ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第56話】あらすじ
シャルティアナは部屋の準備をしています。
テーブルの上にはクッキーやワインを置き、ゆっくり座れそうなソファーも準備しました。
休日をだらだら過ごしたことが無いという皇太子に、休むことの楽しさを教えてあげようと気合いが入っているのです。
護衛に指示を出し、もう戻っても大丈夫だと伝えると皇太子を見ているシャルティアナの方へと向きました。
皇太子「何か言いたいことでもあるのか?」
シャルティアナ「いいえ?お仕事は終わられましたか?」
何もせずに過ごすには前もって終わらせておかないとと皇太子は話し、しっかりしていることにシャルティアナは呆れます。
悪女の定義【第56話】ネタバレ
準備されたテーブルとソファーを見て、不思議そうにしている皇太子。
休むためにも準備が必要だと説明します。
シャルティアナ「リラックスできる姿勢も重要ですし」
そう言って思いっきりゆったりソファーに座ると、隣の席に座るようにお願いしました。
皇太子「ここは寝室では・・・」
シャルティアナ「私の姿勢に何かご不満か?」
そして休息だから大丈夫だと、微笑みました。
皇太子にも楽な姿勢で座ってはと提案しますが、彼はこれが楽だからと言いながら背筋を伸ばしたままソファーへ座りました。
予想通り皇太子が育った環境はとても厳格なものだったらしく、一国の王子ですからそれは当然のこと。
文武の両方に優れている上に、皇后の産んだ息子であったため、幼いころから皇太子になるために厳しい教育をうけてきたというのです。
さらには毎日授業の連続で、休み時間には次の授業の準備をしなければならなかったと皇太子は教えてくれます。
シャルティアナ「うわ・・・それじゃいつ遊ばれていたんですか?」
すると合間の時間を利用してそれなりに遊んでいたようです。
剣術の練習を言い訳に、カイラードと一緒に遊んだりもしていたようです。
カイラードの母親は病気で早くに亡くなり、皇太子の母が彼を引き取ったため本当の兄弟の様に一緒に育ったんだそうです。
皇太子「今でもそうだが、カイは本当にいい練習相手だった。子供の頃から剣術に優れていたからな」
嬉しそうにカイラードの話をする皇太子を見て、本当に仲が良いんだと再確認しました。
シャルティアナにとってそれはとても羨ましく、前世でも親が分け隔てなく愛情を注いでくれていたらもっと仲良くなれていたのにと思っていたのです。
実はシャルティアナにも兄が一人おり、アルテミルという名前なのですが、特に仲が良いわけでもなさそうなのです。
妹であるシャルティアナが生死の境をさまよっている時にお見舞いにも来ない・生まれ変わっても兄弟運がないみたいだと少し寂しくなりました。
すると皇太子も体制を楽に座り直し、なにか面白い話はないのかと聞いてきます。
彼が楽な姿勢を取ったことで、二人はのんびりとした空間を楽しんでいます。
皇太子「そなたの話しも聞きたい」
シャルティアナ「わ・・・私の話しですか・・・?」
どんな話をすればいいのかわからず戸惑うシャルティアナ。
シャルティアナの記憶の中でなにか話せるようなことはあったかなと、頭の中の記憶を巡らせてみるのですが、適当に言いつくろうのにはきが乗りません。
ましてや他人の話をまるで自分のことのようにも話したくないのです。
ですから、特に思いだせることがない・・・と言葉を濁しました。
皇太子「私は幼いころのそなたを覚えている」
パパはシャルティアナをよく宮廷に連れてきていたそうで、宮の者たちはみんな可愛がっていたのです。
皇太子とシャルティアナは正反対の性格だと感じていたようで、天真爛漫に振る舞えるのがあまり理解できませんでした。
その話を聞きながら、シャルティアナの記憶が蘇り、まるで童話の中の一場面の様に思いだされています。
皇太子「時たま一緒に菓子を食べることもあったな。そなたに菓子を奪われたこともあったし」
シャルティアナ「そうですね・・・」
さらっと返してしまいましたが、そんな事実があったことを聞かされて驚きます。
シャルティアナ「私が殿下のものを奪ったですって?」
慌てて聞いてみると、
「皇太子「覚えてないのか?確かにかなり昔の話だが・・・」
いくらシャルティアナがおてんばだったとはいえ、皇太子相手にそんなことをするはずがないと記憶の中を探してみました。
するとシャルティアナの記憶の中に、その場面が出てきたのです。
よく覚えていないと、その場を濁すシャルティアナ。
すると部屋のドアをノックする音が聞こえ、コーゲンのようでした。
入るように促すと、目の下にクマを作りげっそりとしたコーゲンが、取引帳簿を持って入ってきました。
コーゲン「取引帳簿の復元がおわりました・・・」
二人は驚きますが、彼は徹夜で仕事をしていたからだと説明します。
皇太子「ご苦労だった。これさえあれば関わった者たちを全て捕えることができるだろう」
シャルティアナもお疲れ様と、感謝の気持ちを伝えます。
コーゲンは頭を下げ、身に余るお言葉だと感謝しました。
皇太子に帰って休むといいといわれたコーゲンは、そのままフラフラと部屋を後にしました。
シャルティアナ「本当によかったですね。奴隷商も捕まって関わった貴族たちをとらえる資料も手に入りましたし」
皇太子「そなたのお陰だな。そなたがいなければ、奴隷の事も干ばつの事も解決できなかったであろう」
「そなたに感謝する」
そう心からの気持ちを言われた感じがして、恥ずかしくなったシャルティアナはそのまま皇太子に背を向けてしまいました。
シャルティアナ「お・・・お褒めにあずかり光栄ですわ!」
悪女の定義【第56話】感想
ゆっくりタイム、なんだか二人はさらに良い感じじゃありませんか!?
問題も解決に向かい、この時間のおかげで距離も縮まったように感じます。
シャルティアナも少し皇太子を意識しているように見えますが・・・。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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