「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第52話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
レンに拒否されたスウは部屋で考えていた。
眠れずに部屋をでたが、ドアの前に座り込んでいた。
そこにサハラが現れて、スウの部屋で寝る事に。
2人で話していると、スウは泣きだしてしまった。「全てのものは変わってしまうという、事実だけが不変」だと。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第52話】のあらすじ
「…何でこんあことまでしてあげるのよ。
罪人に墓を作ってあげたことが、知られたらあんたまで罰を受けるわよ」
幼いダンにランカが声をかける。
「ランカ…。…大旦那様から秘密裏に頼まれたことなんだ。ろくに弁明もできずに、打ち殺された恨みで鬼になって出て来るかもしれないって」
「まったく…博打中毒なのはしってたけど…ソル家のお嬢様の装身具まで盗むとは思わなかったわ」
ランかは文句をもらす。
「ソル家の旦那様は?」
「ものすごく怒ってたわよ。予定を早めてソルクへ戻るって。
…私カルナ様に来てほしくない。あの人が来る度に何か騒ぎが起こるじゃない。
それにコオロギ同士の闘いじゃ面白くないって、犬に牛…人まで闘わせて…
お嬢様は本当にあれが楽しいのかしら。全然そうは見えないのに」
「ランカ。今日スウを見かけたか?」
ダンはランカの話に触れずに、スウの事を聞いた。
「あの子がどこで何をしているのか、私が知るわけないでしょ。…お嬢様の傍にくっついているんじゃない?
あのコオロギ様事件以来、お嬢様はくるたびに、スウスウって。位の高い方たちはスウばっかり可愛がるわよね」
「スウは外見のせいで目立つんだろ。最近帝都で異国人の侍従を持つのが、流行らしいから…。
スウは…ただ一生懸命なだけだよ。大旦那様だって、ソル家の旦那様と縁を結べたのはスウのおかげだって仰ってたじゃないか」
ダンはお墓を作りながら、スウのことを褒める。
「あの時この山で四日間も、カルナ様のコオロギを探し続けたのはスウしかいなかった。そしてついに見つけ出して」
「…あんたはあの子を信じ過ぎてるのよ。私あの子を見るたびに鳥肌がたつの。
突然ラハンの言葉を流暢にしゃべり出したことだって…」
ランかはダンの話しを遮った。
「皆スウの顔色を伺ってるわ。ラハン語を聞き取れないと思って、スウの前で何でも話してたもんだから。
何もわからないフリをしながら、皆の話を盗み聞きしてたのよ。
あんたでだってあの子がいつから、ラハン語を分かるようになってたのか知らないでしょ?
他の人はともかくあんたにまで話さないのはおかしいじゃない。
きっと大旦那様は分かってらっしゃったわよ。毎日のようにあの子と離れ座敷で…」
「ランカ」
その時、ダンとランカの後ろから彼女を呼ぶ声が。
振り返るとそこにはスウがたっていた。
「第1夫人が探してたよ。台所の手伝いが足りないって。
すぐに行った方が良いと思うけど」
「…足音まで消してるわけ?」
スウの存在に気付かったランカは嫌みのように言う。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第52話】のネタバレ
スウは気にすることなく答える。
「お前が興奮してわめいてたせいで、聞こえなかったんだろ」
「あんたがここにいるってことは、ソル家の旦那様はもう帰られたのね」
「ランカ。お前は俺の事、嫌ってるのかと思ってたけど…。
もしかして俺と話したくてわざとやってたのか?」
「誰があんたみたいな、腹黒な異人と話したがるのよ!」
スウの頓珍漢な言葉にランカは怒る。
「それと大旦那様が新しく入った香を、夜に持ってくるようにと仰った。
裏庭の灯が全て消えたら、お持ちしてくれ」
―バシッ!
「ほ…本当に⁉ 大旦那様が私を⁉」
ランカはスウの服を掴む。
「第3夫人のところを通る時は、見つからないように特に気をつけろよ」
「ダン!!私先に戻るね!!
あんたも日が落ちる前に早く帰りなさいよ!!」
ランカは嬉しそうにダンに言った。
「ああ、気を付けて戻れよ」
「それとついでに聞いておくけど…お前、避妊の薬湯は飲んでるよな?」
「…大旦那様に聞くように言われたの?」
「…大旦那様がそんな事気にされるわけないだろ。
ただ心配になって聞いただけだよ。
叶わない夢なんか見てないで、ちゃんと飲めよ。
今妊娠したら、第3夫人が黙ってないぞ」
スウはランカに注意を促す。
「ふん、叶わないかどうかなんて分かんないでしょ」
「分かるだろ!!」
「奴隷が子供を産んだって、同じ奴隷が一人増えるだけだ。
子供にもお前みたいな人生を歩ませたいのか」
注意を聞かないランカに、再度スウは促す。
しかしランカは聞かない。
「そういうあんたは子供も産めないで可哀そうね」
一瞬黙ったスウだが、彼女に嫌味を言う。
「むしろ好都合だけど?だから大旦那様も俺とは気兼ねなくできるって、なかなか離してくれなくて、辛いったらないんだよな」
「嫌味な奴!!よそでそんな事喋るんじゃないわよ。
大旦那様に恥をかかせるつもり?」
「お前のために言ってるんだから、絶対に飲めよ!」
「あんたには関係ないでしょ!」
ランカはそう言って、その場から離れていった。
彼女がいなくなって、ダンがスウに言う。
「…あんな事言うから誤解を受けるんだぞ」
「どうでもいい。むしろそう思ってくれた方が楽だ。最近はこれでもマシになった方だ。
もうその辺でいいじゃないか?何でこんなもの作ってるんだよ。罪人なのに必要ないだろ」
まだ墓をやっているダンに伝える。
「どうせ日が暮れれば、血の匂いを嗅ぎつけた獣たちに掘り返されるのに」
「カルナ様…客人として来られる時、スウ以外、誰も傍に置こうとされないよな。
この罪人はいったいどうやって、カルナ様の装身具を盗んだんだろうな」
「…さあな偶然落ちてたのを拾ったんじゃないか?
落とし物の持ち主を探さないことだって罪は罪だろ」
「…そうだな。戻ろうスウ。
ソル家の旦那様が帰られたから、後片付けがあるだろう」
「うん…」
ダンは立ち上がって歩き出す。
スウは墓の方に振り返りドカッと足でけった。
「はは。眉をしかめてる。一体どんな夢をみてるんだろううな。可愛い」
大人のサハラが、寝ているスウの頬をつつく。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第52話】のみんなの感想
今回は少し前の話しでしたね。
スウさんの背がランカさんと同じでしたから。
急にスウさんはラハン語をしゃべれるようになったんですね。
確かに隠してたのはあるかもですね。
カルナ様とは…?
でもいい方ではなさそうですね。
闘わせるのに、犬や牛…人までも戦わせているのは…。
カルナ様に気にいられているスウさんに対して、ダンさんは何かを感じているんでしょうかね。
この時から何かダンさんの中で、感じるものがあったのでは…。
そしてまた出てきた大人のサハラ様。
大人のサハラ様=龍なんでしょうか。
それにどのタイミングで入れ替わっているのでしょうか?
そこらへんが分かりませんね。
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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