毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~【第2巻】のネタバレ・感想!ついに毒家からの脱出!!

進学を機についに毒家・毒親からの脱出となるか!!?

そして、脱出してポコは本当に『幸せ』になれるのか・・・
『逃げる』ことが解決になるのか。

ポコに振りかかる思ってもいなかった不幸の連続・・・
『家族』の関係性は変われるのか。

いよいよ本話で完結です!!
ポコは『幸せ』になれるのか、最後まで目が離せません!!!

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毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~【第2巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

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毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~【第2巻】のあらすじ

高校2年の冬―――・・・

「ポコは家出ないの?」友達の冬子の発言で、再び進路問題に直面していた。

進学脱出・・・家を出て・・・
今まで、そんなこと思い付きもしなかった。

 

お母さんに相談すると「ダメよっ絶対ダメッッ!」と、やはり反対される。

「女の子の一人暮らしなんて物騒だし、変な事件に巻き込まれたり借金したりするのよ!?」心配しているのかと思いきや「アンタがいなくなったら・・・ 誰がお母さんの愚痴聞いてくれるの!!?」などと言われた。

ポコはなんだか馬鹿馬鹿しくなり、その勢いで家から遠い大学を志望したのだった。

 

だが、未成年の進路を決めるにあたって必要なもの、それは『親の同意』
絶対にお母さんには反対されると思っていたが、事態は予想外の展開でまとまった。

三者面談でなんとお母さんは、「進路は娘の希望通りにと考えております。」とケロっと言い出し、恐ろしい程の『世間体第一』な性格のおかげで家を出るチケットを手に入れた。

 

その出来事から、お母さんのブチ切れは悪化していった―――・・・
机の上の電気スタンドを付けっぱなしにしているだけで激昂された。

友達に話すと「それって結局、あてつけと洗脳でしょ。」と冬子に言われてしまう。
家から出て行ってほしくないあまり、『自分一人で何もできない子』扱いしているというものだった。

結局ポコは、『これ以上モメるのが嫌』『キレた母から早く逃げたい』だからお母さんに本音を言えない『逃げ100%!!』

 

―――こうして、お母さんと正面からぶつかることのないまま家を出た。

『家を出さえすればなんとかなる』この考えが後々何の解決にもならないこととは知らずに・・・

 

高校卒業と大学進学に伴う一人暮らしを間近に控えたある日―――
いきなりお父さんが声をかけてきた。

お父さんに会いたいなんて一度も思ったことが無かった・・・
5年ぶりに会う父は相変わらず無口で、昼間からファミレスで酒を飲みだす。

重たい口を開いたかとおもうと「じつは・・・心の病気だったんだ・・・」と言い出すが、「でしょうね!!!」ツッコんでしまうポコ。

そんな言い訳をしに来たのか・・・と思いながら、今では布団に入るたびに蘇る父の怒声から逃げる為に付けた傷で像の皮のようになってしまった足・・・

さらには、「お母さんは謝ってなかったか?」などど言い出し、わたしたち(子供たち)に言うことはないの?と聞いても「何が?」と全く何も思ってなかったのだ―――・・・

毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~【第2巻】のネタバレ

三月某日―――
鳴り響くポコの携帯・・・
着信は全て父。

5分おきの着信が昼夜問わず・・・
一度、着信拒否をしてみたら大変な事になった。

「お前らを包丁で殺しに行く覚悟しろ」「火をつける~」「ポコを洗脳しやがって~」など家の電話に一晩で50件もの留守電が・・・

しかも学校にまで・・・

しかたなく会って話すことにしたが、「酔ってる時のことなんて覚えてねぇよ~」とアルコールを飲みながら言う。

ポコが覚えてないから仕方ないで済むと思うの?と責めると、いきなり大声で「おい大変だっっ アメリカ国防長官から電話だっ!!」と携帯で訳の分からない繋がってもいない会話をしだした。

《ヤバいやつだ!!》ポコは逃げ出した。

しかし、その後も父はポコに接触できている間は大人しくしていてくれるため、仕方なく連絡を取り続けた・・・

 

ついに家を出て、大学生新生活―――

自由と幸せが待っているかと思っていたが・・・
まさかの母からの逆仕送りの頼みを断れず、昼も夜もバイトの日々でぐったり。

 

さらに、ある日―――

友達が「大変!大変!怪しいオッサンが校門でポコのこと探してるって!!」と父の襲来!!
鶏を持って、親として教授に挨拶とプレゼント(鶏)をと言い出す・・・
なんとか父をなだめて帰すが、その瞬間ポコは倒れ込む・・・

