センコウガール【第3巻】のネタバレ・感想!

漫画「センコウガール」は長井三郎先生の作品です。

七子(ななこ)が死んだ。

同時に生まれ変わったような姿で現れた美少女不登校児・如月民子(きさらぎたみこ)。

彼女に「名指し」された3人のクラスメイトは、民子の狂気の行動に追い詰められていくが…?

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センコウガール【第3巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

センコウガールのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

センコウガール【第3巻】のあらすじ

大量のハエが舞う中。

民子は「消えろ」と何度も何度も唱えながら、埋まっている何かを踏みつけています。

それからまた土をかけると、殺虫剤をかけました。

すぐ近くの花壇のほうに目をやり「ちょっと近すぎたかな・・・・・・花がやられちゃわにといいけど・・・・・」と花に水をやるのでした。

 

翌日、今日は隼子まで休みだと聞いて、ざわつくクラスメイトたち。

ちなみに英子は体調がすぐれず、しばらく休むと家族から連絡があったそうです。

 

母が彼氏の安藤くんを初めて紹介してくれた日のことを夢に見ていた民子ですが、お昼になったことに気付き、曜子のもとへ急ぎます。

民子が何かイライラしているのに気づいた曜子は持っていたパンを一つ手渡します。

 

曜子「・・・・・・三浦英子 早川隼子。あんたが名指ししたこのふたり、ガッコ来てないのって・・・・・・あんたのせい?」

民子「そっ!!私ね、殺そうとしたの。でもなんか違ったからやめちゃったんだけどね!」

 

聞いて来たものの、興味の無さそうな曜子に、なんでとかどうしてとか聞かないんだと不思議に思う民子。

 

曜子「あんとき私の名前も呼んだ。じゃあ次は私?私を殺したい?」

民子「殺していいの?」

曜子「いいよ。」

 

学校を抜け出して海へと走り出す様子を、梨香が教室から見ていました。

 

センコウガール【第3巻】のネタバレ

海へやってくると、民子は殺されてもいいというのは死にたいということなのかと訊ねます。

けれど曜子はこの期に及んでも興味がなさそうです。

ナイフを突きつけ威嚇するも、顔色一つ変えないのです。

 

曜子「・・・・・・私 本当にわかんないんだ。自分が死にたいのか生きたいのかとか、何が好きで何が嫌いでとか、何がしたいかなんのためにここに居るのかとか・・・」

「考えようとすると頭痛くなるから何も考えないの。何か食べて誤魔化すの。」

民子「・・・・・あんたって・・・・・・本っ当にからっぽなんだね・・・・・・」

 

一瞬、七子の顔が浮かんだ民子は、曜子の手を握ってみました。

そして、自分が欲しいのは曜子自身だったのだと確信したのです。

けれど、曜子には言っている意味がさっぱり理解できません。

 

民子「私はいっぱいで溢れそうで で、あんたはからっぽ。だからピッタリ!」

 

それでも曜子にはさっぱり意味が分かりません。

曜子にとってはただのクラスメイトですし、よく知らない相手です。

何度断っても、民子はひたすら後を付いてくるのでした。

やっと一人になれた電車の中で、曜子は大きなため息をつくのでした。

 

家へ戻った民子のもとには、刑事が訊ねてきていました。

七子が亡くなった日会っていたこと、どんな話をしていたのかなど根掘り葉掘り聞かれます。

オロオロしながら答えていましたが、あまりに一方的に質問をぶつけられるので、イライラしてきて、殺していないこと、あの日は呼び出されただけで海で別れたことをはっきりと告げると家へ入っていくのでした。

梨香が警察にタレこみの電話を入れたことがきっかけで、民子は目をつけられていました。

刑事の一人は帰りの車内で民子の家からしていた死臭が気になっていました。

 

翌日、普通に話している民子と曜子にクラスメイトはついに曜子の番が来たと怯えていました。

梨香は七子を殺した民子が普通に学校にきているのが許せません。

さらには自分を頼ってくれなかった七子にさえも、苛立ちを感じはじめていました。

 

また学校を抜け出した二人は、海に来ていました。

少し先に見える島が気になった民子。

曜子によるとあれは佐久良島で、船で渡れるんだそうです。

家と学校しか知らないから行ってみたいと目を輝かせる民子に、曜子もそういえば自分も同じだなと共感していました。

 

それから話題は家族のことになります。

けれどいっぱいな民子とからっぽの曜子、それだけの関係のはずなのにお互いの事情を知る必要などあるのかと曜子は疑問に感じます。

 

曜子「その「私が欲しい」っていうのってあんたの都合のいいただの“受け皿”になれってこと?」

民子「そういうこと・・・なのかな~」

曜子「あんたが言ったんでしょ!?」

民子「えっ・・・待ってよ曜子!!怒ってんの!?」

曜子(怒る?嫌だ嫌だこんな感情的なのは・・・こんな感情は私は何も何も考えたくないのに!)

