2018年1月にアニメが放送されたキリングバイツですが、アニメでは漫画の第6巻までのストーリーとなっていました。
作品自体は人気で、アニメ2期の放送も期待する声が多いですね。
2期の制作にはDVDやグッツなどの売り上げが関わってくるので、すぐに放送されることはなさそうです…
そこで、アニメの続きも気になるという方のために、アニメの続きである第7巻からのネタバレを紹介したいと思います!
実際に単行本などで絵でも楽しみたいという方は下記の記事をご覧ください。
【キリングバイツ】アニメで放送された6巻までのあらすじ
主人公は普通の大学に通う極平凡な大学生「野本裕也」。
彼の人生は知人のナンパに参加したことで劇的な変化を迎える。
彼が誘われたのは、ナンパと称された強姦の幇助だった。運転する車の後頭座席で強姦が行なわれていることを知り、罪悪感から車の運転を止めようとする。
だが、彼らが連れ込んだ女子高生「宇崎瞳」から運転を続けることを指示される。
突然のことで理解が追い付かない彼は、知人たちのことを聞くと、彼女は全員死んだと答えた。
彼の知人たちは彼が運転している途中で彼女に全員惨殺されていたのである。
彼女の正体は遺伝子強化手術により獣の能力を持った獣人の内の一人であり、その身に蜜獾の遺伝子を宿していた。
この出来事がきっかけとなり、彼は獣人たちによる決闘「キリングバイツ」に巻き込まれる。
その上、瞳の保護者を名乗る「祠堂 零一」により、彼は財界の発言権を賭けた四つの財閥によるバトルロワイヤル型のキリングバイツ「キリングバイツ デストロイヤル」に瞳の唯一の出資者となり参加をすることになる。
艱難辛苦を乗り越えて、彼は無事生き残り、瞳のいない平凡な日常の世界へと戻った。そんな味気ない日々を送る中で、彼のもとに瞳からメールで呼び出しを受ける。
再会を果たし、喜び会うものの、彼の存在が瞳と祠堂にとって不都合となり殺される。
そして、物語は二年後へと舞台を移す。
【キリングバイツ】アニメの続き7巻から11巻までのネタバレ
二年後の世界では、今までは公にされなかった獣人や牙闘の存在が公表され、獣化手術も合法化された社会が形成された。
中でも、東京島湾内の人工島に獣人特区と呼ばれる特別自治区が設置され、キリングバイツはエンターテインメントスポーツとして様変わりした。
そんな世界で、親に捨てられて一歳にして天涯孤独となった媚戌の遺伝子を持つ獣人「戌井純」がキリングバイツの王者を目指すところから物語が始まる。
キリングバイツに参加するためには出資者の存在が必要不可欠であり、その出資者を募るイベント、オーディションへ参加した純。
オーディションの受付会場にて非行少女「黒居 佑」と出会い、抽選の結果から純は彼女と試合を行うことになった。
牙魔猫の獣人である黒居 佑と互角の戦闘を繰り広げるものの、ある青年が立ち入り禁止のフェンスを越えて純にアドバイスを行ったことで、無効試合となり両者失格になる。
失意に暮れる純のもとに雨蛙の獣人、雨宮善三郎が近づいてくる。
彼はキリングバイツを管理している管理局の人間であった。
純は善三郎に言葉巧みに騙されて、性的犯罪被害に遭いかける。
だが、彼女たちの試合を無効にした青年から、純を探し出したら二人の出資者になるという条件を提示され、それに乗った佑により救い出される。
よって、純と佑はこの青年が出資者になったことでキリングバイツの正式な参加者「獣闘士」となる。
キリングバイツへの参加資格を得た二人ではあるが、佑の不良行為を見かねた社会科教師井川とキリングバイツを行うことになる。
純の献身に胸打たれた井川の恩情により、純と井川のキリングバイツとなるものの、歴然とした力の差を見せつけられる。
その上、蜜獾の獣人、瞳の乱入も重なり、二人は完膚なきまでの敗北を経験する。
敗北の傷を癒すため、彼女たちは兎の獣人「稲葉初」が主催する非合法のキリングバイツ「キャロットフィールド」に赴く。
そこで佑は初により現役の獣闘士である犀との対戦が組まれる。
