【漫画】アルテ【第49話】のネタバレ・感想!アルテに危機が迫る!

漫画「アルテ」は大久保圭先生の作品です。

前回のアルテ【第48話】では、偶然にもイレーネと2人で話す機会を得たアルテは、自信がイレーネについて何も知らなかったと気付きます。

そして、「仕事相手を知る」ことで今まで良い肖像画が描けていた事実に思い当たり、肖像画向上の糸口を掴んだのでした。

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アルテ【第49話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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アルテのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

アルテ【第49話】のあらすじ

イレーネのお屋敷を前にして深呼吸をし、もう一度気持ちを奮い立たせるアルテ。

アルテ「よしっ」

 

イレーネの肖像画を描きながら、イレーネのことをもっとよく知るために会話をしようとします。

アルテ(うーん・・・ 今まで積極的に話しかけてこなかったから 今更何を話せば良いのやら・・・ うーん・・・)

アルテ(とにかく話しかけないと始まらない!)「あ あのっ」

アルテに話しかけられたイレーネは少し驚き、読んでいた本から目を離します。

アルテ「イレーネ様はスペインからいらしたんですよね スペインはどんなところですか?」

イレーネ「え?スペイン?」

イレーネ「うーん・・・ そうねぇ・・・」

イレーネ「実は私スペインでは住居から外に出ることがほとんど無かったの」

アルテ「え?」

イレーネ「だから 私もどんな所なのか良くわかっていないのよね」

アルテ「そ・・・そうなんですか」

イレーネ「そうなのよ」

アルテ「・・・」

イレーネ「・・・」

 

思いがけない回答に言葉を詰まらせるアルテ。

少しの沈黙のあと、会話を続けようと試みます。

アルテ「あの・・・ イレーネ様はどうしてフィレンツェにいらしたのですか?」

イレーネ「え? 私がここに来た理由?そうね・・・」

アスセナ「! ・・・」

アスセナは、いつもと違い、イレーネの話を聞き出そうとするアルテに違和感を覚え、警戒していますが、イレーネは気にせず話し続けます。

 

イレーネ「一言で言うと・・・ 旅がしたかったからかしら」

アルテ「へえ・・・旅!いいですね! 旅は楽しめていますか?」

イレーネ「ええ とっても」

アルテ「・・・」

イレーネ「・・・」

またも沈黙。

しかしアルテはめげずに話を続けようとします。

 

アルテ「・・・ あの・・・ イレーネ様は・・・——」

イレーネ「!」

 

アルテの様子がいつもと違うことに気付いたイレーネ。

イレーネ「ちょっと待ってアルテ」

アルテ「え?」

イレーネ「なんだかいつもと調子が違うわね 無理に話しているみたい どうしたの?」

 

違和感を感じ取られたアルテは少し焦った表情をします。

アルテ(正直に絵のためだなんて言ったら失礼・・・ でもごまかしたとしても・・・)

アルテ(この人には通用しないような気がする・・・)

 

少し考えたあと、アルテは話し始めます。

アルテ「・・・あの・・・実は」

 

イレーネ「え? 肖像画のために私のことをもっと知りたい?」

驚いた様子のイレーネ。

アルテ「は・・・ はい 私大事なことを失念したまま仕事を進めていました」

アルテ「良い肖像画を描くには・・・ 相手のことをよく知らないといけない」

アルテ「イレーネ様を満足させられるような肖像画を描くために イレーネ様ともっとお話をしたいんです」

 

アルテの言葉に少し考えこむイレーネ。

イレーネ「うーん・・・そうねえ」

イレーネ「たしかに この間見せてくれた素描はどれも素敵だったけれど 私の心に響くものは無かったものね」

イレーネが笑顔で放つ素直な言葉にアルテは胸を刺されます。

アルテ(改めてはっきり言われると・・・)

 

イレーネ「いいわ」

アルテ「え?」

イレーネ「あなたの意見に賛同するわ」

イレーネ「私も あなたともっとお話をしてみたいもの」

 

アルテをまっすぐ見つめるイレーネ。

アルテはイレーネをよく知り、イレーネの納得する肖像画を描くことができるのでしょうか——?

