前回、蜂谷の脅威から何とか逃れる涼花。
そして、今まで影から助けてくれたのが貴裕先生ではないかと直接訪ねる。
その回答は、そして貴裕先生の目的とは。
今回それが明かされるのか?
注目の第四話、よろしくお願いいたします。
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不愉快ハラスメント【第4話】のあらすじ
PTA会長はいらだっていた。
息子の守の成績が芳しくなかったからだ。
「今日から寝る時間以外はすべて勉強なさい!」
「家庭教師も増やします!」
そういって、息子を叱る会長。
「お母様…お祭りは…」
「いいわけないでしょう!」
そういって取り付く島もなく、罰を与える。
「次はこの仕事をお願いするわ」
「その次はこれ!」
「その次は…」
PTA会長の嫌がらせは、日に日にエスカレートしていた。
周囲の人間も、なぜ会長がそこまで涼花を目の敵にするのか、疑問に思っている様だった。
「会長…何が気に入らないのかしらね」
「人わざと増やしてないんでしょう?」
そうこそこそ話をする。
しかし、会長には逆らうわけにはいかないので、みんな我関せずの姿勢を貫くのであった。
一方涼花はPTAの仕事と家事に大忙し。
ため息をよくつくようになっていた。
そんなある日、息子の勇人が町内会のお祭りの動画をみて行きたそうにしているのを見る。
勇人は
「……お祭り行ける?」
と、忙しそうな母に気を使い、おずおずと話しかけてくる。
涼花は、子供に気を使わせるようではだめだと、気合を入れる。
「大丈夫!絶対いけるようにするから!」
「やったぁ!」
今回も、PTA会長の魔の手が忍び寄る。
不愉快ハラスメント【第4話】のネタバレ
「お祭りの日PTAのお仕事をお休みさせてください」
そういってPTA会長に頭を下げお願いする涼花。
「そんなのだめに決まってるでしょう」
「お祭りでPTA役員がお手伝いするのは決まりなのよ」
そういって会長の取り巻きは軽くあしらってくるのだが、会長は意外なほど軽く了承してくれた。
「ただしみんなに迷惑をかけるのだからお祭りまでみんなの分働いてもらいます」
という会長。
涼花はお祭りまでの十日間、必死に働いてお祭りの日の休みを勝ち取った。
お祭りの当日、勇人と涼花は浴衣に着替え、楽しい一日を予感していた。
しかし、そこに会長の悪辣ないじめが襲い掛かってくる。
「一之瀬さん!遅かったじゃない」
「はい地図あなたの持ち場書いてあるから」
いきなり現れたPTA役員の言葉に驚いて反応する。
「え…でも私…」
しかし、PTA役員は何を言っているのかという顔で、
「会長から聞いてないの?病人が出て人少ないから参加しないとダメだって」
そういって、ゴミ山の整理をお願いされる涼花。
結局、おばに来てもらい、勇人のお守をお願いをする。
その時におばからも嫌味を言われ、ゴミのせいで綺麗な浴衣は汚れ、散々な気持ちになってしまう。
「なに…やってんだろ…」
「勇人にあんな顔させるなんて」
「ホント…ダメな母親だなぁ…」
そういって悔しそうな顔をする涼花のほほに大粒の涙がぽろぽろと零れ落ちた。
一方会長は、自分の嫌がらせが成功したことにご満悦の様子。
しかし、その会長も実は、夫に息子のことでぐちぐちと文句を言われているのであった。
「なんだこの成績は 母親のお前がちゃんとしてないからだ!」
そういわれて意気消沈する会長。
「お前のクラスの一之瀬という子優秀そうだな」
「その母親に聞いたらどうだ?子育てのやり方」
そう、会長が涼花や勇人を目の敵にする理由は、自分の息子より成績が良かったから。
そして、それを旦那が比較してくるからだった。
そこでより怒り心頭してしまった会長は、次の一手を打つ。
涼花の携帯が非通知でなった。
そして、出てみると不審な人物が「これから会いに行くからね」と一言告げて電話を切ってしまう。
嫌な予感がして勇人を探す涼花。
一方勇人はおばが屋台にケチをつけていて自分の相手をしてくれないことに、退屈さを感じていた。
おばの元を離れ、一人でうろつく勇人。
そこに不審者が忍び寄る。
そして、勇人の後ろから、体液で濡らした手で触ろうと迫ってきていた。
手が触れそうになったその時、タイミングよく貴裕先生が止めに入ってきた。
「あんた何子供に手を出そうとしているんだ!?」
どういって不審者を締め上げる貴裕先生。
不審者は、誘ってきたのはそっちだと声を荒げる。
不審者の言葉によると、出会い系サイトに勇人の名前が載っていて、それで会いに来たと言う。
不審者は逃亡し、警察に届け出た後、涼花は貴裕先生にお礼を言う。
「ありがとうございました。」
後日談として、PTA会長は出会い系サイトに勇人の名前を登録したのが警察にばれて、失脚してしまい、旦那にもしかるべき対応をすると言われてしまう。
最高に因果応報の結果となった。
この出来事がある前、涼花の、今まで助けてくれていたのは貴裕先生なんですよね、という質問に、先生は
「…はい俺が全部やってました」
とすこし困ったような顔で言った。
涼花は、貴裕先生に感謝を感じ、お礼に行くことを決める。
今回はここまでです。
不愉快ハラスメント【第4話】の感想
いかがだったでしょうか。
やはりあしながおじさんは貴裕先生だったし、意外と早くPTA会長が失脚しましたね。
それにしても、PTA会長の恨みの原因が、息子の差だとは思いませんでした。
昔の恋敵か何かだったのかと思っていました。
でも、言ってしまえばこんなくだらないことで嫌がらせをしてしまうのって恐ろしいですね。
結局いままで影から助けていたのは、貴裕先生だったということがわかりました。
でも、その目的までははっきりしませんでした。
さて、一体ここからどんな展開になっていくのでしょうか?
ラブコメになるのかな(笑)
では、次回の記事でお会いしましょう。
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