本場のキリングバイツのようにルールもジャッジも無用で攻める犀に対して佑は牙魔猫の気質を見せつける。
その時、二人の出資者である青年がキャロットフィールドに訪れたことで、試合は引き分けとなる。
ここで、この青年の正体が死んだと思われていた野本であることが、初との邂逅により明らかになる。同時に、隠れてキャロットフィールドに来ていた瞳を通して祠堂に野本の生存が伝わる。
そして、野本と初の取引により狼の獣闘士「大神陸」と純で対戦が組まれた。
陸の老獪な技により一撃でノックアウトをする純であったが、事前に野本による犬笛を使った調教を受けていたことで、逆転勝利を果たす。
キリングバイツに勝利し、喜びを分かち合おうとする三人の姿を見た瞳は嫉妬心を露にする。
キャロットフィールドでの戦いも思わり、キリングバイツ本戦への出場をかけた予選が近づく中、野本と純は特訓を行い、自力の底上げを行っていた。
そうした特訓の最中、ついに瞳が野本の前に姿を現した。
純は瞳の野本への殺意を感じ取り、反射的に飛び掛かるも一瞬で押さえつけられてしまう。
一発触発の中で、野本は瞳に宣戦布告を行い、瞳もそれに乗り、キリングバイツ本戦にて決着をつける運びとなった。
様々な思惑が交差する中で、キリングバイツの大会予選「キリングバイツ・デスティバル」が始まった。
予選の参加者は三人で一組のチームとなり、チームメンバーの一人でも脱落すれば全員が敗退となる。
チームはランクによりAからZまで割り振られ、佑と純は山羊の獣闘士「護藤ハイジ」を加えたZチームに配属になる。
開始早々にバラバラに動くことを選択したZチームは、各々が苦戦を強いられながらも何とか勝ちを拾っていく。
試合が終盤に差し掛かった頃に異変が起こる。
Aチーム所属の虎の獣闘士「中西大河」により、ノックアウトを決められて気絶した純。
そんな彼女を樹懶の獣闘士「宇崎和」が自身のねぐらにて介抱した。
ねぐらにて束の間の休息をするも、他の獣闘士に見つかってしまう。
和は純をかばい、代わりに戦うが全く歯が立たない。防戦一方のまま、なぶられ続ける和を見ている事しかできない純であったが、そこに佑とハイジが到着する。
純は彼女らを友達と呼び、助けを求めたことがトリガーとなって、和は一瞬で他の獣闘士を倒し、暴走を始めた。
そう、宇崎和の本当の姿は樹懶ではなく、より古代の絶滅した生物である「大懶獣」の遺伝子を持った獣人であった。
これにより、キリングバイツ・デスティバルはルールを変えた。
生き残りをかけたチームバトルロワイヤルではなく、和を倒し生き残った者が予選通過となった。
暴走する和を前に、立ちすくむ純のもとに野本が駆け付けた。彼らは本戦の出場をかけた勝負に挑む。
【キリングバイツ】の感想
ストーリーとしては一本道な分、話が一貫としているため非常に読みやすいです。
その上、伏線も分かりやすく張られているので頭に残りやすく、いつ回収されるのかを思い描きながら楽しく読めます。
また、作品の傾向としては、原作者である村田真哉氏の味がよく出ており、氏の「アラクニド」や「キャタピラー」を楽しく読める方ならこの作品も楽しく読めると思います。
ただ、この作品の唯一の欠点は絵のデザインだと思います。作品そのものが血生臭い内容である上に、遺伝子を組み替えて云々のフレーズがあるように、獣人のデザインはけものフレンズのようなデフォルメされたようなキャラクターは非常に少ないです。
そのため、万人受けするとは言いにくいですが、アニメ化もされるほどの人気作なので気になった方は是非読んでみてください!
まとめ
以上、キリングバイツのアニメのあらすじとその続きのネタバレを紹介しました!
アニメの視聴はAmazonプライム・ビデオで無料視聴することが可能です。
また漫画も絵で見た方が絶対に楽しめる内容なので、下記の記事で無料で読む方法を紹介しています。
合わせてご覧いただければ幸いです。
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