ピッコマ無料連載中の「魔女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第2話】あらすじ
この世で一番最悪な死に方は溺死だと思う
こんな風にたった一人で漆黒の中で寂しく・・・孤独に・・・
芙美は川の奥底に沈んでいきます。
目をきつく瞑り、たった一人で死なせないでと強く願っていました。
すると、なぜか声が出るのです。
うぅ・・っとうなり声を出しながら、息が出来ることに気づきます。
そして手に感じる布団の感触で、ここは病院で自分は助かったんだと安心しました。
目を開けると、天井には天使の絵が見えており、豪華そうなカーテン、見るからに高そうな花瓶と花があり、どう見ても病院ではなさそうです。
ここはどこなんだろう?と考えていると、カーテンの隙間から人影が見え誰かいることがわかりましたあ。
ひょこっとカーテンの中をのぞいてきた人物は、どうみてもメイド服を着た外国人のおばさんだったのです。
「お嬢様!」と涙目で駆け寄ってくる叔母さんにびっくりする芙美でしたが、この人が言っている意味が理解できません。
「お目覚めになられたのですね!私は信じておりましたわ!」
「これまで一度もご病気にかかられたことがなかったのに・・・」
芙美は産まれて初めて聞く言葉なのに、理解できていることに気づきます。
そして自分が知るはずのない情報が頭の中にあふれてくるのです。
そこでこのおばさんが自分の乳母であり、病気で意識不明だった自分が目覚めて喜んでいることを理解しました。
ですが芙美は「私に乳母がいるわけないのに」どういうことなのかが分からず、これは夢を見ているんだと考え付きます。
悪女の定義【第2話】ネタバレ
芙美「なんでもありません」
乳母「あら、お嬢様が私に敬語を使われるなんて、一体どうしたんです?」
お母さんよりも年上なのに、タメ口なんてきけない・・・と困る芙美でしたが、乳母に見つめられどうしたらいいのかわからず喉が渇いたとお願いします。
はっとした表情で、急いで乳母は飲み物を取りに行くことと奥様にもお伝えすると言い慌てて部屋から出ていきました。
芙美は騒がしい夢だけど、どうせ見るならお金持ちの夢の方がいいけど・・・と自分を納得させます。
そしてまじまじと自分の髪型や服装を見て、まるでお嬢様の様だと思うのです。
(私・・・こんなの趣味だったっけ?)
(もう起きよう、きっと夢だったんだ)
(こんなところで目覚めたのも、河で溺れたのも)
(智也と別れたことも・・・)
そう頭で思いながら目を閉じます。
脳裏には智也とさやかが浮かんでいます。
「シャルティアナ!」
大きな声を出しながら女性と男性が乳母と一緒に部屋に入ってきました。
「目覚めたのね!」と言い泣きながら、女性は芙美をぎゅっと強く抱きしめます。
芙美はどうして夢から目覚めないのか、いつまでこの夢が続くのか不安になりました。
ある日、芙美は一人部屋で紙に何かを書きながら頭の中を整理しています。
小柳芙美はあの日河出溺れて死んでしまい、芙美の魂はほかの体に移って、『シャルティアナ・アティ―ゼ・カイロン』というカイロン公爵家の一人娘となっているのです。
芙美は彼氏に浮気をされ、酒を飲んで自殺したみたいに思われるんだと恥ずかしい気持ちで部屋で暴れてしまいます。
もう3日もこれを続けているようです。
そして不思議なことに芙美は、シャルティアナの記憶を読むことが出来ます。
芙美がシャルティアナに憑依する前、彼女は重い病気にかかってしまい何日も意識不明だったのです。
そんななかやった目覚めたのは、シャルティアナの身体に憑依した芙美でした」。
きっと彼女は死んだのだろう・・・
そう紙にメモをしながら、他人の残りの人生を生きなきゃいけないという現実が重くのしかかってきます。
「そんなのどう転んだって苦労するしかないじゃない。ひとまずどんな人だったのかみてみようかな」
ゆっくり椅子に座り、記憶をたどります。
(ない・・・全くない!)
ないがないのかと言うと、善行が一つもないのです。
シャルティアナは完全な悪女でした。
他人にきつくあたるのは日常茶飯事で、欲張りで気に入ったものは全て手に入れないと気が済まない。
駄々をこねて大声で叫び当たり散らす、最強最悪のわがまま娘だったのです。
シャルティアナはその上、他人の恋人を狙っていました。
それもただの男性ではなく、フェロン帝国の皇太子でした。
皇太子は伯爵令嬢のアイリーンと交際中だったが、彼に憧れる女たちは数多くいました。
シャルティアナの場合、ただの憧れで終わらかったのが問題だったようで・・・皇太子にはおべっかを使ってすり寄り、ありとあらゆる方法でアイリーンをいじめていたのです。
芙美はどんどん記憶をたどるのが怖くなってきました。
そしてその悪女が自分であることに気づきます。
自分が悪女だなんて受け止めることが出来ず「一体どうなっているのよ!」とまた大声で叫ぶのでした。
悪女の定義【第2話】感想
物語が泣かれ始めました!
優秀で間違いが嫌いだった芙美が、まさか自分を裏切った友人のような悪女になったしまうだなんて思いもしなかったと思います。
そりゃ記憶が読めるからだと言っても、思い出したくなくなりますよね(笑)
これからのあらすじがわかる内容になっていましたが、
このまま芙美は正しく生きるのか・・・それとも悪女としてやっていくのが、変化が気になります!
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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