ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】のネタバレ・感想!植物しか愛さない母

漫画「ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~」は原作:越智月子先生、漫画:森園みるく先生の作品です。

3~4話は、差別されて育ったコンプレックスから解放されるお話でした。
5話目からは比呂美の友人・棚橋真由子(36)が主人公です!

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最近、比呂美は楽しそうだ。何でもイケメン医師とライン友達になったみたいで…
実は私も後輩と飲みに行ったとき、とってもイイ男と知り合ったの♡

…なに?またがっつきすぎて逃げられないように?
そんなことしないわ!今度こそ運命の出会いなんだから!

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ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】のあらすじ

真由子は友人の結婚式に参加するため、東京から実家のある岐阜に戻っていた。
帰りしな喫茶店で引出物の整頓をしていると、スマホにメッセージが入った。
2つ年下の男・尚樹からディナーのお誘いだ。

…会いたいのは山々だけど、攻めるのは早いわよね。まだ知り合ったばかりだし…
ここは年上女の余裕を見せなくちゃ…
20分くらい時間を置いて、『また誘ってね』って返信しよう。
と、慎重に返事を考える真由子。

 

――尚樹との出会いは3日前。
後輩に誘われて飲みに行ったとき偶然向かいの席になり、お互い日本酒好きで意気投合した。
このとき感じたのだ。運命の出会いだと。

ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】のネタバレ

岐阜駅近郊のマンションにて

 

真由子(最近運動してないな…)

 

尚樹とは『そういう関係』になるだろうし、36歳のたるんだ体は見せられない。
真由子は少しでも体を引き締めようと、エレベーターに乗らず、階段を上って実家のある7階へ向かった。

 

実家のインターホンを押しても誰も出迎えてはくれない。
仕方なく自分で鍵を開けて入ると…母はソファで惰眠を貪っていた。

真由子の母は異常なまでに植物を溺愛している。
ベランダで育てている植物を「あの子たち」と言い、自分の子供のように接している。

一方で家事を放棄し、家族に対して全く関心を示さない。
父は20年前から愛人宅で寝泊りするようになったが見て見ぬふり。
娘である真由子にも全く関心がなく、近況も訊かなければ「おかえり」さえ言わない。

 

母が用意した夕食は、もてなしとは程遠いものだった。
ペットボトルのお茶。
いつ炊いたのか分からない黄色いご飯。
刺身は皿にも移さず、スーパーのトレイのまま。
醤油皿はトレイの蓋を代用。

貴重な母娘の晩餐がこれだなんて…
真由子は食べる気になれずさっさと寝ようとするも、カビ臭い寝具のおかげで全く眠れなかった。

 

母が家事を投げ出したのは、兄の受験失敗がきっかけだった。
母は父が出世できないのは高卒だからだと決めつけ、デキのいい兄を一流大学に入れると意気込んでいた。
このマンションも兄が予備校に通いやすいよう立地にこだわって買った。

毎日送り迎えをして。毎晩夜食を食べさせて…
母の献身の甲斐なく、兄は2浪の末に地元の私大に入った。

燃え尽きた母は真由子のサポートをすることもなく、母であることをやめた。
食卓はレトルト食品ばかり、トイレや風呂は汚れが目立つようになった。

 

そしえ6年前、父方の祖母が亡くなり、遺品である杏の鉢を譲り受けた。
母は枯れかけた木を花がつくまで回復させたのが嬉しかったらしく、「植物は裏切らない」と植物に入れ込むようになった。

 

真由子(どっちにしても私の居場所はない。さっさと東京に戻ろう)

 

身支度をして洗面所を出ると、父が朝食を摂っていた。
袋のままのザキヤマ食パンと、ペットボトルのお茶で。

 

真由子(この家では皿を使わない決まりでもあるの?)

 

母は相変わらずベランダにいた。
恍惚の表情で「栄養ドリンクあげるね」とか「いい子ねぇ」とかブツブツと植物に語りかける老女…
そんな母の姿を見た真由子は、空恐ろしいものを感じた。

 

――

 

数日後

東京に戻った真由子は、自宅に尚樹を招いてもてなした。
ピリ辛きゅうりともやしのナムル、厚揚げカリカリ焼、唐揚げの塩ねぎソース。
渾身の「真由子スペシャル」は、尚樹に気に入ってもらえたようだった。
よかった。唐揚げは出来合いだけどソースはオリジナルなんだから。

酔って爆睡されたら台無しだわ。
お腹がそこそこ膨れてもう少し飲んだら、ベッドへなだれ込む…
もう100万回はイメトレしたんだから!

 

尚樹「てかここ家賃いくら?」
真由子「ああ、7万5千円だよ」
尚樹「安くね?エキチカでこの広さで?うち7万ジャストだけどこんな広くないし」
真由子「中目黒だよね。いいな、オシャレで」

 

なぜか真由子は、男の家に呼んでもらえない。
男は真由子の家に入り浸ることはあっても、真由子が「行きたい」と言うと口実を作ってうやむやにして、そのうち離れていってしまうのだ。
でも尚樹はきっと違う――

 

尚樹「家賃が7万5千円なら貯金けっこうあるよね?その歳なら年収700万はあるでしょ」
真由子「でも私、派遣だし」

 

真由子がカネを持ってないと踏んだ途端、尚樹のテンションが下がった――ような気がした。

 

真由子「尚樹君こそ大手IT会社だからガッツリ貯めてるんじゃないの?」
尚樹「ほぼゼロ。あればあるだけ使っちゃう」

 

…だから小金を持ってそうな年増に接近してきたワケ?
正社員じゃなくてアテが外れたってこと?
いいえ絶対違うわ…こうなったら攻めるしかないわ!

 

真由子「尚樹くん…私、酔っちゃったみたい」

 

気まずい沈黙を破って、真由子は尚樹にしなだれかかった。
酔いで紅くなった顔を寄せ合い、唇を重ねた。

――34歳で大手IT会社勤務。顔もばっちり好み。
こんな好物件めったに巡り合えないんだから、確実にゴールまでコマを進めていかなくちゃ…!

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ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】の感想

お願い離れて、少しだけ(植物から)。

真由子ママは単なるダラ奥で、マウント取るでもなく、娘に対する敵意も感じなかったので、今までのオババの中で一番ラクだなと思いました。
ただ夢見がち愛情求めがちな真由子とは相性が悪いかもね。

しかし、なんだかんだで真由子は母ソックリなんでしょうね。
受験生に密着するママにしろ、男を落とすため策を弄する真由子にしろ「ここまで尽くしてあげてるんだから、ちゃんと結果出してくれるわよね?期待に応えてくれるわよね?」という圧を感じます。

次回の落としどころは、どうなるんでしょうか。
真由子が折り合いをつけるには、他者への過度な期待を断ち切るしかないと思うのですが…

まとめ

以上、「ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~【第5話】」のネタバレを紹介しました。

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