捨てられた皇妃【第32話】のネタバレ・感想!

漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。

モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」

未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…

そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…

>>捨てられた皇妃のネタバレ一覧はこちら

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捨てられた皇妃【第32話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

捨てられた皇妃【第32話】のあらすじ

アリスティア「私に助言されることを面倒にお考えではありませんか。煩わしいことになどどうかお構いなくお引き取りください」

 

あまりの剣幕で怒るもので、そんなつもりで言ったわけではなかったカルセインは困っています。

助ける気が無いなら邪魔しないでとまでアリスティアが言うものだから、リナもどうして良いか分かりません。

 

そして、颯爽とカルセインの隣を通り過ぎようとした時、アリスティアは意識を失って倒れてしまうのでした。

慌ててアリスティアを抱き寄せたカルセインは、あまりに体が熱いことに気付きます。

リナへ医者を呼ぶように指示をすると、そのまま抱きかかえて部屋へ運びます。

 

心配そうに目に涙をためているリナの声で目を覚ましたアリスティア。

人生をやり直す前のあの日のように結局倒れてしまった自分に悔しさを感じています。

 

アリスティア(9歳の時点に戻って来てから体を鍛え必死に粘ってきたのに、これじゃあの頃と変わらないじゃない)

(どうすればいいの?この道まで閉ざされてしまったら私は一体どうしたらいいのよ・・・もうあまり時間がないというのに・・・)

 

先のこともあり、そろっと近づいて来たカルセインが体の心配をしています。

丁寧にお礼を述べられて、驚きます。

どうやら部屋まで運んでくれたことに気づいていたようです。

 

けれどまたカルセインは、大したことしたわけじゃないしとはぐらかしています。

そんな姿にこの間はあんなに突き放すようなことを言っていたのにと微笑ましい気持ちになるのでした。

捨てられた皇妃【第32話】のネタバレ

改めてカルセインが、今のような訓練はすぐにでも辞めるべきだと助言します。

下手すれば剣はおろか、スプーンすら握ることが出来なくなると、幼い体で砂袋までつけて訓練することの危険性を説明します。

 

けれどアリスティアはそんなこと、とっくに知っています。

 

アリスティア(パパが私の体力のなさを指摘したり別途訓練させたりしないのも、この体であることが根本的な原因なんだろうし・・・)

(一緒に習い始めたアレンディスより私の方が遥かに上達が遅いのだってそれが原因)

 

カルセインは、体の弱いアリスティアがそもそも剣術を習う事が不思議でなりません。

自分の体と向き合って、生け花や絵画を習えば良いのにと思えてならないようです。

 

どうしてあの日突き放すようなことを言ったのかと、ずっと疑問に感じていたことを聞いてみることにしました。

未来の皇后であるが故、結婚したらどうせ剣術など辞めてしまうのだろうと、カルセインは思っていました。

これまで興味半分ではじめて、すぐにやめていくような人を多く見てきたので、ただの趣味で剣術をしている人に教えるつもりはないと自らのポリシーを持っていたのです。

 

大好きな剣術を中途半端な気持ちではじめられるのが嫌なんだろうと、アリスティアもやっとカルセインの本当の気持ちを理解するのでした。

だけれど、剣術を習うことをやめるわけにはいきません。

 

アリスティア「いくら厳しくてもいくら私の体じゃ無理だと言われても私は続けます!」

「練習中に死んだって悔いはありません!」

 

カルセイン「そこまでしてやりたい理由は?」

 

アリスティア「騎士になりたいのです」

 

 

皇室ではハレンが膨大な量の資料を抱えてルブのところへやってきました。

地方の領主からの抗議が絶えず、案件が山積みとなっているようです。

 

部屋ではルブが窓の外を眺め、暗い表情をしています。

ハレンも一緒になって覗いてみるとリサ王国から使節団がやってきています。

この忙しない時期に使節団がやってくるのが気になっています。

ハレンは、この凶年がゆえにやってきたのではないかと推測しています。

リサ王国は、寒く乾燥した地域なので事態が深刻化しやすい傾向にあります。

何か支援を求めて来たのではと思われます。

 

それだけならいいのだけれど・・・とルブは納得がいかないようです。

使節団の荷物の多さがどうしても気にかかります。

何かきっと企みがあるはずと思えてなりません。

その時、外には雨が降り始めるのでした。

 

 

騎士になりたいというアリスティアの言葉に、皇太子妃が何を言っているんだとカルセインは状況が読めずにいます。

そんな様子を見て、アリスティアははっきりと皇后にはならず父の跡を継ぐと宣言するのでした。

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捨てられた皇妃【第32話】のみんなの感想

態度を急変させたカルセインは、母親もアリスティアに冷たく当たっていたので、皇太子妃であるアリスティアが嫌だったのかと思っていましたが、違いました。

剣術を大切に思っているからこそ、いずれ辞めてしまうような人に教えたくないという信念があったのでした。

しかしアリスティアもこんなところで終わるわけにはいきません。

自ら騎士になりたいんだとはっきり宣言していました。

こんなに誰かにはっきりと気持ちを伝えるのをはじめて見た気がします。

 

一方で、皇室では怪しい雲行き・・・

今反乱が起きれば、非常に大変なことになります。

まとめ

以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。

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