前回、SNSのフォロワーを買ったことで、専属モデルの座を勝ち取った由紀。
周りにチヤホヤされて、ご満悦のようです。
果たして、彼女はどこまで人気者になれるのでしょうか。
SNSの恐怖に目をそらしながら…
それでは、続きをどうぞ。
\まんが王国で配信中!/
SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~【第2巻】のあらすじ
もっと目立つために、自分のイメージを落とすような女を蹴落としたり、スタッフを味方につけようとしたり、色々と小細工を弄する。
策の中には、お金を払って家族のエキストラを雇い、SNS映えを狙った写真を投稿するという、常軌を逸したものも含まれていた。
偶然有名映画監督に出会った由紀は、禁断の方法にまで手を伸ばしてしまう…
SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~【第2巻】のネタバレ
女の子「あのっ下村由紀さん!」
由紀を呼び止めたのは、ミスコン3位の女の子だった。
女の子「おっお近づきのシルシにと思って作りました! クッキーです」
彼女は由紀のファンらしく、お友達になりたいと手作りのクッキーを差し出してきた。
由紀「あのさぁ…ナメないでくれる?」
由紀にとっては、自分より下の人間は足手まといにしかならないので、冷たく突き放す。
由紀「鏡見たことあんの?そんなブスでよく私に話しかけてこれたよねぇ?」
由紀「私のイメージ作りの妨げになるじゃない」
クッキーを踏みつぶし去っていく由紀。
専属モデルである自分に酔ってしまっているようだ。
由紀「利用できる奴はとことん利用していずれトップモデルになってやる!!」
フォロワー数を買った後は、どんどん順調にフォロワー数を増やしていく。
連鎖反応で一般ユーザーがフォローしてくれたおかげだったが、由紀は虫が光に集まるようだと笑った。
相手にとって全く敬意を示さず、傲慢地来な態度を崩そうとしなかった。
そして、SNSでライバル視している人間の悪口を書き込むこともやめなかった。
ある日、自分の雑誌のトップモデルが家族を写真にのせているのをみて、下に見るが自分も試みる。
由紀の親は仕送りしてくれたり、フォロワー数を買ったお金を出してくれたりと、大変できた方なのだが、SNSに映えない親が、由紀は大嫌いだった。
由紀が思いついた手段は、お金を出して家族をレンタルするという方法だった。
SNSに有名フランス料理を家族と食べに来たという内容の写真を投稿する由紀。
由紀「払うもん払ったんだからとっとと帰ってよね」
写真を撮ったら給料を渡し、さっさと業者を帰そうとする由紀は、彼らから見ても歪んだ人であった。
由紀「好感度爆上げでCMオファーとかくるといいなぁ」
一枚の写真のために9万円もの大金を使った彼女は、それでも必要経費と割り切って満足していた。
その時、運よく由紀はこのレストランで、有名映画監督の関に遭遇する。
権力やコネが使えると考え、色仕掛けを敢行する由紀。
胸を寄せ、ぶりっ子をして、何とか会う約束を取り付ける。
由紀「絶対連絡します!じゃあ監督また今度!約束ですよっ!」
そういって関から離れた由紀は、邪悪な笑みを湛えていた。
もっともっと注目される自分を想像して、快感を覚える由紀。
全ては順調に進んでいる様だった。
由紀「監督に誘ってもらえるなんて夢みたい…」
そんなぶりっ子を言いながら、何とか席に取り入ろうとする由紀。
由紀「監督の作品の大ファンなんですもん♥」
そういいながら色仕掛けをし、関をその気にさせた。
ホテルに行く流れになり、少し迷うがチャンスを失うと思った由紀は、思い切って体を許してしまう。
事後。
由紀(ここまでしたんだし、何かしらの役くらいもらえるよね)
そう思っていた由紀だったが、そのまま帰ろうする関に驚いてしまう。
由紀「もっと…お仕事のご相談とか…したいなぁ…」
関「来週今取ってる映画のオーディションがあるから来れば?」
そんな取りつく島のないような発言につい声を荒げてしまう由紀。
由紀「はぁ!?オーディション!?使ってくれるんじゃないの!?」
関は、意外とがめついなと言いながら由紀に端役を上げることを約束する。
由紀「やった!!頑張ってよかった!もう女優になったも同然よ!!」
由紀は大喜びする。
彼女は失っているものに、まだ気が付かない…
\まんが王国で配信中!/
SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~【第2巻】の感想
いかがだったでしょうか。
自己顕示欲だけでここまで心無しに行動できるのは、むしろ才能だと思うのです。
全く必要のない才能ですけどね。
今回、彼女は色々なものを失ったと思います。
信用も、清純さも、友情も、全て。
目先のことにとらわれて、その場その場で生きている彼女は、これから前に進むこともできなくなるのでしょうね。
女って怖い(笑)
ここまでご覧くださってありがとうございました。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
コメントを残す