皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のネタバレ・感想!

皇子よ そなたの願いを叶えよう」はAnt Studio先生の作品です。

カイトやペラトから、第二皇子の浮気と離婚話を聞かされて、またもや自分が作った覚えのない設定や物語に驚かされてしまう唯ですが・・・!?

 

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皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のあらすじ

城に帰還してから再び開かれた会議で、第二皇子の城の下に位置している洞窟に向かおうと意気込む唯ですが・・・

唯「主人公なのに、浮気!?」

カイト「1回ならまだしも、第二皇子の女好きはペアラッセンでは有名な話だ」

唯「女好きにした覚えなんて、ないわよ!」

 

彼女が小説執筆の中で作り出した第二皇子は、あくまでも少しだけ女の子に興味のある活発な性格をモデルにしただけであり、またしても自分が作り出した覚えのない設定や物語が動いてしまっていることに驚かされてしまいます。

それでも、第二皇子の城へは行けないのか問い続けた結果・・・

ペラト「行きましょう。一つ方法があります」

ペラトから出された一つだけ残されている方法とは、一ヶ月後に開催されるエルンフェストのことでした!

エルンフェストとは、この小説内での一番重要な祝日のことであり、東西南北を回って開かれる盛大なお祭りのことであり、作者である唯自身も、もちろん覚えてはいるものの、ペラトから出された具体案とは、今年度は運良く東の地・・・つまり第二皇子の城で開催されるということです。

そして・・・

ペラト「花の騎士」

カイト「お前、まさか!?」

自信ありげに話すペラトと、いきなり赤面しながら動揺し始めるカイトを見る唯ですが、彼女にとっても「花の騎士」などという設定を作った覚えはなく、新たな疑問を抱きます。

結局、ペラトが出してきた案とはカイトが花の騎士になるというものですがら・・・

カイト「そんなもの、やるわけないだろう!」

大声で否定してしまうカイトですが、「花の騎士」とは護衛騎士という名のもとで姫の配偶者たりうる人物か否かを見極める制度なのです。

どうしてもやりたくないカイトは、それならまだ第二皇子に謝罪の伝書を送った方がマシと言い張りますが、それならそれで数百人もの騎士たちが攻めてくることを告げられて、とうとう反乱できなくなってしまいます・・・。

苦悩するカイトと疑問で止まる唯をよそに、ペラトが、どんどん話を進めていきますが・・・!?

皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のネタバレ

拒否を続けるカイトや疑問に悩まされる唯をよそに話を続けるペラトですが・・・

ペラト「これを見てください」

大きな紙を出してきますが、そこに描かれていたのは・・・第二皇子の城の図面でした!

唯「ペラトが書いたの?これ全部!?」

大きな紙面に描かれている、あまりにも、細かい図面に驚かされますが・・・螺旋階段に空間同士を塞ぐ扉、さらに斜線で示された行き詰まりの道まであり、それはまさに巨大迷路そのものでした!

ただでさえ、地下を護衛している騎士がいる可能性も高い上に、ここまで複雑な構造ともされているため、この中で人の目を盗んで計画を遂行するためには最低二週間は必要とされます。

ペラト「花の騎士、やりましょう!」

そこで会議はひとまず終わり、唯はペラトと二人で廊下を移動します。

 

 

色々な心配ごとを抱えてきた唯は、以前カイトから渡された大きな古紙を自分の書きやすい大きさに切って作りあげた手帳をペラトに見せます。

唯「これが私にとっての唯一の武器だからね!いつも持ってれば、緊急事態に使えると思って・・・」

にこやかに堂々と見せる唯に対して、ペラトは冷たい表情に変わって問いただしてきます。

ペラト「私はカイト様をお守りするため、完璧な計画を遂行するつもりです。そして魔女様がこの機会を悪用して逃げようとした場合、絶対に逃がさないような・・・完璧な計画を」

唯「待ってよ、悪用だなんて!私は協力者だよ!!」

ペラト「協力者!?」

 

反発する唯の言葉に反応したペラトが立ち止まります。

ペラト「その紙の力に気づいた時、あなたが最初に願ったことを忘れてはいませんか?」

彼が指摘したのは、以前ノルデンの森に三人で行った時に唯が馬の足を遅くしたことでした。

ペラト「果たして、それは協力者に必要なものだったのでしょうか!?カイト様はあまり深く考えてませんでしたが、私は違います」

沈黙してしまった唯が見ているのは、いつもとは明らかに異なる冷たい怒りを押し殺しながら涼しげな表情のペラトでしたが・・・

ペラト「ご無礼を、お許しください。少々、きつい言いかたをしてしまいましたね」

すぐに、いつもの優しい表情に戻ります。

唯「バソよ、私の名前・・・魔女じゃなくて」

ペラト「はい。バソ様」

すぐに振り向いて無言で歩いていくペラトに何も声をかけることができなくなっていました。

 

皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】のみんなの感想

ペラトから出された思いがけぬ名案で、唯が現実世界に戻れる希望が少なからず出てきましたね!

しかし、それと同時にカイトへの絶対的な忠誠心と彼への裏切り行為を許せない冷徹さも垣間見えた気もして・・・ほぼ完全にペラトにスポットが当てられた回でしたね!

まとめ

「皇子よ そなたの願いを叶えよう【第12話】」のネタバレを紹介しました。

漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。

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