「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第8話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
少年と男に出会ったスウは宮廷の屋上で話し合いをしていた。
スウの仕事は少年のお世話係(食事と寝かしつけ)だった。
少年と男の名前が明らかに!!
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第8話】のあらすじ
剣の刃先を向けられたままスウはレンに聞く。
「公子様はこの場で私を、即切り捨てる事ができる立場でいらっしゃるのですか?宮廷の全てのものは皇家のもの。直系皇族以外は誰も手続きなしに、皇家の財産に手をつける事はできないと聞きました。
そうでなければ、皇家の権利を委託されている方なのですか?」
レンは目を見開いた。
「サハラ様の安全関連に限っては、その通りです。あ、それとお話しするのが遅れましたが、難しい仕事を引き受けていただく事に対するお礼です。あなたにとっても悪い話ではないと思いますよ」
レンは剣をしまい、代わりにスウにスウに金貨の入った包みを渡した。
それを見て嬉しそうな顔をするスウ。
「調べはついたか?」
「調べましたが、他国出身のため詳細までは、もう少し時間がかかりそうです」
スウたちと別れたレンは、スウを連れてきた女性に話しかける。
女性はスウの素性をレンに伝える。
「後宮部所属であり、宮人たちの間での評判は悪くありません。幼い頃、奴隷としてラハンに売られてきて、数年前に自ら身分を買い、自由民となりました」
「自ら身分を買っただと?歳はいくつだ?」
「17歳から20歳程度かと思われます。宮廷に入る前は、珠江地域の国守のところで働いておりました。入宮もそちらからの口添えがあったようです。意外とかなり、大胆な決断をする子ですね」
「そうしたところで、奴隷出身には変わりないだろう」
スウの素性を聞いて、レンはあっさり答える。
「ラハンのような保守的で閉鎖的な国で奴隷が、しかも他国出身が自らの力で自由民になるのは、奇跡に近い事ですから」
「反対にどれだけ上に取り入って、生きてきたかは目に浮かぶな。先ほどの金貨の前では、魂が抜かれたようだったぞ」
レンは先ほどのスウの姿を思い浮かべ、バカにしたように話す。
「あら、当然でしょう。平民があれだけの金貨を目にする事は、そうそうないですから」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第8話】のネタバレ
「それと珠江…珠江地域ならシオン国守の管轄だな。長男がろくでなしという話ではなかったか?」
「ろくでなしはどこにだっていますよ」
レンはスウの出身国の珠江の管轄のはなしをする。
「ずっと前に珠江出身のものが、宮廷で官職の一つ得たと聞いた気がするが、そこからの縁で…」
「ふふ」
レンが話していると女性が笑い出した。
「下の者たちに、八つ当たりされるのはよろしくないですよ」
「予想外にお名前をバラされて、かなりご機嫌が悪いようですね」
「黙れ!突然、幼名を呼ばれて驚いたんだ!!何故あれが私の幼名を知っている!?」
機嫌の悪かったレンは女性たちを黙らせようとした。
「龍は神的な存在ですから、その程度の事を知るのはわけもないのでは?」
部下の男性は冷静にレンに話す。
「でもレンだなんて、すごく久しぶりに聞きましたね~!」
「あの侍従がさっきの事で、皇太子殿下の身分に気付いたら、どういたしましょう?」
その言葉にレンは当たり前のように答える。
「そんな事まで私に聞くのか?殺せ。 不安要素は潰しておいた方がいい」と。
外は夕焼けがとても綺麗になっていた。
「さあーとても美味しそうですね。アーンしてください。アーン」
スウとサハラはさっきいた場所で夕食をとり始めていた。
スウが彼の口元にスプーンを持っていくが、彼は首をフルフルと振って拒否した。
「あっ…!!これとても美味しいものですから!一口だけ召し上がってみてください!」
「ウウン…!!クゥ…」
拒否するサハラにスウはどうにか食べさせようとする。
「ダメです!一口でも召し上がって頂かないと!」
「ウ…!!」
「冷めたらもっと美味しくなくなりますよ!昼から今まで何も召し上がってないじゃないですか!」
「ヤ!!」
「駄々こねてもダメなものはダメです。一口たべて頂くまでは絶対!!食卓から離れられませんよ。
さぁ!!アーン!」
絶対に食べようとしないサハラに、スウは口調を強くした。
「ここには皇子様を助けてくれる人はいませんよ!レン公子様も明日の昼までは来られないと…」
スウの言葉にレンは反応した。
そして彼の手首に手をそえた。
すると…。
「あっ!!いつの間に…!」
スウは持っていたスプーンを落としていた。
スプーンを拾っている隙に、サハラはその場から走って逃げだした。
「サハラ様!!お一人でどこへ…」
(…あれ?目の前が…めまいかな?急に吐き気が…)
スウはフラフラしながら、サハラが走っていった後を追った。
「うっ…。サハラさま!食事中に動き回っては…ダメで……す」
サハラを見たスウは驚いた。
サハラが大人の男性見えたのだ。
「スウ。スウ?」
しかしそこにいたのは、少年姿のサハラだった。
(…俺おかしくなったのかな)
「何をそんなにご覧になられていたんですか?」
スウは少し困惑しながら、サハラに問いかける。
「うえ……」
「ああ。空ですね。今日は何だが雨雲がたくさんかかってますね。もうすぐ祝祭なので、雨が降ればいいのですが」
サハラと同じ目線になって、スウは彼と一緒に空を見上げた。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第8話】のみんなの感想
中々話が進みませんね。
結局、”龍”と呼ばれているサハラは何なんでしょうか。
不思議な力はあるのかなっと思いました。
食事に関しては、馬舎で会ったことも考えると、普通のご飯は食べないのではないかと思ってしまいました。
スウさんは頑張り屋なんでしょうね。
奴隷に変わりないとレン様は言ってましたが、努力して今のポジションにいるんだと思います。
サハラ様は神的存在ですが、結局何ができるのでしょう。
何のために”龍”が必要なのか…。
ここからどう話を展開していくのか、先が気になります!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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