漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
目次
光と影【第7話】神の使徒達のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第7話】神の使徒達のあらすじ
結婚式を挙げるため教会を探していた二人は、無事にたどり着きました。
出迎えたのは3人の男性。
その中で最も偉そうなノエルという男がイーライに挨拶をしました。
まるで壊れる寸前のような建物の状態と、修道士たちのあまりに不健康そうな様子が気になったイーライに、自らが犯した罪で神様を怒らせてしまった代価だろうなどと言っています。
結婚式を挙げたいと言うお願いに、見て分かるように立っている力もない状況なので、許されることなら、見返りとして寄付金を集め修道院の再建に使用したいと申し出ます。
その言動に腹を立てたイーライは、刀を引き抜くとノエルの頬をかすめます。
ノエルと他の修道士たちは、驚き腰を抜かして倒れ込みました。
刀を向けたままのイーライは、淡々と話を続けます。
イーライ「寄付金集め?戦場を転々としながらお前らのような人間は飽きるほど見てきた。」
「百姓の血まみれの絶叫から目をそむけ、修道院の門を閉じる自称、神の使徒達!」
「苦しむ人達の慰めこそすれ、寄付金を集めたいだと?俺がどう出ると思ったんだ?」
「俺がお前らのために何をやりそうなんだ!?」
ノエルたちの言い分が、過去に見てきた人々と重なりイーライの逆鱗に触れました。
これが周囲の人に恐怖感を感じさせる部分なのかもしれません。
光と影【第7話】神の使徒達のネタバレ
怒るイーライの言葉に、エドナはその通りよと、過去のことを思い出していました。
ある時、逃げ出して行き場のなかったエドナは、真っ先に修道院へ向かい助けを求めました。
しかし、修道士たちは何もしなかったエドナを受け入れてくれませんでした。
仕方なく道端を彷徨っていたところ、悪者に捕まり女中として売られてしまったのです。
そして、先日アナが修道院へ入った時には快く一番良い部屋を出してくれて、なんて薄っぺらい信心なのかと感じていました。
街には飢えた子どもや病人がたくさんいるにも関わらず、ただお金だけを求める人たちのことを、神の使いなど呼べるはずがありません。
エドナにそんな過去があり、女中として雇われることになっていたなんて。
しかしなぜ逃げ出すことになってしまったのでしょう。
こんな状況でも冷静なエドナは、仮に修道士を殺してしまえば、王でもどうしようもない枢機卿の告発の対象となってしまうという不安がよぎります。
エドナは、イーライの手に触れながら少し落ち着くようにとお願いします。
しかし本当はそんな重罪を犯しても何の特にもならないと分かっていて、殺すつもりはないのだろうなと分かってもいました。
刀を納めたイーライは、中へ進んでいきます。
エドナは尻もちをついたまま隅の方で震えていた3人へ「大丈夫ですか?」と声をかけます。
そしてにっこりと笑い、明日取り急ぎ必要な物を送るので、責任をもって人々に必要な物を配るよう依頼します。
それから真顔に戻ったかと思うと、さらに話を続けます。
エドナ「神様が皆様を見ているでしょうが・・・それより近いところで私たちが見ていることをお忘れなく。」
「まだ領主さまの剣先はあなた達に向いていることを忘れないで下さい。」
光と影【第7話】神の使徒達のみんなの感想
自分たちの損得しか考えない、修道士の裏の顔には驚かされました。
しかしそれ以上にイーライの狂犬っぷりはとても恐ろしいものがありましたね。
本当は殺す気はないのだろうと予想しながら、上手くなだめるエドナはさすがでした。
最終的には、エドナの強い言葉と意志を感じる目に、何も言い返すことが出来なかった修道士たちでした。
それにしても、逃げ出さないといけない過去とは、一体どんなことがあったのでしょうね。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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