漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第36話】始動のあらすじ・ネタバレ・感想
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光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第36話】始動のあらすじ
領地の境界線に近い町へやってきたイーライ。
キアンとマクファデンたちも一緒です。
町の中は見ているのが辛く感じられるほど、荒れ果てています。
さらに、住民たちはそれぞれにケガをしていて五体満足なのが珍しく思えてきます。
町中には首を吊った遺体が吊るされたままであったりと悲惨な状況です。
今日町を訪れる前から支援物資を送っていたにも関わらず、最近亡くなったような遺体があちこちに転がっています。
おそらく、配給を受けられなかった人だと思われます。
この町が城からもっとも距離が離れているということからも、ここはきっと賎民たちの町のようです。
みな、平民たちに紛れて配給を受け取ることができず、飢え死にしてしまったのです。
光と影【第36話】始動のネタバレ
それをキアンは「仕方ない。」という言葉で片付けました。
イーライはきっとこの会話をエドナが聞いていたら「賎民は人間じゃないってこと!?」と怒っただろうなと思い、いなくてもわかることにくすっと笑みがこぼれました。
エドナの人一倍強い正義感がまるで過去の自分を見ているように思えるのです。
もしも自分があの時、名前を捨てなかったら、エドナのようになっていたかもしれないとすら思えるほどです。
そこでキアンが改めてエドナに町のことを任せても良いのかと訊ねます。
どうやら今の町の様子を見て、想定より被害が大きく、私生児であるエドナが解決できると思えないようです。
自分自身と今のエドナを重ね、自分が一度捨てた道を歩んでいるからこそ、エドナに任せて問題ないとイーライは自信を持って言えます。
問題ないと断言しただけでなく、またそんなことを口にすれば不敬罪で罰するとまで言い切ってしまいました。
その時、妻を庇うように倒れ込んだ死体に目が行きます。
悲惨な町の状況に、ポーリット伯爵への怒りは募るばかり・・・
ぐっと奥歯を噛みしめながら「噛み砕いてやる」と言って、キアンとマクファデンに巻狩の用意を命じるのでした。
イーライ「どぶネズミども―見せしめにしてやる。」
エドナを乗せた馬車はカークの家へと到着しました。
まず土手の補修作業における活躍を褒めてから、領主様に代わってとお礼を述べました。
それからお願いしていた設計図を見せてもらえないかとお願いします。
ひとつひとつ説明するカークに、一人で読めるから説明は不要だと言って、設計図に目を通します。
カークは、いくら貴族といえども女性が専門知識を持っているとは思えません。
しかし一通り目を通したエドナは、建設に必要な予算の計算方法を説明し、どれくらいで出来るかと訊ねました。
それからもう一度真剣な様子で設計図に目を向けます。
エドナ「どうやら衛生面が考慮できていませんね。住家も大事ですが、今重要なのは公共施設と上下水道です。」
「再工事を避けるために徹底的に準備してください。」
カーク(本当だ!!正確に図面を読まれている!そのうえ、他の領主様は気にしなかった衛生問題についても指摘している。)
(取り戻せる・・・!この方々となら昔のウェストフィールドを!)
一方で、クリスはなんとも納得がいかない様子でいるのでした。
光と影【第36話】始動のみんなの感想
これまで見て来た町も悲惨だと思っていましたが、さらに悲惨な町がありました。
人々はケガをし、飢え死に、あらゆるところに死体が転がっている状況でした。
キアンは仕方のないことと言っていましたが、エドナはもちろんイーライも皆町を元に戻してあげたい気持ちは同じでしょう。
ポーリット伯爵にもう邪魔をさせないように、手を打つしかありません。
一方、水路のほうの計画は着実に進み始めていました。
エドナが衛生面を指摘したことで、カークも自信を取り戻していました。
きっと素晴らしい設計をしてくれることでしょう。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
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