漫画「双星の陰陽師」は助野嘉昭先生の作品です。
ケガレ堕ちして強大な力を得た土御門有馬は無惡を道連れに自爆します。
その結果、現へのゲートは焼失して移動してきたケガレ達も消滅したのでした。
しかし、残された息子・有主の心境とは・・・!?
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双星の陰陽師【第67話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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タイトル名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
双星の陰陽師【第67話】のあらすじ
前回の結末で無惡を道連れに自爆した土御門有馬・・・まだ完全に命を落としたわけでなく、意識も残ってはいるものの、彼の身体は上半身だけとなり、この世を去るのも時間の問題でした。
そんな彼を見つけ、見つめ続けるろくろと息子の有主に対して語りかけます。
ケガレの声が止んだことで消滅させることに成功したことには気づいていたものの・・・
有馬「スマートさのカケラもないな。情けない父親だろ?」
有主「おかしいことなんて、一つもありません!あなたは立派で偉大で・・・素晴らしい父親です!!」
涙ながらに誉めたたえられて困惑する有馬ですが、そんな親子の会話に、ろくろも入ってきます。
ろくろ「全部、有主のためだろ?」
そして、彼のように人の上に立つ人間が戦いを終わらせることしか考えられないことや、そのために下の人間をコマのように扱うこと自体があくまでも「普通のこと」と諭します。
そして全ては有主を戦いの世界に巻き込まないために、敢えて遠ざけるような態度ばかり取ってきたことも、ここで暴露してしまうのでした!
ろくろ「親が子供のこと考えるのって、それって普通のことじゃね?」
自分はどうなってもいいから、有主には幸せになってもらいたい想い、しかし・・・
有主「僕の幸せには、あなたが必要です!死なないで・・・お父さん!!」
その言葉にうたれて、有馬の方も涙を流し始めます。
そして一緒に涙を流しながら抱きしめ合い、彼らはこの瞬間にやっと親子としてわかり合うことができたのでした。
お互いの抱擁が済んでからは、ろくろの右腕にかけていた封印を解くことを言い出しますが、実はその封印には有馬にしか知らない重大な秘密か隠されていたのでした!
双星の陰陽師【第67話】のネタバレ
ろくろの右腕にかけられていた封印を解放する直前で、重大な秘密が明かされます。
今までかけていた封印はケガレの力を発動できないためにするものでなく・・・本当はろくろ自身の呪力を少しずつ吸収して蓄えておくためのものであったのでした!
そう、全てはこの日のためにかけられていたものだったのです。
そして陰陽師とケガレの戦いには、あらかじめ台本があるかのように同じ大きな流れを何度も繰り返されてきており、有馬自身もまた、この戦いで自分が命を落とすことも既に分かっていたのでした。
壊滅的な打撃を防いで、次なる特異点へと進むことこそが有馬や天馬たちの至上命題とされているにも関わらず、その物語を根底から怖そうとする者が現れたのです。
その者こそが、石鏡悠斗であり、その名を聞かされたろくろの中にも戰慄が走ります!
過去に双星の女性が生まれてきたこともなければ、ケガレ側に堕ちて特異点に干渉したことなどもなく、有馬たちにとってもイレギュラーなことだったのです!
この事態をどう受け止めるか聞きますが・・・
ろくろ「めっちゃワクワクする!」
有馬「実に君らしい答えだ」
そして封印が解放されるのですが・・・
ろくろ「す、すげ!何これ!?呪力が溢れてくる!!」
解放された途端、右腕から溢れんばかりの呪力に驚くろくろですが、有馬からはさらに「最期の術式」と称された白夜を渡されます。
有馬「さあ、急ぎ深度2013に戻りたまえ!君の戦うべき敵は敵はそこで待っている!」
ろくろを導いた後、視線は再び有主へと向けられます。
有馬「お別れだ・・・」
自分の後悔ばかりの人生を悔やみながらも、最期には、そばに息子がいてくれる喜びをかみしめます。
有馬「僕は幸せだ・・・愛する息子に最期を看取ってもらえる。僕は今、人生で一番幸せだ」
そして最期に向けられた言葉が・・・
有馬「大好きだよ」
その言葉を最期に、姿が消えた有馬は今度こそ、本当の最期を迎えたのでした。
有主「僕も大好きです・・・お父さん」
しかし父との別れを済ませた直後は、涙を拭いて父親と同じようにろくろを導きます!
有主「深度2013へ行ってくれ!お父さんの意志を・・・!!」
ろくろ「応!!」
二人の力と想いを受け継いだろくろは、すぐに目的地へと向かいます!
途中て大勢のケガレに阻まれるものの・・・
ろくろ「大事な再戦があるんだ!邪魔すんな!ザコはすっこんでろーー!!」
解き放たれた力でケガレ達を圧倒しながら進んでいくろくろ、そして・・・
ろくろ「さあ、決着をつけようじゃねぇか!!」
ついに石鏡悠斗との対面を果たし、二人の再戦が始まろうとしていたのでした!
双星の陰陽師【第67話】の感想
ケガレと自爆の代償に帰らぬ人となった有馬の息子に対する本当の気持ちが伝わった場面や、やっと分かり合えた親子が死別という形で離れ離れにされてしまう展開は、本当に涙なしでは読めないですよね。
しかし感動から一転、封印を解かれて二人の力と想いを受け継いだろくろによって熱い展開に変わっていき、本当に密度が高い回でしたね!!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「双星の陰陽師【第67話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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