病気だったのよ知ってた?」
ユタバイン「当たり前だろ!どれだけ心配したと思ってんだ。でも今は元気そうだな」
シャルティアナが病気だと連絡を受けたとき、ユタバインは遠方だからと早めにセベリダへ出発した後だったそうなのです。
そして馬車の方を向き、これが噂のアエスラ・アクシスかと物珍しそうに眺めています。
ユタバイン「普通の馬車と見た目はそっくりなのに、これが空を飛ぶなんて・・・これに乗って来るって聞いてビックリしたんだぜ」
この馬車は、皇帝と皇后と皇太子以外は本来誰も乗れないということなのです。
それを聞いて驚くシャルティアナは、他の皇子や妃でも乗れないこの馬車に自分が乗ってもよかったんだろうかと少し不安になります。
ユタバインは、皇帝陛下が許可を出してくれたんだからと言い、心配するのはそこではないだろうと続けます。
そんなアエスラ・アクシスに乗ってきたのがこんな場所で、レジーナが来るなんて聞いたことが無いと公式デートの場所ではないだろうと少し理解できない様です。
シャルティアナは怒ってくれているユタバインに感謝の気持ちを伝え、自分がここに来たいと言ってことを話しました。
その言葉に驚くユタバインは、ただ自分の目で直接見てみたかったんだと話すシャルティアナに、お前らしくないと少し寂しそうな表情を見せるのです。
変わったどころではない、シャルティアナは全く別の人間なんだからと寂しく思うのです。
ユタバインの幼馴染のシャルティアナはここにはもうおらず、彼の心配も自分の為ではないのです。
周りの人々のシャルティアナへの愛情を感じる度に、こんな風に気分が沈んでしまうことは仕方がないと言い聞かせています。
ユタバイン「悪い意味じゃないぜ。やっと大人になったと思ったんだよ」
シャルティアナ「何ですって!?」
おこちゃまシャティと言ってくるユタバインに、あんたには言われたくないと言い返すシャルティアナ。
そんなところに皇太子は帰って来ました。
皇太子「出発しよう」
悪女の定義【第42話】感想
だんだん皇太子がわからなくなってきました・・・。
実はいい人なのかと思っていたのですが、やはりそうなんでしょうか。
いろいろ突っ込みたいところはありますが、悪気があってやったことではないのがわかりますよね!
となると・・・シャルティアナにもまだ望みがありそう!
干ばつの地域に行ってシャルティアナは何を思うのか、二人の仲は何か変化があるのか・・・
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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