漫画「生者の行進」第3巻(19〜21話)ネタバレ・感想!

「生者の行進」を読みました。

3巻18話ではまどかの兄・浩二の友人瞬が殺人事件の犯人だということが判明しました。

それだけではなくまどかを殺して浩二の反応をみるための予行練習で殺しをしていたという最悪の理由です。

そんな瞬にとらわれたまどかの運命は…?

気になる続き3巻19~21話までまとめ・ネタバレ紹介します!

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「生者の行進」第3巻(19話〜21話)あらすじ・ネタバレ

第3巻は8話分と読み切り作品が収録されていますので、今回は19話から21話までをまとめてご紹介します。

【第19話】トモキ

手足を縛られ口に猿轡をかまされたまどかは車に乗せられ運ばれていました。

瞬の幼い頃に両親に連れて行ってもらった思い出の場所。

そこで最期に素敵な夜を過ごそうと言われます。

 

しかしまどかは最後まであきらめません。

ポケットからカミソリを取り出し、瞬には見えないように足の紐を切りました。

そうして、油断した瞬間を狙い瞬に向かって体当たりします。

運転中の瞬はハンドルをとられ、車はガードレールを飛び越え崖に落ちていきました。

 

その頃、泪は頭を押さえながら必死にまどかを探していました。

公園を出てすぐの道で泪は不思議な感覚に襲われます。初めて通る道なのに既視感があるのです。

そこで、はっと思い出します。

 

それは夢の中でいつもトモキを追いかける道だったのです。

そう、トモキは『まぁちゃんを助けて』と泪に教えてくれていたのです。

そうして歩いていくと、いつもトモキが泪を崖から落とす場所…まさにその場所のガードレールが壊れていました。

 

泪が公園を出た後、東雲と笹塚、省吾が公園に到着しました。

しかし、そこには誰の姿も見えません。

血の付いたパイプとナイフ…争った後があることからもそう遠くには行ってないかもしれないと捜査範囲を広げようとします。

しかし省吾は腑に落ちません。

 

まどかの携帯に送られてきた写真はもっと木がうっそうとした場所だったからだ。

むしろ森という方が合っているような…。

そう考えながらふと見ると、東雲が東雲に憑いている姉の霊とコンタクトをとっている姿を目にします。

問いただすと東雲が姉の霊が見えるようになったのは泪と出会った後ということが判明します。

そこで、省吾は確信します。泪の能力を。それは――。

【第20話】行進

崖から車ごと落ちた瞬とまどかは傷だらけです。

瞬はまどかを引きずりながら歩いて進みます。

浩二の目の前で殺すまで死ぬなと言いながら――。

 

一方、東雲と省吾は警察署へ戻ってきていました。

被害者のリストを前に考え込む省吾。東雲は泪へ何度も連絡しますが連絡が取れません。

部屋を出たところで東雲は笹塚から瞬とまどかの携帯の位置情報が山中で同時に消えてしまったという情報をききます。

 

そしてちょうどそのエリアで車が崖に転落しているという情報も入ったと。

取りあえず合流しようという東雲に、笹塚は省吾に被害者リストを見せてしまったことにやりすぎだと意見します。

事件が世間に明らかになった時、未成年を巻き込むようなことをしていては論点がずれてそのことを責められてしまうかもしれない。

そんなことで東雲の今までの頑張りが無になってしまったら悔しいという笹塚に、東雲は心労をかけてしまっていることを謝るものの、自分の決意を口にします。

今回の連続殺人の犯人を捕まえられたら警察を辞めていいと思っていることを。

 

小栗美弥は暗闇で膝を抱えて座り込んでいました。

苦しくて冷たい…誰かに助けて欲しい。

そんなところに、どこからともなく声が聞こえてきました。

こんなに苦しめたのは誰だ?お前の命を奪った犯人への憎しみ、残された両親の苦しみから目を逸らすな、と。

 

その言葉に小栗美弥は思い出します。

こんな悔しい思いをさせたのはアイツが悪い…アイツが憎い…!そこにまた声が聞こえてきました。

 

“俺が導いてやる。お前たちを殺した奴の顔を…もう一度確かめて来い”

 

省吾は力尽きて床に倒れこみました。被害者の霊に語りかけたのは省吾だったのです。

後はお前の出番だ、とどこにいるかもわかっていない泪にあてて語りかけました。

 

泪はというと、崖から転落した車を見つけます。

車内にはもう誰もおらず、まどかたちの後を追おうにもどこへ向かったかもわかりません。

 

その時目の前にポウッと光がとおりすぎました。

それは次第に人の形になっていきます。

それも何体も。

まるで死者の行進のようでした。

【第21話】導かれた先に

月明りの下で、死者の行進は道標のように輝いていました。

行進の中に小栗美弥を見つけ、殺された女性たちの霊ということに気づく泪。

きっと省吾がなにかしたに違いない、こんなことが出来るのはそれしか思いつかないと、泪はそのまま行進についていくことに。

 

瞬は、まどかを抱えて浩二のもとにようやく到着しました。

その姿を目にした浩二はまどかに何をしたのかと問い詰めます。

しかし何かをするのはこれからだと、浩二の目の前にまだ意識を失ったままのまどかを座らせます。

 

そうして瞬は浩二に向かって言います。

この神秘的な月明りの下お前たちは死ぬ、まずは妹からだ。

その言葉に浩二はまどかだけは助けてくれと必死に懇願します。

そこにパトカーのサイレンが聞こえてきました。

 

車が転落した現場へ警察が到着したのです。瞬は早くかたをつけるべくまどかの洋服に手をかけますが――。

洋服に手をかけ、下着にも手をかけ…裸にされようとした瞬間、瞬に泪が体当たりしてきました。

まどかが裸にされている姿をみて、泪は涙を流しながら殺してやると瞬の首を思いきり締め上げます。

しかし、瞬もやすやすと殺されるわけもなく、手元にあった石を掴み、それで殴り泪から距離をとり、お互いににらみ合います――。

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「生者の行進」第3巻(19話〜21話)感想

あやうくまどかが犯されてしまいそうになって驚きましたが、危機一髪泪が助けに入ってくれて安心しました。

まどかを殺す練習台というどうしようもない理由で殺された女性たちも姿を現しているので、瞬にどんな報復をしてくれるのか楽しみですね!

関係ない人を不幸にした報いを十分に受けてくれることを願います!

完結まであと2話続きが気になります!

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