「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第28話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
第二妃にサハラの存在を話したスウ。サハラは”第14皇子”と。
一方、第二妃は占星術師に「龍を持っている」といわれていた。
サハラを見つけたスウは、彼を叱った。その時レンがやってきた。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第28話】のあらすじ
「神宮について調べてみたいのだけれど、難しいかしら?」
手を洗いながら、第二妃は従者に聞いた。
「妃様、神宮は…皇帝陛下でさえ、むやみに手を出せない宮廷内の唯一の聖域です。加えて、未だに皇太子の息がかかった場所で、下手をしたら皇太子側に、口実を与える事になりかねません」
「でも龍がどうとか言う占いもだし、第14皇子の事も…神宮の宮王の膝元で育った皇太子も最近いやに静かだし…。考えてみたら、全て神宮と繋がってるじゃない」
「…位の低い第14皇子が皇帝陛下のお許しもなく、神宮で療養されているというお話も疑わしいですが…。スウが神宮で働いているなら、スウに報告を命じられるのが…」
従者の意見に第二妃は微妙な返事をする。
「そうねぇ…以前ならともかく、今のスウも信頼できるとは言えないわ。雰囲気が少し変わってた。もともとあんなに柔らかい感じじゃなかったのに。
まあ今ならお金もある程度集まったでしょうし、ラハンから出る機会ばかり伺ってるのかもね。自分の身が危なくなるような事はやりたがらないわよ。最後の仕事を頼んだ時も、そんな感じだったんでしょ?」
第二妃はマヤに確認する。
「妃様。人を最も簡単に動かす感情は二つございます。そのうちの一つはもちろん愛であり、残りの一つは愛を失った者の復讐心です」
第二妃は笑っていた。
「狩猟祭の時、皇太子を近くで補佐するようにさせれば良さそうね」
「仰せの通りに」
「それと使えそうな神官をこっそり物色してちょうだい。慎重にね」
「妃様。まさか…」
マヤは少し戸惑いの表情をする。
「私も一度上げてみようと思って、雨乞いの祭りをね」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第28話】のネタバレ
サハラがスウの口にキスをして気をもらってる。
その姿は子供ではなく、大人の男性の姿だ。
「ちぇ…。…まだ全然足りないのに…もう限界だ」
サハラは眠っているスウの口をなぞりながら、独り言をこぼした。
スウは夢を見ていた。
「もう限界だ。これ以上やったら頭がおかしくなりそうだ。夜も眠れない、目を閉じたらずっと人々の歓声がきこえてくる気がする」
「…ちょっと疲れてるみたいだな。何日か休ませてもらえるように頼んでみるよ。すぐには無理かも知れないけど…」
ダンの話にスウは戸惑いながら、案をだした。
しかしダンはスウを見ることなく言った。
「いや、これ以上は誰とも戦いたくないんだ。はじめは…スウの言うようにほとんどが異国の野蛮族で…犯罪者だから罪悪感を抱く必要はないと思ったけど…。人が殴られたり、死ぬのを見て楽しむのは罪じゃないのか?
闘技場に野蛮でない人間が果たしているのか?時に言葉は通じなくても伝わるんだ。その恐怖が…。相手が戦闘訓練も受けていない普通の人間だと感じた時は…」
「ダン!!」
辛そうに話すダンの話をスウは止めた。
「他人を気遣ってる場合かよ。自分の立場を考えろ!
誰でも闘士になれるわけじゃないんだ。お前のかわりを狙ってる奴隷たちが、どれほど多いか分かってるのか⁉
俺がお前を闘士にするためにどれだけ…」
「誰も頼んでないだろ!!結局はスウが俺を利用したんじゃないか!!」
詰め寄るスウにダンは大きな声を出す。
「あ…」
ダンがスウを見ると、彼はボロボロと涙を流していた。
「そんなに嫌ならやめちまえ!!お前の代わりに俺が出る!!」
「…ごめん。言い過ぎた」
「俺だってむしろ、闘技場で犬のように殴られた方がどれほど気持ちが楽か!!」
「分かったから。スウ…ごめん。俺が悪かったから…。ごめん…」
ダンはスウを抱きしめて謝る。
(俺…欲求不満なのかな…。どうして最近、昔の夢ばかりみるんだろう…。
昔の夢というよりはダンの夢だけど…。
あ、見慣れない寝衣…窓がなく、時間を知る事ができない部屋…居室を変えた)
目が覚めたスウは、自分の着ていた服と部屋を見る。
そしてダンの夢ばかり見る理由と居室を変えた理由を考えた。
(寝場所が頻繁に変わるせいかもな。口の中がヒリヒリする)
スウはヒリヒリする口を触る。
(前夜祭から戻って来た日の夜。屏風の裏から死体が二つ出てきたせいだ。
干上がった奇妙な死体…)
「スウ。皇子様は私が寝台へお連れしました。今日はスウも疲れているでしょうし、もう休んでください。何を…ああ」
スウは死体を見ていた。
(毎日しょくじを運んでくれる人と同じ服装だけど。
第二妃の警告か?もしくは…)
スウはレンを横目で見る。
「スウが殺したんですか?」
「この状況でよく冗談が言えますね」
レンの言葉にスウは怒りながら答える。
「死体を前にして全く驚いていないので」
「公子様が守るべき皇子様が危険な状況なんですよ」
「皇子の居室に死体の一つ二つは、装飾品のようなものですよ。近頃の宮廷の雰囲気はスウもよく分かっているでしょう。
脅威の正体が明らかになるまでは、居室を移した方が良さそうですね」
レンはそう言って、何事もなかったような顔で笑っていた。
(そうでなくとも大きな鉢が襲って来たとか、なんか胡散臭い事もあったし…
第二妃さまの事もあって、居室を移すのは大賛成だけれど、なぜかますます深く関わってしまっているような…。
祝祭が終わり次第、後宮部に戻らせてもらえるようお願いをしておこう…)
「充員するって何でよりによって、狩猟祭なんだよ~」
「公主部はヒマですからね。今回の狩猟祭は太子部の近衛たちまで、駆り出されるようで侍従が足りないんですって」
「それにしたって狩り子って何だよ。かっこ悪い」
ダンのいる部屋でそんな話をしていた。
「狩猟祭?」
ダンは何の事かと聞く。
「今朝に急な通達があったみたいだ」
「俺たちの仕事は、馬のケツを追いかけながら、貴重な弓矢を拾って獲物を追い立てるってとこさ」
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第25話】のみんなの感想
第二妃がいっていた”雨乞いの祭り”ってなんでしょう?
狩猟祭のことなのでしょうか?
わかりませんが、やっぱり嫌な感じですね。第二妃は。
お取りに使うみたいな言い方に取れますし…。
ダンさんとスウさんの関係は良く分かりませんね。
親友なのか恋人なのか…。
いや、占星術師は腐れ縁と言ってましたが…。
何だか腑に落ちないです。
寝台にあった死体はなんなのでしょう。
サハラ様が吸ったのでしょうか。
でもスウさんのしか吸わなかったんじゃ…。
それともレン様の仲間がやったのでしょうかね。
第二妃にしては、行動が早すぎる気がしますし。
謎は深まりますね。
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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