漫画「ルシア」原作Skye先生、作画TARUVI先生の作品です。
16番目の王女の為、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていたビビアンは、12歳のころから未来の夢を見るようになってしまう。
そして18歳になったビビアンは侍女を装い、ルシアとして毎週街に出かけるようになる。
自らの未来を変えるべく、タラン公爵にある提案をするのだが・・・。
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ルシア【第11話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ルシア【第11話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
ルシア【第11話】のあらすじ
ビビアンはタラン公爵が差し出した書類に対し、自分も結婚に対しての条件を設けてもいいのかと確認しました。
ただし、この場で決めてほしいと公爵に言われて、どうしてなのか聞き返します。
タラン公爵はあとからいろいろと言われても困るからだとはっきりと伝え、悩んだビビアンは一つ質問を始めます。
ビビアン「愛されることを・・・なぜ拒むのですか？」
ルシア【第11話】のネタバレ
質問の後に沈黙が流れ、どうして答えないのかとビビアンは不思議に思います。
ビビアン（もしかして・・・とてつもなく深い傷に触れてしまったのでは！？）
タラン公爵がもしかすると昔の恋愛で、振られてしまうなどの辛い体験をしてしまったのかもしれないと、質問を後悔し始めました。
そわそわしだしたビビアンを見たタラン公爵は、またあらぬことを考えているんだろうと気づき、見つめています。
ビビアン「もしかして私・・・答えられないような質問をしてしまったのでしょうか？」
おそるおそる聞いてみるとタラン公爵は、そんなことを聞かれたのは初めてだったので拍子抜けしただけだと説明しますが、実は呆れていたようです。
タラン公爵「別に拒んでなどいませんよ。ただ、女性の愛というものには・・・必ず見返りが必要でした」
その見返りにこたえられるような人間ではないから、ハナから愛を受けるべきではないと淡々と答えます。
その答えを聞いたビビアンは、呆れた表情をしてしまいました。
心の傷だなんてとんだ勘違いだったと後悔し、ただの独りよがりなだけだから心の底から人を愛したことがないんだと感じたのです。
ですがこれだけの地位と財力を手にしているタラン公爵ですから、愛一つで動かされるわけないと納得はしました。
ビビアン「！思いつきました。契約書は必要ありませんので、これだけは公爵家の名誉にかけて約束してください」
公爵家の名誉とは文書よりも効力を持ちそうだと、タラン公爵は条件に興味を持ち始めました。
ビビアンが提示した条件は二つ。
一つは肉体的にも言語的にも暴力を振るわないことで、タラン公爵は自分が暴力を振るうように見えるのかと不服そうではあります。
二つ目は、ビビアンができる限り努力をするというものでした。
ビビアン「だけど人の気持ちですからうまくいかないこともあると思います。公爵にとっては容易いことかもしれませんが・・・」
「だから・・・もし私が自分の気持ちを隠しきれなくなった時には、バラを渡してください」
バラとは以前タラン公爵が別れ際に渡した白いバラのことをさしているのです。
なんでこのことを知っているのか不審がるタラン公爵ですが、あの時隠れて会話を聞かれていたことを思い出しました。
タラン公爵（それにしてもこの女・・・契約がどういうものかまったくわかってないな・・・）
ですがタラン公爵自身にも良心はあると思い、ビビアンにもう少し現実的な条件を考えたほうがいいと提案し始めました。
これから署名する書類の価値が、どれ程かわかっていないようだと思ったのです。
ビビアン「金銭的な要求ということですか？」
公爵夫人でいる限りは衣食住は保証されているのだから、それであればほかに何も必要はないとビビアンは説明します。
王女なのに衣食住のことを気にして生きてきたのかと、タラン公爵は少々呆れてはいますが、ビビアンの頭の中をのぞいても見たいと感じ始めています。
タラン公爵「一つ目の条件は理解できますが、もう一つの条件は無意味な気がするのですが？」
ビビアンは意味があると言い、人生にとって目に見えるものよりも見えないもののほうが大切だと思うことがたくさんあるんだと説明します。
ビビアン「だからといって物質主義を否定するわけではありません。お金は重要ですし、貧乏は悲惨ですから」
「だけどある程度あれば別にそれ以上なくたっていい・・・そう思うんです」
この話の内容に本当にビビアンは18歳なのかと聞いてしまったタラン公爵。
どこでそんな哲学的なものを学んだのかは知らないが、まるで人生を一通り生きてきた人間のように話していると思ったのです。
ビビアンは自分の条件無理な要求ではないと思うがどうだろうかと確認します。
タラン公爵「いいでしょう。王女様の条件を受け入れましょう」
無理どころか、簡単すぎて拍子抜けするほどだったようです。
そしてビビアンは嬉しそうに、その書類にサインをしました。
ルシア【第11話】のみんなの感想
ビビアンの条件が・・・あまりにも薄すぎます！！(笑)
もっと考えて行動しているとおもったのですが、やはり行き当たりばったりなのですね！
まあでも、その行動力のおかげなのかビビアンは予言とはちがう環境を手に入れることができました。
この契約のから始まる二人の関係は一体どうなっていくのでしょうか・・・？
まとめ
「ルシア【第11話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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