漫画「捨てられた皇妃」はiNA先生の作品です。
モニーク侯爵家に神のお告げにより産まれた「アリスティア」
未来の皇后として育てられた彼女だが、ある日異世界から やってきた少女「美優」の出現で皇后ではなく皇妃として 迎えられることに…
そんな中反逆罪に問われ心血を捧げた甲斐もなく儚く散り逝くのだが…
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目次
捨てられた皇妃【第80話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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捨てられた皇妃のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
捨てられた皇妃【第80話】のあらすじ
「今後ともよろしく頼むよ。そなたを信じている」
そう皇太子に耳打ちされてしまったカルセインは、もちろんだと返事はするのですが目は笑っていません。
皇太子はすぐ、今日の主人公は君たちだからと宴の準備が出来ていることを告げて、その場を立ち去ってしまいます。
連れて来られてそのまま放置されてしまったアリスティアは、自分はどうしたらいいのか戸惑ってしまいますが、カルセインが声をかけてくれました。
カルセイン「なんだよお前、来るの遅すぎ！」
謝って、仕事が残ってて手が離せなかったことを伝えますが、この抜け出したせいで懲戒処分になってしまうかもと気持ちが落ちてしまいます。
アリスティアが小さすぎて見えなかったのかと思ったと、いつも通り冗談で対応してくれるカルセイン。
アリスティア「就任おめでとうございます。カルセイン卿！」
誓いの儀式を見ることはできませんでしたが、笑顔でお祝いの言葉を伝えます。
それでも今は、この雰囲気を感じられるだけでもうれしく思い、自分もいつかは正式騎士になってこの場にいたいと願うのです。
お祝いと伝えているアリスティアとカルセインの様子を、離れたところから皇太子は見つめています。
その様子に気づいているアレンディス。
陛下もじっと、二人の様子を見つめています。
捨てられた皇妃【第80話】のネタバレ
「この上なく目障りだ」
ある部屋で、一日も早くモニーク家の娘えお排除しようという話しあいがされています。
「モニーク家は邪魔でしかない」
「皇帝の言いなりの分際で、公爵に歯向かうとはなんたることか」
この公爵とはゼナ公爵のことでしょう。
皇太子も成人し、アリスティアさえいなくなってしまえば新しい女を選ぶに違いないと話し、何かの計画を進めているようなのです。
今は機会をうかがっているそうなのですが、皇帝の邪魔が入りなかなかうまくいかないとのことです。
ですが建国祭が始まれば、皇帝もそれどころではなくなるのでその時期を狙おうと決めています。
「みなさんいいですね。次の皇后は、我々貴族派から輩出するのです」
ある日、アレンディスは叙任式での皇太子の行動を思いだしながら、怒りを抑えるように指を動かしています。
後ろから、前年度の税決算の資料と今年度行事の予算案資料を急ぎでまとめるようにとお願いされました。
量が多いが、天才と呼ばれるアレンディスなら二日あれば終わるだろうと嫌味ったらし言ってきたのです。
ですがアレンディスはそのままバサッと資料をまとめて渡してしまいます。
「い・・・いつの間に・・・？」
前回は3人がかりで一週間かけてまとめたそうで、これを一人でまとめたことにより感心するのを通り越して鳥肌が立つ、などと陰口を言われてしまいます。
ですがアレンディスが考えているのはあの叙任式の事で、あの日を境にアリスティアの噂を耳にすることが無くなりました。
カルセインがどうなろうとかまわないと思ってはいるのですが、あのまま行けばアリスティアの名誉を失い、周囲に誤解を招く行動をとった罪をとわれていたと考えます。
それは「彼ら」の思惑通りで、だからアレンディスも母を頼ってまで一刻も早く噂を消そうと考えて、パーティーを開いたのですが、いざ目の前になると冷静さを保つことが出来ませんでした。
結局、噂を終息へと導いたのはあの皇太子の発言で、まるでラス一族へ信頼を寄せているかのような公の場での発言を思いだし、怒りが込み上げます。
アレンディス（皇太子・・・まさか！今になって僕のレディーを狙い始めたんじゃないだろうな！）
アリスティアはまだ本の整理をしています。
団長がこれには事情があって・・・と言っていたことが気になりますが、叙任式の日に命令に背いた割にはバツが軽くなっていることも変だなと思うのです。
罰は書庫は一人で片付けることでしたが、今日は補佐官業務はやらなくていいと言われたのです。
ですが叙任式に行けたからそれでいいと気にしないことにします。
カルセインは初日から練習場の掃除をさせられている様です。
図書館へ向かっていると、アレンディスを見つけて声を掛けますが、彼は気づかずにそのまま行ってしまいました。
すると後ろからディマルク卿が声をかけてきて、皇太子宮にどんな用があったのかと質問されます。
アリスティアが図書館へ本を返しに来たと伝えると、ここは殿下専用の書斎だと伝えられて驚きます。
ディマルク卿「道に迷われていたのですね？ご案内します」
アリスティア「い・・・いえ！少し間違えただけで迷ってたのではありません！！」
一人で沢山の本を抱えているアリスティアを見て、補佐騎士って大変なんだとディマルク卿は考えていると、ふっとあの叙任式に陛下が言っていたことを思いだしました。
ディマルク卿「あっ！！」
何かを思いだし大きな声を出してしまったことで、アリスティアが驚き心配して声をかけてきました。
ディマルク卿「・・・こ、困ったなぁ・・・私も図書館に用があったんです。うっかり忘れてしまっていました！」
急なことで状況が理解できないアリスティアですが、ディマルク卿は一刻を争うことなのに大変だと焦り始めます。
アリスティア「私が行くついでに用件を済ませてきましょうか？何をすればよろしいのかお話いただけ・・・」
何か自分にできないかと思いそう声をかけたのですが、絶対にな胃があっても自分が行かなければならないと言うディマルク卿。
機密事項だから話すことが出来ないと、すごい勢いでアリスティアへと説明したのです。
ディマルク卿「殿下は今日業務量が多くお疲れですのでお茶もおいれして差し上げないといけません！どなたか代わりに行ってくだされば助かるのですが！！」
そしてアリスティアを見つめてオロオロし始めます。
アリスティア「・・・では私がいきましょう」
そういわれるとディマルク卿は一気に笑顔になり、この本は返しておくからとお茶をアリスティアに渡して行ってしまいました。
図書館に向かいながら侯爵令嬢が叙任式に遅れてきたのは、噂の事で陛下が罰を与えたことだろうと考えているディマルク卿。
今日の皇太子の業務量がいつもより多いのは、バツを受けていたアリスティアを連れだしたからだろうと気づいたのです。
捨てられた皇妃【第80話】のみんなの感想
アレンディスがなんだか怖いですね・・・。
そして貴族派が動き始めました。
アリスティアに何を仕掛けるのかはわかりませんが、今の感じだと皇太子が守ってくれそうですよね。
ディマルク卿がアリスティアへお茶を渡したのは、皇太子とアリスティアを近づけさせるものだとはわかるのですが・・・。これでうまくいくのでしょうか？(笑)
まとめ
以上、「捨てられた皇妃」のネタバレを紹介しました。
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