アルテ【第49話】のネタバレ

イレーネ「さて 好きなことを話していいのよね」

アルテ「はっ はい モチロン!」

イレーネに賛同してもらい、話をできることが嬉しく、笑顔になるアルテ。

 

そしてイレーネは満面の笑みでこう言います。

イレーネ「じゃあ私 恋のお話がしたいわ!」

 

予想外の話題に、アルテは少し圧倒されます。

アルテ「え・・・ こ・・・恋?ですか・・・?」

イレーネ「ええそうよ! 恋や愛のお話は大好き」

イレーネ「あなたには好きな人はいるの?」

アルテ「え!? 私・・・ですか!?」

 

アルテ「ええと・・・ 私に・・・ 好きな人は・・・」

突然の問いに戸惑いながらも、思い浮かぶのはレオの後ろ姿だった。

アルテ「はい います」

イレーネ「!」

アルテ「好きな人はいます」

イレーネ「・・・ 迷わず答えるなんて そのお相手のことが本当に好きなのね」

アルテ「えっ そ・・・ そうでしょうか?」

 

イレーネ「それじゃあ お相手にはもう伝えたの?」

アルテ「え? あの・・・ 伝えるとは・・・何を?」

イレーネ「あら 決まってるじゃない 想い人にあなたの気持ちを伝えるということよ」

イレーネの言葉に目を丸くするアルテ。

アルテ(私の気持ちをレオさんに伝える?)

 

黙ってしまうアルテを不思議そうに見て、イレーネは尋ねます。

イレーネ「? どうしたの?」

アルテ「いえ・・・ あの・・・ 考えたこともないことで」

イレーネ「あら 何故伝えていないの? 人に愛情を伝えるというのは とてもいいことよ」

アルテを見て、にっこりと微笑むイレーネ。

 

アルテ(そんなこと・・・ 考えたこともなかった・・・)

アルテ(私の気持ちを伝えるって・・・ 一体・・・ 何をどう言えばいいのか・・・)

アルテ(それに・・・ レオさんはそれを聞いて・・・ 何て言うのか? どんな顔を・・・?)

 

イレーネ「それで?お相手の方はどんな方なのかしら?」

アルテ「え? え・・・と レオさんは工房の親方で・・・——」

と、話しかけて慌ててやめるアルテ。

 

アルテ「ちょちょ・・・——っ ちょっと待って下さい!」

アルテ「これでは私のことばかり話すことになってしまいます 私はイレーネ様をもっと知りたいのに」

アルテ「この話はやめましょう」

アルテは少し焦った照れたような顔で話題を変えようとします。

 

イレーネ「うーんまあ・・・ それもそうね」

イレーネ「それじゃあこの話はやめましょうか」

アルテ(ほっ)

 

アルテがほっとしたのも束の間、次の話題が見つかりません。

アルテ(・・・わ 話題がない)

 

その時、一冊の本がアルテの目に止まります。

アルテ(エラスムス・・・)

 

アルテ「エラスムスをお読みなんですね 私も先日知人に借りて読みました」

イレーネ「あら そうなの?」

イレーネ「兄がいたく気に入っていて読めと勧められたのだけれど なかなか読み進まないのよね」

アルテ「! お兄様がいらっしゃるのですね」

イレーネ「ええ 兄姉は何人かいるわ 皆 片手で数えられるほどしか会ったことがないけど」

アルテ「家族と離れてお暮らしに? それは辛いですね」

イレーネ「辛くはなかったわ 私はずっとお母様と共にいたから寂しさもなかったし」

イレーネ「でも・・・ お母様と2人の暮らしには愕きや新たな発見・・・ 輝き・・・ 何もなかったわ」

イレーネ「だから ここに来たの 今まで・・・見たことのなかった世界に触れてみたくて」

 

少し寂し気にも見える表情で話すイレーネを見て、アルテは家族のことを尋ねました。

しかし、アスセナに遮られてしまいます。

アスセナ「イレーネ様は次の予定が差し迫っている 無駄話をしていないで早く仕事を済ませていただきたい」

アルテ「わわっ す・・・すみません!」

 

アルテが仕事を終え屋敷を出た後、イレーネはアスセナに何故アルテを追い返したのかを尋ねます。

イレーネ「特に予定なんてないのに 何故彼女を追い返すようなマネを?」

アスセナ「急にあれこれとイレーネ様について話したがるなんて不自然すぎます」

イレーネ「そんなの気にしすぎよ 絵の為だと言っていたじゃないの」

アスセナ「そうですが・・・」

 

