不愉快ハラスメント【第1話】のネタバレ・感想!セクハラ店長とあしながおじさん

パート先の店長からのセクハラ、お義母さんからのモラハラ、PTA会長からのパワハラ。

ただ平穏に生きていたいだけなのに、どうしてこんなに理不尽な目に合わなければならないのか。

主人公のはそんな日々に嫌気がさしていた。

そんな時、息子の保育園時代の先生が現れて、彼女の日々は一気に変わっていく。

 

幼いころ好きだったあしながおじさんのような自分を助けてくれる誰かの存在を感じる。

果たして、あしながおじさんの正体は?

主人公の日々はどうなってしまうのか?

すべてが明らかになるとき、あなたはきっと涙する!

>>「不愉快ハラスメント」のネタバレ一覧はこちら

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今回の登場人物

一ノ瀬 涼花

今作の主人公。

スーパーでパートとして働いており、子育てと仕事でかなり忙しい生活を送っている。

周りの人物から理不尽にハラスメントを受けていく。

一ノ瀬 勇人

主人公の息子
小学校一年生になってスマホを貸してもらえるようになり、母親を驚かせるほど、ネットでいろいろ覚えていく。

店長

主人公の職場の店長。

涼花にセクハラを仕掛けて、精神を追い詰めていく。

貴裕先生

勇人の幼稚園時代の先生

偶然涼花と出会い、相談に乗ったり励ましてくれたりする。

不愉快ハラスメント【第1話】のあらすじ

幼いころあしながおじさんの素性を隠して少女を助けるお話が好きだった涼花は、時を経て一児の母親になった。

小学校一年生の勇人は元気溌剌とした男の子で、涼花が止めてもドタバタ動き回る。

そんな勇人にスマホを渡すと、すっかりおとなしくなった。

 

その翌日、パートが終わり、急いで買い物をと思っていた涼花を店長が呼び止める。

表面では笑顔で対応するが、涼花は店長が苦手だった。

嘗め回すような目でこちらを見るからだ。

 

その時、店長は衝撃的な言葉を繰り出してきた。

「ほら最近はやっているじゃない、人妻がセフレを持つの」

なんと彼は、夜の関係を迫ってきたのだ。

その場は勇人が迎えに来たおかげで、何とか切り抜けたが、パートをやめれない涼花はただ耐えるしかなかった。

 

帰って夕食の準備をしながらも涼花の気持ちは晴れなかった。

しかし、悪いことは続くもので、会いたくない人物が訪ねてくる。

涼花のお義母さんだ。

彼女はいつも小さなことをぐちぐちと指摘してくる嫌味な人だった。

その日も、夕食の準備がすんでいないことに苦言を呈してきた。

 

「ねえママ、セックスフレンドになるの?」

 

その時、勇人から衝撃的な言葉が発された。

スマホを見て見ると、店長からの卑猥なメール(作品内ではLIME)が送られてきており、それをみて勇人はネット検索をしてしまったようだ。

義母は激怒し、自分は勇人にスマホ禁止令を出し、現場は阿鼻叫喚だった。

「ああホント…最悪…」

 

そんな涼花の日常に希望の光が差し込んでくる…?

不愉快ハラスメント【第1話】のネタバレ

公園で涼花が泣いてると、勇人の幼稚園時代の先生である、貴裕先生に偶然出会う。

このあたりに最近引っ越してきたという。

「…あの 目赤いですけど大丈夫ですか?」

「僕でよかったら話聞かせてください」

そんなやさしい言葉につい相談してしまう涼花。

店長のセクハラに怒りをあらわにし、力になると言ってくれる先生をみて心が軽くなった涼花。

 

後日、店長が勇人に詰め寄っている場面を目撃してしまう涼花。

慌てて言い寄ってみると、店の商品を万引きしたといちゃもんをつけてくる。

そんなことをしないと言っても、勇人の同級生のママをけしかけて、勇人をいじめるようなことをちらつかせる店長。

それが嫌なら明日の夜、来てくださいと意味深長なことを言い目の前が真っ暗になる涼花。

「…大丈夫…ママは…大丈夫だから…」

涼花は限界だった。

貴裕先生に声をかけられても気が付かないほどに。

 

そして翌日、店長はクビになった。

 

本社の方に証拠の写真が送られてきて、警察にしょっ引かれたそうだ。

涼花は心が晴れ晴れとした。

勇人もスマホ禁止令を解かれ、物事は全部丸く収まった。

 

貴裕先生に話したところ、

「もしかしたらあしながおじさんが助けてくれたのかもしれませんね」

といわれ、少し運命的なものを感じる涼花。

 

PTAからのメールが新たなる不幸を運んでくる。

 

今回はここまでです。

>>「不愉快ハラスメント」のネタバレ一覧はこちら

不愉快ハラスメント【第1話】の感想

いかがだったでしょうか。

今作は、日常に潜む悪意が牙をむく。

そんな作品になっていますね。

恐ろしい…

しかし、あしながおじさんのが助けてくれているおかげで、何ともならずに済んだ主人公。

今後どんな受難があって、どんな風に助かるのかに注目ですね。

自分がこんな目にあったら、絶対嫌ですけどね。

 

さて、伏線考察です。

あしながおじさんの正体

これは順当にいって貴裕先生があしながおじさんなのでしょうが、どうも引っかかりますよね。

翌日に警察に出せるほどの証拠を用意できるとは思えませんし、計画的なものを感じます。

つまり、あしながおじさんが全ての黒幕という考察ですね。

全ての不幸の裏には、あしながおじさんがいて、自分と主人公が結ばれるために、ヒーローを演出していると考えられます。

皆さんは、どう思いますか?

 

それでは、次回のPTA会長の罠編でお会いしましょう。

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