漫画・幼女戦記【第10巻】のあらすじ・ネタバレ・感想!

漫画「幼女戦記」は東條チカ先生の作品です。

ターニャ率いる第二〇三遊撃航空魔導大隊は極秘行動中である連合王国の潜水艦と接触します。

ここで抑えることができれば、今度こそ安全な後方勤務のエリートコースに行けると息巻くターニャ少佐でしたが・・・!?

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幼女戦記【第10巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

幼女戦記【第10巻】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

幼女戦記【第10巻】のあらすじ

前巻で初めての艦隊戦に苦戦を強いられるターニャ達でしたが、持ち前の機動力を駆使した戦術でアンソン大佐率いる協商連合残存軍を撃破した後に、レガドニアの亡命作戦を遂行する特攻艦ライタール号と、それに随伴する潜水艦艇を目撃します。

これらから、重大な機密の匂いを感じたターニャ少佐は部下達に攻撃を命じますが、今の目標はライタール号よりも随伴している潜水艦艇の方でした。

今まで幾多の厳しい訓練や激戦を切り抜けてきた第二〇三遊撃航空魔導大隊でしたが、隊員であるヴィーシャ少尉やヴァイス中尉は、海兵魔道士としての訓練はまだ受けていなく、海中に潜られてしまっては完全に手を出せなくなってしまうためだったのでした。

さらにターニャ少佐の目的は撃沈ではなく、あくまでも威嚇・・・部下達に対しても大声で念を押します!

ターニャ「直撃は避けろ! あくまでも威嚇だ!!」

しかし、1人の部下が誤射をして直撃させてしまったのでした!

その部下に対して強く責め立てるターニャでしたが・・・当たったのは後方のスクリュー部分・・・それはすなわち、この直撃で満足には動けず、あっさりと潜水されて逃げられてしまう心配は無くなったことにつながっていたのでした。

しかし、ここからは自ら行動はせず、北洋艦隊に出番と手柄を譲ろうとしていたのでした。この行動は大きな誤算になることに今は気づいていない状態だったのでした。

翌日、アルビオン連合王国の首都ロンディニウムでは、あのタイミングでなぜターニャ達が現れたのかと議論が続いておりました。会議にし出席していた者達が思っていること言い合う中、自分の軍の方も、エースであるドレイク中佐を出撃させることを告げたのでした。

案の定、北洋艦隊では仕留めきれずに逃げられてしまうのでした・・・。

その報告を受けたターニャは心の中で大いに動揺します。

ターニャ「北洋艦隊が敵艦隊を見逃したー!?」

北洋艦隊の補足失敗の原因は北洋艦隊の端的能力が不足していたためであったものの、ターニャにとっては彼に対して出来もしないことを押し付けてしまった・・・いわゆる判断ミスを犯してしまっていたのでした!

ターニャ「降格! 最悪で銃殺!! なんという油断だ、取り返しのつかないミス・・・吐きそうだ!!」

自分に課せられるかもしれない処罰を予想しながら苦悩するターニャに声をかけるヴィーシャ少尉やヴァイス中尉に対しても自分の責任であることを強く告げます。さらに追い討ちをかけるかのごとく、ヴァイス中尉から「レルゲン中佐を向かわせる」との報告を聞いたターニャは完全に終わったことを悟るのでした・・・。

一方、移動中の列車に座っているレルゲン中佐はウーガ少佐から声をかけられ、コーヒー豆とチョコレートが入った箱を渡されて、匿名として渡してほしい旨を頼まれます。

そして、辿り着いたレルゲン中佐と対面するターニャでしたが、彼から告げられる内容とは、彼女が思いもよらぬものだったのでした!

その意外な内容とは、果たして・・・!?

幼女戦記【第10巻】のネタバレ

レルゲン中佐と対面するターニャが告げられた内容とは、彼女が思いもよらぬ内容だったのでした!

レルゲン中佐「デグレチャフ少佐・・・転属命令だ」

思いもよらぬ命令を聞いて、あまりの嬉しさに喜びを隠せなくなってしまいそうなターニャでしたが、すぐに我に帰って北洋艦隊の時の汚名を挽回するチャンスを求め始めます。

しかし、レルゲン中佐を始めとした上官達はターニャを責めたり処罰する気持ちは一切なく、むしろ「あれ以上は求められない」と褒めたい気持ちだったのでした。

それでも一歩も譲ろうとしないターニャは続けます。

ターニャ「ご安心ください。再戦の機会あらば、一隻たりとも残すつもりはありません」

完全に話が通じ合っていないことを悟ったレルゲン中佐は、これから開かれる北洋艦隊が計画している艦隊演習への参加を提案して、ターニャもすぐに参加を願い出てくるのでした。

その後、ターニャは部下達を集めて、自分たちの今後のことについて語り始めます。

ターニャ「我々はラインへ転属だ!」

部下達が盛り上がっている中で、彼女は心の中では喜びの声を上げていたのでした・・・。

ターニャ「そう! これは夢にまで見た後方勤務!! ああ、ありがとう、レルゲン中佐殿!!」

その後、レルゲン中佐へのご好意として・・・という名目で北洋艦隊との艦隊演習が開始されます!

奮闘する北洋艦隊でしたが、ターニャ達にあっさりと艦艇の中に潜り込まれてしまいます!

早くも追い詰められてしまった北洋艦隊は魔導師が訓練を疎かにしてしまいがちな接近戦で応戦しようとします。ターニャから見ても彼らの判断は決して間違いというわけではないのですが、彼女に向かって接近戦を挑むことは、「無謀」であること以外の何物でもないのでした・・・。

勝利はやはりターニャ達の圧勝で終わり、翌週には参謀本部の決定により、第二〇三遊撃航空魔導大隊の「ライン戦線転属命令」が正式に下されたのでした!

幼女戦記【第10巻】のみんなの感想

自分では謝った判断と思っていたことでも、上官達からは良い形で評価されて、自分の希望している後方勤務への道に近づいた、今回のターニャはまさに怪我の功名といったところでしょうか。

しかし、今まで前線で活躍してきた彼女が、このまま後方にいられるとも思えず・・・次巻でもまた激戦に繰り出されてしまいそうな予感も強いんですよね!

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まとめ

以上、「幼女戦記【第10巻】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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