漫画「あなたがしてくれなくても」はハルノ晴先生の作品です。
吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。
夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、“セックス”だけが足りていなかった…
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あなたがしてくれなくても【第30話】あらすじ
陽ちゃん「あれ？みち、ベランダに洗濯物干すの？」
ベランダの工事が始まるので不思議に思った陽ちゃんが聞きましたが、みちはまだ自分たちの階は足場が来てないから干しても大丈夫だと言います。
作業員の男性がうろうろしていて下着とか見られてしまうからやめておくようにいう陽ちゃんですが、まさかそんなこと言われると思っていなかったみちは笑いが込み上げてきました。
みち「いや・・・そういうの、きにしてくれるんだなーって」
陽ちゃん「・・・だって、ババアの下着が視界に入ったらかわいそうだろ？」
冗談ぽくいう陽ちゃんにみちはそれはひどいと責めました。
そうやってみちをからかって面白がっている陽ちゃんに洗濯物を押し付けますが、頭を優しくなでられ先に仕事に行くとはぐらかされてしまいました。
そして仕事中、何か言いたそうな華ちゃんに何なのか行って欲しいとお願いします。
華「いえ、何か今日雰囲気違うなーって」
「上手く言えないんですけど、出会った頃の先輩思い出します」
「ホァってしてて・・・トゲがないっていうか、きっと私生活も幸せなんだろうなって思ったんですよね」
そして小声で「新名さんのおかげですかね？」といたずらに続ける華ちゃん。
あなたがしてくれなくても【第30話】ネタバレ
華ちゃんの言葉で、自分がそんな風に見えていたんだということが分かったみち。
あの時はもう陽ちゃんとのときめきはなくなってしまっていたのですが、安心できる家やいつもの日常はときめきがなくても小田屋間幸せなんだと気づくのです。
一方、クリーニング店から出てきた新名さんはみちが誰と海に行ったのか気になっています。
もしかすると旦那と再構築しているのかもしれない、それだから自分の誘いを断っているんだと思った新名さんは。自分のことが必要なくなってしまったんだと不安になります。
（大切な人の幸せを願えないなんて最低だ）
自分を情けないと思いながら家に帰り着くと、部屋と洗濯物はきれいに片付けられており、テーブルの上には帰宅時間とゴハンが冷蔵庫に入っているという楓からのメモがありました。
そのメモを手でくしゃくしゃにしてしまうと、今更なんなんだと苛立ってしまいました。
急に態度を変えた楓に腹が立ってしまうのです。
自分がどうしたいのか、どうしたらいいのか、何を求めていたのか新名さんはわからなくなってしまっています。
夜、みちはお風呂上りに髪の毛を乾かしていると、何を思ったのか軽くリップを塗りリビングへと戻ります。
みち「陽ちゃん？寝ないの？」
今日中にやらなければならないことがあるといい、先に寝てるように陽ちゃんはみちにいいました。
少し寂し気な表情で、みちは頷きます。
ベッドに行きちょっと期待していたのになんもなかったことにがっかりしてしまうみちは、スマホで明日の天気予報を見ていました。
すると明日は雨で強風だと予報になっていたので、カーディガンを持っていこうとクローゼットを確認しています。
そんなとき目に留まったのは、あの新名さんからもらったお土産の箱です。
もしこのまま陽ちゃんとうまくいったらと思うと、新名さんを避け続けるのは辞めて会ってちゃんと話そうと決心をし、そのまま連絡をしました。
そして次の日、雨の中傘をさして何て言ったらいいのか迷いながら新名さんをまっているみち。
「吉野さん」
後ろから声をかけられるとそこには新名さんがいました。
言葉に詰まっているみちをみて、新名さんもなんだか寂しそうな表情をしてます。
ビュウッと強い風が吹くと、みちの傘は飛ばされてしまい新名さんが自分の傘に入れてあげようと近づいてきました。
新名さん「大丈夫ですか？」
とっさのことに顔が赤くなるみち。
新名さん「・・・海、旦那さんと行かれたんですか？」
決心をしてそうだと伝えると、新名さんは旦那さんとうまくいきそうでよかったと笑顔を見せてくれたのです。
その表情と優しさにいたたまれなくなったみちは、陽ちゃんと新名さんの二人を天秤にかけたままの不確かな気持ちのまま会う資格はないと感じたのです。
みち「やっぱり、私と新名さんの関係ってハタから見たら不倫にみえると思うんです」
「やっぱりそれって許されないですし、何よりお互いのパートナーを裏切ってると思うんです。」
勇気を出して話すみちは、結論が出るまで待って欲しなんて言えませんでした。
みち「・・・だから、もう・・・新名さんとは会えません・・・！ごめんなさい」
俯く新名さん、みちは傍にいてくれるだけで言いという新名さんを裏切ってしまったがこれでよかったんだと自分に言い聞かせています。
新名さんは飛ばされたみちの傘を取りに行き、優しく渡しながらわかりましたと納得しました。
新名さん「戻りましょう、ただの同僚に」
そう言うと、じゃあとみちの元から離れていきました。
こうなるとわかっていたはずなのに、あんな約束をするんじゃなかったと二人は後悔しながら別れていきます。
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あなたがしてくれなくても【第30話】感想
せ・・切ない！切ないです！
お互い体の関係を求めていたわけでもなく、頼る必要としている存在であったのに・・・。
まさかこんな形で終わってしまうとは・・。
みちがいっていることもわかります。ですが新名さんは辛かっただろうな・・・。
これで陽ちゃんが変わらなかったら！！激おこですね(笑)
これからただの同僚に戻るのですが、みちは陽ちゃんとの関係を修復するとして・・・新名さんはどうするのでしょう？このままだと、また華ちゃんに狙われてしまうかもしれないですね(笑)
まとめ
以上、「あなたがしてくれなくても」のネタバレを紹介しました。
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