「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第38話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
サハラと会えたスウは、彼の心配をした。
その時、サハラを見て怯えていた女性が公主部に行くと聞いて、スウは食いついた。
一方で、刺客の仲間と間違えられたダンは、ユーリから尋問を受けていた。
そこにレンが現れた。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第38話】のあらすじ
月を眺めるレン。
「殿下。まだ夜は冷え込むのに、髪も濡れたままではありませんか。早く中にお戻りください」
「あーあ。昼の火照りが、まだ落ち着かないんじゃないですか~?」
そんなレンにユーリとカミラが声を掛けた。
「死にたいのか?天を見ていただけだ」
レンはもう一度、月を見る。
「見つめてばかりいたところで、雨は降りませんよ」
「帝都は今月末にならないと雨が降らないでしょうね」
ユーリとカミラもレンと一緒に月を見る。
「そうですね。宮王が生きていた時は、ランタン祭りのすぐあとから、大雨を呼んでくれたのに」
「宮王が亡くなってからは、跡を継ぐ大神宮がいないので…」
「宮王の座が長く空いているため、神官たちがどんどん腐敗していくのも、仕方ないだろう」
ユーリとレンが話していると、カミラが急にサハラの話をした。
「サハラ様はスウと一緒にいるとの事です。
ところで午後から神官の侍従が、何人か消えたようですが、サハラ様の仕業かと」
「また?」
レンは暗い顔をした。
「頻繁に下人が消えると騒ぎになりそうで、心配ですね。
サハラ様にスウをもっと活用されるように、言い聞かせた方がよろしいのでは。
今は祝祭中で慌ただしいため、うやむやにできますが…」
カミラはレンに提案した。
「スウか…。…そのスウの事だが…まだ経験がないというのは、本当だろうか?」
レンは急にスウの経験の話をした。
ユーリとカミラはまさかのレンの話に一瞬黙る。
「本人に直接訊けばいいじゃないですか~」
カミラの言葉に、ユーリは彼女の頭を叩く。
「…確認いたしましょうか?」
「殺すぞ」
レンはいつもと違った表情をする。
「訊いてはみたんだが」
レンはスウとのやり取りを思い出す。
「金貨十両で直接ご確認頂けますよ~」
スウは笑顔で答えた。
「いつも間にか値上がりしましたね」
レンも笑っていた。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第38話】のネタバレ
それを聞いたユーリはレンに聞く。
「それ本気で気になってるんですか?」
「スウが自由民の身分を買ったのは、何歳の時だと言ったか?
何の才もない異国の奴隷が、身分を買えたと言うのは信じがたいが」
レンの問いかけに、カミラが髪を抑えがら答える。
「うーん。…そうですね。
私にはスウに身体を売るような才があるようには見えませんが、見た目と違って、従順な性格ではないじゃないですか。殿下のお好みではあっても…普通に寝室で飼い主に殺されて終わりでしょう」
「皇太子殿下。機会がなくお伝え出来ずにいたのですが…あの侍従について知っておいて頂きたいお話があります。
あの侍従は幼い子供に欲望を感じる変態です」
ユーリはレンを見ていった。
「お前自身の話か?」
「カミラ様…」
レン達が話していると、小声でカミラを呼ぶ声がした。
「うちの弟を侮辱するおつもりですか?」
「お前を侮辱しているんだが?」
「本当です。サハラ様が男に見えると堂々と言っていました」
言い合っている2人から、少し離れてカミラは呼ばれた方へいった。
「どうしたの?」
「お話し中に失礼します」
女性がカミラの耳元で話をする。
「お前の弟が私に書信で、どうかお前が家に戻らないようにしてくれと言っていたぞ」
「嘘だという事は分かっていますよ」
2人はさらに子供じみた言い合いをしている。
「殿下」
そこにカミラがレンを呼んだ。
「男の意識が戻ったようです」と。
一方でスウとサハラは―。
「さあ~もう寝ましょうね」
「俺まだ眠くない…」
サハラの寝床にいた。
「駄目です。早く寝ないと大きくなれませんよ。
皇子様も次の祝祭では狩猟祭に参加しなければならないでしょう。
本を読んで差し上げましょうか?」
スウは笑顔でサハラに話しかける。
そんなスウにサハラは少し違和感を感じた。 「何かスウ機嫌がいい…」
「…え⁉ いつもと同じですよ⁉(妙に鋭いな)」
「ふーん…」
(意外と頑固で、少しの脅迫と予想外の支出を必要ではあったけど…ダンと連絡できる手段ができてよかった…)
スウはあの時の女性とのやり取りを想い出す。
「嫌ならいいですよ。眠れないって言うから、読んで差し上げようかと思っただけで…」
「……」
サハラはじーっとスウを見ていた。
「スウ…首…それ何?」
「え?」
「赤いの…」
「何かついてます?」
サハラに言われて、首元をみようとしたスウ。
「そこ」
「ここですか?これは…」
”あっ…!もうやめてくださいってば…!!”
”嫌です”
(まさかさっきの…!!どうりでしつこいと思ったら…!!!あの男…!!)
スウは顔を赤くした。
「む、虫に…噛まれたのかも…?」
スウは赤くなっているキスマークを隠しながら、疑問形で答えた。
「何の虫?」
「その…やぶ蚊などではないでしょうか?」
「もっと見る」
そう言ってサハラはスウに手を伸ばした。
その手が伸びた瞬間スウはゾワッとした。
―パンッ!
「あっ…」
スウはサハラの頬を叩いてしまった。
叩かれた頬を抑えるサハラ。
スウは慌てた。
「あああ。申し訳ございません!!思わず手が勝手に…!
見せてください!驚いたでしょう!!痛いですか⁉」
「何で…叩くの…?」
「つまりお前の話は、自決した者と二人組で配置されたのも。その者が体が弱いと言ったため、終了するまで一緒に下山する道に隠れていたのも。
その者が使ったのと同じ毒が見つかったのも、全て偶然だという事か?」
レンは目を覚ましたダンに話を聞いていた。
「信じていただけないかも知れませんが、事実だけを申し上げました」
(視界がぼやける…。護衛の一人か?あの場にいた者ではないようだが…)
ダンはぼやーっとした視界でレンを一瞬見た。
「つまりお前は、何者かの策略に嵌められたのだと言いたいのか?」
「私にはそこまでは分かりません」
「―一つ訊く。後宮部の異国の侍従を知っているか?」
「!」
レンはスウの事を聞いた。
ダンは最後にスウと会った時のやり取りを思い出す。
(まさかまたスウが関わってるのか…⁉)
「…知りません。殺してください」
ダンは顔を上げる事なく言った。
ダンを見てレンは思った。
(誰かのように嘘をつくのに慣れてはいないな。
正反対の人間に惹かれるというのか)
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第38話】のみんなの感想
レン様はスウさんが気に行ったんですね。
だからスウさんの経験が気になった!!
それはそれでありですね!
レン様はダンさんが、スウさんが会いに行った人だと気付いてますね。
どうするのでしょう?
そして”またスウが関わっているのか”とダンは言ってますが、”また”とは何でしょうか。
以前にもあったのですかね。
ダンさんはスウさんと最後に遭った時の会話を思い出してましたが、その相手はレン様じゃないですよ!!
第二妃様関係ですよね。
勘違いしたからか、”殺してください”というなんて…。
サハラ様を叩いてしまったスウさん。
手を伸ばされたとき悪寒がしたんでしょうね。
少し前まで侍従を食べていた?のでしょうから、そのせいですかね。
ダンさんをレン様はどうするのか!
スウさんはサハラ様を叩いたことをどうするのか!
気になります!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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