ピッコマ漫画|ルシア【第30話】のネタバレ・感想!

漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。

16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。

そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。

自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。

>>ルシアのネタバレ一覧はこちら

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ルシア【第30話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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ルシア【第30話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

ルシア【第30話】のあらすじ

ビビアンは敷地内を歩いていると、いつも頑丈に鍵がかけられている塔があることに気づきます。

このお城の中で唯一立ち入りが禁じられている場所。

気になったビビアンは侍女にどうしていつも施錠されているのか聞き、かぎを持ってくるようにお願いしました。

ですが侍女は怯えながら、この中には入らない方がいいと教えるのです。

侍女「西側の塔に幽霊がでるとか・・・」

幽霊だと聞いても、あっけらかんとしているビビアン。

ビビアン「実際にみた人がいるんですか?」

笑いながらそう言うのですが、侍女は震えながらロアムの人間ならみんな知っていることだと説明し、絶対に嘘ではないというのです。

ビビアン「うーん、それじゃあ・・・幽霊がどうしてこの塔に出るのでしょうか?理由があるはずですが・・・」

塔の周りを歩きながら聞いてみると、

侍女「私も正確なことはわかりません。ただ・・・みんなが口を揃えてここで見たと・・・」

自分の父も母も友人も、みんなだと必死に伝える侍女ですが、ビビアンは詳しいことはわからないんだとあまり深刻には考えていません。

それなら・・・とある人のところへ向かいました。

ルシア【第30話】のネタバレ

ジェロームの元へむかったビビアン、聞きたいことがあると話しかけました。

ジェロームはまた何を聞かれるのかとドキドキしており、ビビアンの満面の笑顔が少し怖くなってしまっています。

ビビアン「西側の塔、施錠されて入れないようになってました」

「幽霊が出るからだと聞きましたが、本当ですが?」

どうしていつも予想外の質問をしてくるんだと、冷や汗が止まらないジェローム。

ジェローム「噂には聞くものの私はみたことがありません」

塔には上ったことがあるものの、幽霊は見たことがないそうです。

ですが塔に上った人間が、事故や災いにあうなどの根拠のない噂が出回るようになり、出入り禁止になったそうなのです。

ビビアン「きっと理由があるはずですわ。でなきゃ噂が出回ることもありませんよね?」

言葉に詰まるジェロームでしたが、塔内部で人が無くなったことがあることを話し始めました。

単なる事故ではなく、殺人事件だったそうなのです。

ビビアン「誰が・・・なぜ・・・どういった理由で!?」

推理小説みたいで少し楽しくなってきたビビアン。宮内での殺人事件なんてただ事ではないと、目を輝かせています。

ジェローム「ずいぶんと前のことでしたので私も詳しくは知りませんが、ただ・・・以前亡くなられた方は・・前公爵夫人と親しい方だったそうです」

なんて残酷な・・・と悲し気な表情をするビビアン。

ジェロームはこれはタラン家の秘密だと、付け加えました。

ジェローム「昔のことでしたし、当時を知る人間は多くはありません。とはいえ奥様は知っておくべきことかと思いお伝えます」

さらにタラン公爵に双子の兄弟がいたということを話したことを出し、続けます。

ジェローム「前公爵は、将来後継者争いが勃発することを憂慮されていました。そこで一人を後継者に、もうひとりはお捨てになられたのです。とてもひどい選択だと思います・・・」

「殺害まで命じたのかは定かではありませんが、ところが・・・見捨てられたご子息が武装して現れ、公爵夫婦の側近の命を次々と奪っていったのです」

さらに当時、現タラン公爵はおらず、幸いにも難を逃れたのだそうです。

ジェロームはここにはいなかったそうで細かいことはわからないのですが、その事件により前公爵夫婦の側近が亡くなり、今のタラン公爵が爵位を継承されることになったと教えてくれました。

ビビアン「そしたら・・・その双子の兄弟が、実の両親を失脚させたということですか?」

ジェローム「実は前公爵夫人は実母ではありません。現タラン様の実のお母様は出産後すぐにお亡くなりに・・・」

その事実を知ったビビアンは、悲しそうな表情をしています。

ビビアン「あの人は本当に・・・強い方ですね・・・辛い経験を微塵も感じさせない・・・」

ジェローム「ええ・・・お強いお方です、ご主人様は」

 

 

夜になり、部屋で本を読んでいるビビアンは、タラン公爵の事が頭から離れず、集中することができません。

心配だといったら迷惑がるだろうか・・・今すぐ抱きしめてあげたいというのも、おこがましいことなのかもしれない。

だけど少しでも、あの人の傷を癒してあげたいと感じています。

たとえタラン公爵がどれだけ自分勝手でい、いつも自分を一人にしたとしても。

ビビアン(あの人は今、どこにいるんだろう・・・)

真っ暗な窓の外を眺めながら、考えます。

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ルシア【第30話】のみんなの感想

ジェロームが話している双子の兄弟の事と、前回タラン公爵が思いだしていたことが、少し違いますね。

公表されていることなんて、ウソばかりだとは思いますが、ジェロームはビビアンを想って違うことを言ったのか、真実を知らないのか・・・ここはまだわかりません。

ひとまずあの塔の事は終わったのでしょう。

ビビアンはタラン公爵の事を、本当に思うようになりました。ここに住んでいると、タラン公爵の生い立ちが良くわかるのでしょうね。

この気持ちを彼が、受け止めてくれるのかどうかは・・・まだわかりません。

 

まとめ

「ルシア【第30話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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