ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第64話】あらすじ
皇太子との夕食を取っているシャルティアナ。
皇太子「やたらと上機嫌だが・・・何かあったのか?」
シャルティアナ「あら?そう見えますか?特に何もありませんでしたけど?」
そう言いながら微笑みます。
そんな姿をみて皇太子は、絶対何かあったんだと確信します。
そうシャルティアナの要求にこたえて皇帝から贈られたアクセサリーを見せてくれたアイリーン。
品物はとても高級品でした。
血の様に赤いルビーと精巧な黄金の装飾・・・
シャルティアナ思った通り、あきらかにアイリーンには「似合わない」品だったのです。
アイリーンの贈り物についての話を聞いたときからおかしいと思っていたシャルティアナ。
エメラルドやサファイアならともかく、ルビーだなんて。
アイリーンは自分の魅力をわかっており、栗入りの髪と緑色の瞳に良く似合う上品なドレスを好んで着ています。
そんな彼女にルビーのアクセサリーはどう考えても似合わないのです。
皇帝はこんな方法で遠回しに自分の立場を表明したのです。自分が誰を支持しているのかを。
上辺だけの支持表明ではありますが、その奇抜さに失笑がこぼれてしまうほどでした。
そのアイリーンに贈られたアクセサリーを手に取って、シャルティアナは自分に合わせて「いかがですか?」と言ってのけたのです。
それはひどく無礼な行動であり、侍女たちは驚きを隠せない様子でした。
それでもその場の全員が認めるしかなかったのです。
アイリーン「よく・・・お似合いです」
皇帝の贈り物が似合うのは、アイリーンではなくシャルティアナだという事実を!
悪女の定義【第64話】ネタバレ
アイリーンのところには初めからそれを見せつける為に行ったのですから、シャルティアナは目標達成です。
皇太子「皇帝陛下と面会をしただろう・・?」
つつがなく済んだようで幸いだと言ってくれ、これは気にかけてくれていたんだろうか?と感じます。
皇帝陛下の話題は皇太子にとって愉快なものではないのでしょうから、彼の方から聞いてくるだなんて意外です。
シャルティアナ「ええ、少し緊張はしましたけど・・・」
そなたが緊張するなど似合わないと冗談交じりに会話をしていますが、皇帝から聞いた話が頭に浮かんできて、シャルティアナは会話に集中できません。
皇帝から傷つけられて親子関係に亀裂が生じてしまったにもかかわらず、どうしてこんなに平然でいられるのかがわかりません。
皇太子「・・・皇帝の謁見が終わって、まもなくラハディーンの競合が始めるな。そなたであればうまくやれるだろう」
シャルティアナ「ちょ・・・ちょっとおだてすぎじゃありません?」
そう言いながら顔が赤くなってしまいます。
皇太子「そんなつもりはないのだが・・・戯言に聞こえるかもしれないが、ふとそう思ったのだ」
その言葉に自分も念入りに準備しようと思っていることを伝えました。
食事が終わり見送っているところで、なんだか励まされてるような気分になりました。
アイリーンとの神経戦で逆立っていた心がほぐされていくようでした。
もちろん今も皇太子の本音がわからないという不安は変わりませんが、すくなくともその時は・・・あんな形で不意打ちを食らうなんて想像もできなかったのです。
食事が終わったあと、皇太子は皇后陛下に呼び出されました。
寝殿へ来るようにとのことでしたので、そのまま向かうことにします。
向かっている途中、アイリーンと鉢合わせました。
アイリーン「皇太子殿下、ご機嫌うるわしゅう」
皇太子「こんな時間にどうしてこのような場所に?」
用事を済ませて戻ろうとしていたと話すアイリーンですが、それだけを聞くと皇太子はそのまま行こうとしてしまします。
アイリーン「殿下、あの・・・」
皇太子「悪いが急いでいる。話は次の機会に聞かせてくれ」
そしてそのまま皇太子は向かいますが、アイリーンはそんな彼を見つめていました。
皇后宮についた皇太子は、そのまま皇后へどのような要件なのか確認します。
皇后「たいしたことではありません。もうすぐラハディーンの競合が始まるので、ちょっとした助言をして差し上げようと思ったのです」
「一つ目の課題である穀倉経営は本来私の仕事、そのためかいっそう気になってしまいまして」
穀倉経営は重要庵業務であり、特に今回は競合まで兼ねているのでより公正に行う必要があるというのです。
それにも関わらず、その公平さと侵すような事態が起こっていると指摘します。
皇太子「・・・と仰いますと?」
皇后「最近、様々な場所でカイロン公女の功績を称えいるそうではありませんか」
内容の信頼性はともかく、競合前に世論が傾くのは好ましくないと言われます。
皇太子「功績を立てた者への当然の道理を行ったまでです。ウソの功績を作り上げたわけでもないのに、何が問題だと仰るのですか?」
皇后「カイロン公女の活躍が事実であるとしても、競合直前にそのような出すぎた行動は慎むべきです」
公平性に反する行動だと、強く指摘されてしまいます。
皇后「しかしすでに起こってしまったこと、すぐに対策を立てれば問題はありません。カイロン公女に西穀倉を任せなさい」
その言葉に驚く皇太子ですが、皇后はそうすれば公平な条件で戦うことができると言うのです。
皇太子「それはできません・・・」
皇后「何ですって?」
皇太子「そんなことはできないと言ったのです」
その皇太子の表情は、怒りに溢れています。
悪女の定義【第64話】感想
いい調子で進んでいたのに、きっとアイリーンが仕組んだことでしょう。
皇后はアイリーン側についているということですね。
穀倉のことが良くわかりませんが、重要な場所ではあるがシャルティアナに任せればアイリーンの方が有利になるということですよね。
皇太子が拒否していますが、果たしてそれは認められるのでしょうか・・・?
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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