曜子「大体なんで?なんで私に目をつけたの?私あんたに何かした!?なんであの日突然・・・」

民子「七子。」

「最初にあんたに目をつけたのは、七子だよ。」

「目をつけたっていうより、好きになったのは。」

「全部知ってる。七子があんたを好きだったこと。七子があんたに告白したこと。」

曜子「・・・それで私は拒絶した。その次の日藤井さんは・・・・・・死んだ。」

 

これまで考えない様にしてきたつもりなのに、民子や七子に出会ったせいで、考えさせられると曜子は頭を抱えています。

民子は、七子との出会いから話を始めました。

 

 

5月の始め頃――

靴を隠されて校内を探していた時、教室に一人残った七子が曜子の席にキスをしているのを目撃したのです。

それから七子の秘密の共有者となり、同時に秘密の自白の傍聴人となったのです。

この海辺で二人話していた時、黒目がおっきくて真っ黒で、虚ろな感じの曜子の目が好きなんだと話していました。

七子はずっと誰でもいいからこの気持ちを吐き出したかったみたいで、自分はそんな話にあまり興味はなかったけれど、一緒に居るのが心地よかったのです。

 

民子「私と七子 似てたから。」

「私達はいっぱいで溢れそうで、真っ暗なトンネルの中にいたの。」

「・・・・・・トンネルだと思ってたんだよ そのときは・・・・・・」

 

6月に入り、学校へ行かなくなった後も二人は海で会っていました。

その時、七子の胸は毎日自分でナイフで何度も傷をつけるので、傷だらけなんだと告白しました。

七子にとって、胸はいらないもので取れないかな?と思えて仕方がなかったのです。

 

 

二人の話を陰でこっそり聞いていた梨香は、きっとこれは嘘だと何度も自分に言い聞かせていました。

けれど、七子が彼氏と別れた時言っていた「理想と全然違うし」という言葉や、母親の「あの子を受け入れることできなかった」という言葉が浮かんで、全てが繋がったのです。

 

 

民子「七子のお母さんの話を聞いたときは初めて七子にちょっと「同情」したの。」

 

幼少期の七子は女の子らしい格好に、髪の毛はロングでした。

ズボンがはきたいと言っても、女の子の色のスカートじゃなければいけないと認めてもらえません。

ワガママを言って母を怒らせると家族の雰囲気が悪くなるので、周りを気遣い受け入れることしかできないでいました。

髪の毛を切りたいと言っても、髪は女の命だからともちろん認めてもらえませんでした。

さらには、男の子達と外で遊ぶのも良いけれど、女の子たちと人形遊びもするようにと指示されるのでした。

初めて生理が来た時には、自分が女であることを突きつけられたような気持ちになり、だんだんと大きくなる胸にも嫌気がさしていました。

試しに男の子と付き合ってみましたが、いざ身体に触れられると身体が震え、そのまま別れてしまうのでした。

その頃から、自分の胸を傷つけるようになったのです。

 

胸の傷の事がバレてしまった時、正直に自分の気持ちを母にぶつけましたが、聞きたくないと耳を塞ぎ、取り乱すばかり・・・

落ち着いてやっとこちらを見てくれたと思った七子でしたが、母の口から出たのは思いがけない言葉だったのです。

 

母「あなた誰?」

「あなたは私が産んだ七子ちゃんじゃない。どこか遠い所からやってきた、得体の知れない化け物にしか見えない。」

センコウガール【第3巻】の感想

これまで何か考えると頭が痛くなるからと、なにも考えない様に無関心を意識して生きて来た曜子でしたが、民子や七子というイレギュラーな存在に“考えること”を始めたようでした。

そんな曜子に、民子は七子のこれまでの人生について話始めましたが、明るく人気者というクラスメイトたちが抱いていたイメージとは少し違いました。

実際には、自分の性別と心の性別が異なっていて、けれど母親はそれを決して認めてはくれなくて、苦しんでいたのです。

そして、七子が好きになったのが曜子だったのです。

話を聞いて、曜子の心がどう動くのか気になります。

無関心だったこれまでとは違って、考え出すきっかけになりそうです。

 まとめ

以上、「センコウガール」のネタバレを紹介しました。

実際に絵も交えて読むとなお面白い作品です!

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