『急性胃腸炎』だった・・・
環境の変化や日頃の無理が祟ってと説明されたが、《そんなことで・・・》ポコは信じられなかった。

病院のイベントでやっていた『ストレス診断』をなんとなく受けてみると、メーターが振りっ切った・・・
結果、カウンセリングに通うことにもなった。

 

ストレスで倒れたその年の冬―――

母と精神的距離を置くべく1通のメールを送った。
「お金のことばかり言うのはやめてください。 しばらく連絡も控えます。」
しばらくは鬼電があったがシカトしていたら数週間で収まった。

 

月日は流れ、ある日―――

ポコを可愛がってくれた“ばばちゃん”(父方の祖母)が、肺癌の末期でもうすぐ亡くなるかもと電話をしていた。

妹のモモにも伝えようと会いに行くが、「やだ。 なんでモモまで? 可愛がられてたのお姉ちゃんだけでしょ?」と断られ、可愛かったモモは変わっていた・・・

そして「お姉ちゃんのことも恨んでるから」と言われてしまう。

ポコが出て行ってから、母は相変わらずよくキレ、父とポコの悪口を言い、聞き役が完全にモモにシフトしていた。
ポコが出て行ってしまったせいで、モモへの執着がより強くなってしまっていたのだ。

久しぶりに会った母はポコを『あっち側の人間』(父方)と言い、『他人』だと言わんばかりで、話しにならない母からまたポコは逃げた。

 

その後―――・・・

妹がばばちゃんに会いに来ることもなく、ポコが実家に帰ることもなく
そんな風にして、ポコの中の家族は終わった。

 

時は経ち、25歳の秋―――

交際中の彼氏の結婚を前に、ポコは人生の岐路に立たされていた。
『両親の顔合わせ』が問題だった・・・

 

あれから3年半・・・

モモから連絡があり「わたし今度就職で家出ることにした。 お母さんやっぱりおかしいよ!」
わたしたちはきっと同じ辛さを抱えて生きている。

それから時々連絡を取る仲になり、結婚を報告すると「正直モモは結婚する人の気が知れない。 モモは一生幸せになんてなれない気がする。」と言いながらお祝いの言葉をくれた。

 

結婚の段取りが進んでいくある日―――

モモからの電話に出ると「〇〇警察署の者です~」と、モモが亡くなったことを告げられる・・・

自ら命を絶った・・・
遺書には『自分の存在を肯定できない』『人と上手く関われない』『どうしても生き辛い』など記されていて、ポコにも身に覚えのある苦しさだった。

母は全く理解できずに泣いているばかりだった・・・

 

―――結局、遺書の内容が抽象的であったこと、妹の部屋に残された異常な残業時間の明細書から過労で精神を病んだことが自ら命を絶った原因と判断された。

娘を亡くしてすら変わらない母と、妹を亡くす程のことがあってようやく変われそうなわたし・・・
どっちも愚かだと思う。

愚かでもこれからも生きていけなければならないのだと思う。

 

3年後―――

『まだ』なのか『もう』なのか、あれから3年が経った。
ポコは新居に引っ越し、引っ越し先には幼いモモと2人で撮った写真が飾られていた。

母もしばらくふせっていたが、今では元通りでよく電話がかかってくるが、昔ほど気にせず流せるようになった。

それは、わたしが今、新しい家族の中にいるからだと思う。
ポコに子供ができ、お母さんがポコにとって最優先すべき存在ではなくなったことが大きかった。

自分の家族(しあわせ)の中にいると、ふとわたしとお母さんは本当にこうなるしかなかったのか、わたしは『理想のお母さん』を望み過ぎていたのでは・・・

なんて思ったりする。

懲りないわたしのただの油断なのか、それともこの思いの先にあるのが許しなのかわからないけど・・・
今は自分の家族がいる。

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毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~の感想

やっと自由になれるかと思いきや、逆仕送りや入院・・・
ポコはなぜそこまでできるのか!?
読んでいて『分からない』と思ってしまうが、やはり育ってきた環境が大きいんだと思います。

さらに、ばばちゃんの死、妹の死とそこまで大きな出来事がないと変わらない思考・・・
モモの死を理解できない母・・・
やはり人はなかなか変われず、思えばポコもお母さんもある意味の心の病気だったのだと思います。

最後は完璧な『脱毒親』ではないものの、『自分を想ってくれる家族』『自分の子供』の存在はなによりも大きいのだなと感じさせられました。

同じ環境ではなかったとしても、色々と考えらされる非常に良い作品だと感じました。

まとめ

以上、毒家脱出日記 ~親が苦手じゃダメですか?~のネタバレを紹介しました。

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