アスセナは少し考えた後、数日間アルテの後をつけていたことをイレーネに話します。

アスセナ「ここ数日・・・ あの女画家を尾行してみたのですが・・・」

アスセナ「あの女画家・・・ ここに来る時は上質なドレスを着ていますが 自分の工房で着ているのはツギハギだらけのボロ・・・」

アスセナ「あんなボロをまとった人間が本当に貴族なのか・・・ 疑問です この屋敷に住んでいたという話とて嘘かもしれない」

イレーネ「気にしすぎよ アスセナ」

イレーネ「アルテはこの家のことにとても詳しいし それはきっとこの家に昔住んでいたからよ」

アスセナ「しかしっ」

イレーネ「寝室に戻るわ この話は終わり 次はアルテをあんな風に追い返しちゃダメよアスセナ」

イレーネに戒められたアスセナでしたが、どうしても納得ができず、再度屋敷を出てアルテの元へと向かいます。

 

一方、アルテはドレスから普段着に着替え、イレーネのことを思い返しています。

アルテ『これでは私のことばかり話すことになってしまいます この話はやめましょう』

イレーネ『うーんまあ・・・ それもそうね・・・』

アルテ(思わず話を打ち切ってしまったけれど それで良かったんだろうか?)

アルテ(イレーネ様はまだ話したそうに見えた・・・)

考えつつ、ふとテーブルに目をやると、出し忘れた手紙に気付きます。

 

アルテ「すみませんレオさん! ちょっと出てきます!」

アルテ(カタリーナへの手紙の返事出すの忘れてた~~)

工房を出て走り出すアルテを、アスセナが見つけ、後をつけます。

 

ダーチャ「アルテ!」

アルテ「わあっ ダーチャ!」

ダーチャ「どうしたの? そんなに急いで」

アルテ「ちょっと手紙を出し忘れてて・・・—— 急いで行商さんに渡しに行かないとっ」

ダーチャ「手紙?」

 

アスセナ(何だ? よく聞こえないな)

アスセナがアルテとダーチャの会話を聞き取ろうとしたとき、カタリーナの名前を耳にします。

ダーチャ「ああ あの貴族のカタリーナ様」

 

アスセナ(何だ!? カタリーナ様の何を話している!?)

アスセナ(くそっ よく聞こえない)

カタリーナの名前に反応したアスセナは、もっと聞き取ろうと近づくことを試みますが、人ごみに紛れて上手く近づくことができません。

 

「————で頭を落として」

「血塗れに・・・———・・・」

「・・・——の計画を・・・——」

 

喧噪の中でかすかに聞き取れたアルテとダーチャの会話。

アスセナは怒りのあまり拳に力が入ります。

 

ダーチャ「それじゃあ アルテ またねっ」

アルテ「うんっ」

 

ダーチャと別れ再び走り出したアルテをアスセナが脇道へと抱え込みます。

アルテ「え?」

アルテ(い・・・たた・・・)

アルテ「あっあなたイレーネ様の・・・—— 一体なにを・・・——」

アルテがアスセナに気が付いたとき、アスセナはアルテの首元にナイフを突きたてます。

アスセナ「静かにしろ」

 

アスセナ「やはり 怪しいと思っていたんだ イレーネ様などとしらじらしい」

アスセナ「シルヴィオ卿に何を命じられた お前の狙いは何だ!?」

アスセナ「カタリーナ様のことをどこまで知っている?」

 

アルテ「え・・・か・・・ カタリーナのことって・・・?」

絶体絶命のアルテの手元には、カタリーナへの手紙が握られたままでした。

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アルテ【第49話】の感想

今回のアルテ【第49話】は急展開でしたね!

果たしてアルテはアスセナの誤解を解くことができるのでしょうか?

絶体絶命のアルテ!

次回、50話が楽しみですね!

まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!

まとめ

以上、「アルテ【第49話】」のネタバレを紹介しました。

実際に絵も交えて読むとなお面白い作品なので、是非、下記の記事で紹介している無料で好きな漫画を読む方法からお試しください!

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