漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第34話】氷解のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第34話】氷解のあらすじ
クリスを叱った後、何もなかったように町の人々に接しています。
人々は、エドナの優しさに触れこれまでこのような貴族を見たことがないと話しています。
そして、エドナに対してクリスは鞭を振るう恐ろしく乱暴な人間で、戦争も終わっているのに見当違いも甚だしいと、ひそひそ話しています。
そこでエドナは町の人に向けて話を始めました。
エドナ「先ほど―鞭を振るったのは軽率でしたが、その前に秩序を守らなかった皆さんの責任もあります。」
「慎ましい行動をしていたなら彼は鞭を振るわなかったでしょう。」
「先程の件は警告です。領主様のご厚意に対してあのような行動は失礼です。おわかりいただけたでしょうか。」
さっきまでクリスの事を悪くいっていた人々も、反省しているようです。
クリスは、最初は住民たちに寄り添って、次は鞭を振るった自分を庇ってくれたんだと勘づきます。
結果的にどちらにも偏ることなく、住民たちに間違いを指摘し反省させた巧妙なやり方に感心していました。
それと同時に、自分の父親が立ち向かった貴族のエドナのような人間であれば、父親があんな惨い死に方をすることもなかっただろうと思うのでした。
光と影【第34話】氷解のネタバレ
改めて持って来た種を手に取ると、説明を始めました。
もうすぐ雨季が終わるからと、畑を耕すようにと告げました。
エドナ「領主様に代わり皆さんにお配りします。先に土を起こす方を優先に。」
「もちろん無償ではありません。ですが奴隷にさせたり巨額の税金を払わせるようなことは致しません。」
「皆さんに払っていただく金額は来年の収穫額で判断します。つまり、来年まで税金は猶予があるということです。」
思ってもみなかったエドナの言葉に、住民たちはざわつきはじめました。
そして一人の男性が、農業を始める前にいつも襲撃を受けていたと、収穫に当たれるかの心配ごとについて声をあげました。
エドナは、イーライの部下たちがウェストフィールドに到着したので、心配には及ばないと微笑みました。
それから、イーライが全力を尽くして領地を守ろうとしていること、部下の人々は先の戦争で大きな功績を挙げた優秀な者が揃っていることも加えて話しました。
そして、クリスもその一人だからと、安心して農業に専念できる環境が整ったと告げるのでした。
帰りの馬車の中、二人きりになった途端、エドナは堪えていた笑いがこみ上げてきます。
どうやらこんなにも純粋な顔で冷静に鞭を振るったのに、本当に驚かされたと笑っています。
クリスはイーライの元に就いてもう長いので当然のことだと答えます。
エドナはさっきのことをイーライに報告しても良いのかと冗談まで言ってまた笑うのでした。
それからこれまでとは違って真剣な顔をして、これからはむやみに鞭を振るわないようにと改めてお願いします。
エドナ「確かに鞭が必要な時もある。でも先程は違った。」
「彼らは弱く飢えている―。私たちが庇護しなければならない人々なの。」
クリスは素直に謝り頭を下げます。
しかしエドナはまた笑顔になると、特に被害もなかったし謝る必要はないと言いました。
それからクリスの家族について訊ねました。
父親がどうやって死んだのか、母親と妹弟たちがどうなったのか、クリスは全てを話しました。
静かな目をして聞いていたエドナでしたが、たちまち涙を流しました。
クリスはその一筋の涙に、長い間心の中にあったしこりが、嘘のように溶けて消えていくように思えるのでした。
光と影【第34話】氷解のみんなの感想
エドナは住民の恐怖感を拭うために、自ら積極的に関わっていたかと思うと、クリスのことをかばったり、間違いを指摘したりと上手く心をコントロールしていました。
その巧妙さにクリスは感心していました。
さらに帰りの馬車では、鞭をむやみに使わないことをお願いしながらも、笑顔で話す場面、冗談を言う場面もありました。
クリスの家族のことを思って涙した様子に、クリスはイーライがエドナを愛した理由が分かったようでした。
また一人、エドナの虜になる人が増えましたね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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