「風俗嬢」
そう聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか?
汚い?男の欲望のはけ口?人生でマイナスにしか働かない?
この漫画はそんな負のイメージに一石を投じる、ポジティブな内容となっております。
あなたのまだ知らない「風俗嬢」の一面を覗きませんか?
それでは、どうぞ。
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デリバリーシンデレラ-Repeat-【第1話】のあらすじ
主人公の山田雅美には介護士を目指して大学に通っている、ごく普通の大学生。
しかし、普通の大学生とは少し違うところがありました。
それは、風俗嬢をやっているということ。
厳密に言えば、デリバリーヘルスで働いているいました。
ナンバー1嬢である彼女は、今日もお客に指名されます。
しかし、そのお客さんにはとある問題があって…?
デリバリーシンデレラ-Repeat-【第1話】のネタバレ
「いってきまーす!」
そういって山田雅美は今日もお客さんの下に訪れます。
「あっ待ってミヤビちゃん! どうもこのお客さん問題ある人みたいなんだよ!」
しかし、ドライバーの人から今日のお客について、注意を受けます。
「詳しくはわからないんだけど…」
「先月新人が3人もこのお客さんについた後辞めてるんだ!」
そんな恐ろしいことを言い出すドライバーに、不安そうな顔をするミヤビ。
「僕が会った感じでは危ない人には見えなかったけど」
「ここで待ってるから何かあったらすぐ電話してね!」
不穏な空気を感じながら、ミヤビはお客さんの元へいくのでした。
「どうも古谷です」
そう言って出てきた男の人は、見たところ無害そうな、草食系の顔立ちをしていました。
「ナンバー1の子だって聞いたからどんな子かと思ったら意外と普通なんだ いい意味で」
「あは…垢ぬけないってよく言われます」
そんな他愛のない会話をしながら、部屋の中に入っていくと、そこは夜景の素晴らしいホテルのような所でした。
「素敵なお家にお住まいなんですね~」
そういって目を丸くするミヤビ。
「いやあ…ほとんど寝に帰ってるだけだよ」
さらに、本棚を見て見ると経済の専門書が多く並んでおり、インテリであることがうかがえました。
感じのよさそうな人に見えるという印象を抱いたミヤビ。
しかし、この男の素顔がベットの上で露わになります。
「うわ…大きい スゴイね… 肌も白くてキレイだし…」
「髪もサラサラ…」
いい雰囲気になって、高まってくるムード。
「…シャワー浴びましょうか…」
そういったミヤビに男の歪な言葉が投げかけられます。
「こんないい素材持ってて風俗嬢だなんて…勿体無いなぁ」
ここからは、男の一方的な口撃が始まります。
「ねえどんな気持ち?」
「こうして知らない男の家で服脱いで…」
「嫌じゃない?我慢してるの?何のため?」
さらに男の嫌味な言葉は続きます。
「お金のためだとしたらあまりに考えが足りないと思うんだ」
「危険なのはもちろんご両親にはなんていうの?」
「彼氏には?この先大切な人が出来ても嘘をつき続けなきゃいけなくなるかもしれない」
「そこまでしてこんな仕事を続ける理由は何?良かったら教えてよ…」
「キミが今考えてること」
男の自分の存在を否定するような言葉の暴力を受けてなお、ミヤビは自分の意見をしっかり言いました。
「今は古谷さんのことを考えています」
「どうしたら古谷さんをこの1時間でたっぷり満足させてあげられるのか 今はそれだけ考えています。」
その言葉を聞いた男は、非常に冷めた目をして、こう言い放ちます。
「そうか…じゃあソレはもういい」
「僕は今射精したい気分じゃないし」
それでもミヤビはいじらしく
「じゃあたっぷりお話しましょう! もっと近くで…」
と言います。
その言葉を遮るように男は言葉のナイフをミヤビに突き刺します。
「キミは男の性処理をしてナンバー1だなんて恥ずかしくないの?」
デリバリーシンデレラ-Repeat-【第1話】の感想
いかがだったでしょうか。
社会的にやはり水商売というか、性に関わる仕事というか、そういったものはデリケートなものだと思われています。
そういう仕事をしている人たちを下に見たり、汚らわしいものとして扱ったりする人もいて、そういった人の考えを完全に否定することは出来ないと思っています。
しかし、この登場人物の古谷という男は、わざわざデリバリーヘルスを読んでおいて説教を食らわせていることから、なんだか、そういった性癖があるのではと思わせるほどの、得体の知れない気持ち悪さを感じました。
特に最後の男性の性処理をしてナンバー1だなんて恥ずかしくないの?というセリフは、何だがいじめるためだけの言葉という感じがして、嫌ですね。
私はどんな分野でもナンバー1になるのは素晴らしいことだと思っています。
それが悪いことでも、褒められることではないにしても、トップをとる人間というのは何かしらのこだわりとそれなりの力があると思っています。
そんな人間を頭ごなしに否定するのはどうなのかなと、この話の流れを見て思いました。
皆さんは、この男の言葉について、どう思いましたか?
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