漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。
16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。
そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。
自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。
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ルシア【第36話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ルシア【第36話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
ルシア【第36話】のあらすじ
朝になり、ビビアンはゆっくり起きて身支度をします。
遅めの朝食を取りながらうとうとすれば、いつの間にかランチの時間になり、散歩や読書に興じているうちに、気が付けば夕食を食べています。
タラン公爵は、朝と昼は一人で食べますが、夕食だけはいつも一緒にいてくれるのです。
そしてお風呂を済ませたら、彼と過ごす時間に身を任せ、疲れて眠ってしまったら、またいつもの朝を迎えるのです。
こうしてビビアンの1日は過ぎていきます。
身体が重い、そう思いながらベッドから起き上がります。
この1か月、まるで獣かのように毎晩身体を重ね合わせ、お陰でもともと親切だった侍女たちに、さらに気を遣わせる事態となってしまいました。
ビビアンの身体には、首回りまであとをつけられてしまっているのです。
もはや恥ずかしさすら感じなくなったことは、ある種の進歩だったとすることにします。
イヤなら嫌だと伝えればいいのですが、身体は辛くても不思議といやではありません。
むしろ、彼を毎晩待っている自分がいるのです。
ルシア【第36話】のネタバレ
部屋から外の庭を眺めながら、荒涼とした庭だと気になります。
せっかくだし整えてみようかと、考え始めるのです。
特にやることもなく、この生活リズムに身体も幾分なれてきました。
夢の中では働かなければ食べることもできませんでしたし、だからこそ何かをしていないと落ち着かないのです。
ビビアン(夢の中では社会活動のようなことをしていたはずだけど・・・こういう時は何をしたらいいんだろう・・・)
他の貴婦人たちは空いた時間にお花や刺繍を楽しんでいると聞いたことがあります。
お花も刺繍もビビアンは一度も習ったことはないのです。
宮廷の隅っこで人知れず生きてきた16番目の王女が、誰かに教わることなく一人で出来ることと言えば、読書と散歩がすべてだったのです。
ジェロームに呼ばれ、ある封筒を渡されます。
中を開くと、内備予算がかかれた紙が入っていました。
ジェローム「新しく予算制度を変更する必要があったので、時間がかかりました。」
そして人件費や白の運営費は入っていないので、必要だと思うところにこの予算を思うままに使って構わないというのです。
ビビアン「思うままに・・・?どういう用途で使うことになるのでしょう?元々内備予算は人件費やお城の運営に使う経費だったと記憶していますが・・・」
内備予算とは貴族家の女主人い割り当てられる予算のことで、女主人が一族の財政管理者として雇用や社会活動など城の運営の為につかう費用なのです。
今年以降予算の内容が変わるそうで、予算内であれば何にお金を使うのかはビビアンが思うままでいいとジェロームは言うのです。
それはなんとも、私的財産のようだと思い、何もしない日々か恋しくなりそうだと少し悲しくなります。
役割を与えられたからには、それないの成果を出さなければならないと考えているのです。
義務を果たさずして権利は享受できないというのが、世の中の道理だからです。
ビビアン「うーん・・・それではまず・・・」
夜、寝室でタラン公爵にビビアンが相談しています。
それは気にならないのであれば、ビビアンが庭園に手を加えていいかということでした。
タラン公爵「庭園は妻の権限内だ。好きにすればいい」
そう言ってビビアンを抱きかかえます。
ビビアン「まずは専門家を呼んで、計画を立てないといけないんですって。あとは初めは人手が必要なので、しばらくは人の出入りがたくさんあるかもしれません」
ここでタラン公爵に、予算が足りないのか?と聞かれます。
少しは増やすことが出来るそうですが、沢山はムリだと言われ、そう言うことではないとビビアンは否定します。
内備予算の規模を決めるのは家長の権限です。
夫婦仲が良ければ内備予算は当然増えることになり、反対に仲が悪いと大幅な減額となります。
そう考えると公爵が自分に満足してくれていると考えて良さそうだと、ビビアンは金額を思い出します。
ビビアン「えっとだから・・・人の出入りが増えることで、公爵様がイヤな思いをしてしまうのではと思って・・・」
侯爵夫人として生きていたころ、庭の手入れをしたことなどありませんでした。
莫大な費用がかかるため、マートン伯爵が嫌がったのです。
もしこの人も嫌だったら・・・と不安が頭を過ります。
タラン公爵「庭園の手入れは妻の権限だといっただろ」
出いりする人間は数百人単位で、たかが数十人増えたところで気にならないと言ってくれます。
タラン公爵「木を刈り取るなり池を作るなり、好きなようにしていい。わざわざ俺の許可をとならくても君にまかせる」
ビビアン「私の任意で出来ることと、許可がいることの区別が良くわかりません」
自分はどこまで裁量があるのか、タラン公爵に聞いてみました。
するとそのままベッドに倒し、どこまで裁量が欲しいかと笑いながら聞いてきたのです。
これはおそらくチャンス、タラン公爵が夜の時間に満足しているのは間違いないとビビアンは確信しました。
今ならどんな願いでも聞き入れてくれるでしょうが、それがわからないから聞いているんだと再度質問します。
ビビアン「ご存知の通り、何かを教わったことがないので・・・公爵家の妻が何をすべきで何をすべきでないのかわかりません」
そう、欲望はさらなる欲望を生み、結果的に怒りの感情をはぐくむことになると考えているのです。
だから無欲で居た方がいいんだと、ビビアンは思います。
侯爵夫人でいる限り生涯この生活は保障されていますので、これ以上望めば罰が当たるという考えです。
タラン公爵「それで教えてくれる人間が必要なんだな?」
もっと早く気づいてあげるべきだったと、後悔します。
タラン公爵家にはビビアンにアドバイスをしてやれる人間は一人もいなかったのです。
嫁ぎ先での習わしなど、学ぶ機会がなかったのは当然だとビビアンの事を考えます。
そして調べておくと伝えると、ビビアンは満面の笑みで喜びます。
ビビアン「ありがとうございます!」
その笑顔を見ると、どうしても心に響くようです。
タラン公爵(まいった・・・これじゃ盛りのついたただの猿だ・・・)
そう思いながらもビビアンへキスをします。
タラン公爵(本当に、まいったな・・・)
ルシア【第36話】のみんなの感想
ビビアンがタラン公爵に大切にされ始めているのがわかります。
ですが、侍女たちはどうしたらいのか・・わからなくなっていきますよね(笑)
さらには庭園の管理が出来るようになってきました。
ビビアンなりの楽しみを見つけることが出来ればいいのですが・・・。
まとめ
「ルシア【第36話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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